ソフトバンク主導、USDC利用のTribal Creditが約70億円調達

シリーズBラウンド

米サンフランシスコ発の決済関連企業Tribal Creditは3日、シリーズBラウンドで約70億円を調達したことを発表した。

調達を主導したのはソフトバンクの「Latin America Fund」で、コインベースベンチャーズや既存の投資家BECO Capital、QED Investors及びRising Tideも参加している。

Tribal Creditは主に新興市場の中小企業が金融サービスにアクセスできるように法人向けのカードやB2B決済プラットフォームを提供する企業だ。

Tribal Creditはラテンアメリカを主要市場としており、これまでは特にメキシコ市場にフォーカスしてきた。昨年12月、メキシコを拠点とする大手仮想通貨取引所Bitsoならびにステラ開発財団(SDF)と提携し、メキシコと米国間のクロスボーダー決済サービスを開始した。利用するのはステラ・ブロックチェーン上で発行される米ドルステーブルコインUSDCだ。

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また、新たに調達した資金はラテンアメリカ地域に事業をさらに拡大するために活用するという。Amr Shady CEOはThe Blockの取材で「メキシコでの成功を他のラテンアメリカ地域でも再現していきたい」とコメントした。

なお、ソフトバンクは先週、米国版FTXの460億円規模のシリーズAやFTX Trading Ltd.の460億円規模のシリーズCにも参加していた。

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