米ロビンフッドやマラソン大幅安 仮想通貨関連株銘柄|9日金融短観
11/9(木)朝の相場動向(前日比)
仮想通貨関連銘柄 一部暴落
- コインベース|88.3ドル(-0.8%)
- マイクロストラテジー|474ドル(+0.2%)
- ロビンフッド・マーケッツ|8.3ドル(-14%)
- マラソン|8.5ドル(-6.8%)
仮想通貨・株の投資アプリ「ロビンフッド・マーケッツ」は悪い決算を受け大幅に下落した。経常収益・月間アクティブユーザー・預かり資産ともに予想を下回っており第4四半期の金利収益ガイダンスは弱気だった。一方、収益の拡大を図るために、仮想通貨サービスをEUに拡大し数週間以内に英国でのブローカー業務を開始する予定だ。
ビットコインマイニング企業マラソンも前日比大幅安に。引け後に発表した第3四半期決算は、ビットコインの価格上昇および4.7倍のBTC採掘量によって売上高が9780万ドルになり前四半期から1270万ドル増加したものの予想を下回った。同四半期では、66%の採掘されたビットコインを売却し3170万ドルの利益を得ている。また、ビットコインの採掘ハッシュレートについては、2023年末には26エクサハッシュに達し、2024年にはハッシュレートを約30%伸ばせると見込んでいるという。
関連:「仮想通貨市場にサンタクロース・ラリーの可能性」Matrixportレポート
仮想通貨相場
関連:ビットコイン直近高値迫る、アルト市場ではSOLとTONが上昇
XRPについては、リップルの「Swell」関連発表まとめは以下の通りだ。 全体市況 米NYダウは8日ぶりに小幅に反落しS&P500は8営業日続伸し小幅高。先週のFOMC金利据え置き継続の発表や雇用統計といった大型イベントを通過し全体的に方向感のない展開が続いた。市場は、パウエル米連邦準備制度理事会議長が日本時間10日(朝4時)に発言する内容に目を向けている。一方、パウエル議長は前日に発言機会があったものの金利見通しや経済については言及しなかった。 次に発表予定の重要経済指標は、14日(火)の10月消費者物価指数(CPI)だ。 関連:FOMC二回連続で政策金利据え置き 仮想通貨関連株・ソラナ続伸|2日金融短観 また、7日にはミネアポリス連銀のカシュカリ総裁やシカゴ連銀のグールズビー総裁は既に利上げは終了しているというハト派姿勢への期待を牽制し2%のインフレ目標率に完全に押し下げることにコミットしている姿勢を再び強調したが市場からの反応は薄かった模様だ。 本日の主な市場材料は以下数点。 中国に関しては、7日午後発表の10月の貿易統計では、輸入は予想外に増加したが、米中対立などを背景に輸出は予想外れで6カ月連続で減少したという。不動産市場の低迷や雇用不安といった課題も続いており景気回復に向けた重荷となっている模様だ。 今週以降の重要経済指標・イベント 関連:ビットコインの先行き予測、Bitfinexが示す11月の市場トレンドと年末の展開
関連:ナナメウエ社、bitFlyerで初IEO予定の暗号資産「YAY」ホワイトペーパー発表へ
関連:FX市場で取引量2位の通貨ペア「ドル円」とは|円安の影響や変動要因を解説
関連:仮想通貨投資家にもオススメの株式投資、日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」
伝統金融
国内仮想通貨・ブロックチェーン関連銘柄
CoinPost 仮想通貨初心者向け特集
イチから学ぶ仮想通貨投資、ビットコインの買い方まで徹底解説
どれを買えばいい?仮想通貨(ビットコイン、アルトコイン)銘柄の選び方
人気銘柄別、日本国内の仮想通貨取引所、おすすめ5選
仮想通貨の仕組み【初心者向け図解】暗号技術と問題点について
暗号資産とは|初心者でも5分でわかる仮想通貨の始め方
Twitter投稿が3億円の価値に|大企業も注目する「NFT」の仕組みと可能性
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します