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JPモルガン分析、イーサリアムパフォーマンス向上の4つの要因とは

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

4つの要因

JPモルガンのアナリストは水曜日発表のレポートで、イーサリアム(ETH)が最近数週間でビットコイン(BTC)のパフォーマンスを上回る成果を示していると発表した。同社の分析チームは、ETF資金流入と企業財務採用が主な要因と指摘。The Blockなどがレポート内容を報じた。

同行は好調な理由として4つの主要因を指摘した。第1にSECがイーサリアムETFのステーキングを承認する可能性への期待、第2に約10社の上場企業によるETHトレジャリー採用が挙げられる。

第3の要因として、SECがリキッドステーキングトークンを有価証券として扱わない可能性を示唆し機関投資家の懸念が緩和された。そして第4に、現物型仮想通貨ETFの現物償還承認により効率性向上とコスト削減、市場流動性改善が実現することだ。

関連:米SEC、仮想通貨ETF現物設定・償還を承認

関連:米SEC、「リキッドステーキング活動は有価証券に該当せず」

実際の数値では、7月のイーサリアムETFが記録的な54億ドルの資金流入を記録し、同期間のビットコインETFとほぼ同水準に達した。8月にビットコインETFが小幅な資金流出を記録する中、イーサリアムETFは引き続き資金を集めていた。一方、先週からは投資家のリスクオフで8.6億ドル相当の流出が確認された。

また、JPモルガンのアナリストは、企業保有量が循環供給量の2.3%に相当する現状から、イーサリアムがETFと企業財務の両分野でさらなる成長余地があると分析している。

関連:イーサリアムトレジャリー企業が市場に与える影響は? クリプトクアント分析

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