米スターバックス、Q3決算会でデジタルコレクション展開方針を示す Web3についても言及

デジタル戦略について説明

大手コーヒーチェーンの米スターバックスは2日、同社の2022年Q3(7月〜9月)決算説明会で、Web3(分散型ウェブ)やデジタルコレクションなどを含む、今後のデジタル戦略に関する発表を行った。仮想通貨メディアDecryptなどが報じた。

今回の発表は、同社のハワード・シュルツCEO(最高経営責任者)が行ったもの。同氏は説明会で、これまでスターバックス社が「既存の業界をリードするデジタルプラットフォームを基に、コーヒーとロイヤリティを中心に、革新的な方法で非常にエキサイティングな新しいデジタル構想に取り組んできた」と説明。

今後は、現在の報酬モデルを基に、顧客を惹きつける新しい手法を導入することで「デジタル・サードプレイス・コミュニティ」アプローチを拡大し、より幅広いリワードセットを提供することができると述べた。

サードプレイスとは、家庭でも職場でもない、帰属感を感じられる居場所を意味しており、同社の企業戦略で頻繁に使用されている。

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シュルツ氏は、デジタル戦略の更なる詳細については、9月13日にシアトルで開催される予定の年次イベント「Investor Day」で公表するとした。

Web3とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。

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NFTの展開を予定

シュルツ氏が決算会で言及したデジタルコレクションは、スターバックス社が2022年後半から展開を予定しているNFT(非代替性トークン)コレクションを指すとみられる。

NFTは、ラテアートとストーリーテリングをベースとすることが公表されており、購入者には限定的な体験や特典を付与する。同時に、デジタルのメンバーシップ、コミュニティも開始される予定だ。

記事執筆時点では基盤となるブロックチェーンは不明だが、「最終的にはマルチチェーン(複数チェーン)またはチェーンにとらわれない」プラットフォームになることが予定されている。

仮想通貨決済などもすでに導入

スターバックス社は、ブロックチェーン領域に数年前から参入していることで知られる企業だ。

2019年には、米国内の一部店舗で、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)などの主要暗号資産(仮想通貨)による決済を導入。

また2020年には、マイクロソフト社と提携して開発したブロックチェーンのトレーサビリティシステムを公開。全米のスターバックス店舗で販売されているコーヒー豆のパッケージに記載されたコードを専用サイトで入力すると、その生産地から焙煎所までの情報を得られる仕組みだ。

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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