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FOMC二回連続で政策金利据え置き  仮想通貨関連株・ソラナ続伸|2日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

11/2(木)朝の相場動向(前日比)

仮想通貨関連銘柄 続伸

  • コインベース|77ドル(+0.7%)
  • マイクロストラテジー|424ドル(+0.2%)
  • マラソン|8.9ドル(+1.9%)

コインベースは昨日、米国個人投資家向けにビットコインとイーサリアムの先物取引を提供開始した。

マイクロストラテジーは本日の四半期決算発表で、10月31日付けで保有するビットコインは9月報告の158,245 BTCから、158,400に増えたと伝えた。

全体市況

米NYダウとナスダックは続伸。FOMCは本日早朝の金利政策発表で、予想通り2回連続として利上げの見送りを実施した。FOMCの動きを受けて米長短期国債の利回りが低下し価格が上昇した。金利低下に伴いドル売りが強まり、ドル円は昨日の高値151.7円から上昇が一服し150.87円に下落した。

相場を動かした主な材料は以下数点。

  • FOMC金利据え置き パウエル議長ハト派的発言「利上げサイクルの終点に近い」
  • 米財務省の四半期入札 発行額(1120億ドル)が予想(1140億ドル)を下回る
  • 米10月ADP雇用統計 結果が予想を下回る
  • 米10月ISM製造業指数 46.7に低下し全予想を下回る(50が活動の拡大と縮小の境目)

FOMC発表

FOMCは2日早朝、9月の前会合に続き政策金利を「5.25%-5.5%」に維持すると発表した。会合後の声明では、金利見送りの背景について「金融政策の累積的な引き締め(計11回の利上げ)や、経済と物価上昇に与える影響の遅効性、経済や金融の情勢を考慮する」と説明。また、「雇用の伸びは今年の前半より緩やかになってきているが、強靱さを維持しており失業率は低いままだ。インフレは依然として高水準にある」と記述し、最大限の雇用とインフレ2%への抑制との目標を再び掲げた。現在のインフレ率は3.4%ー3.7%とされる。一方、イスラエルとハマスの衝突が中東全域に拡大すれば原油価格が値上がりする可能性があり、インフレが再び加速するリスクもあると指摘した。(ブルームバーグNHK参照)

会合後、パウエル議長はインフレ抑制について「インフレ率が下がるには時間がかかる」とし「国民が、インフレが下がると信じていることが、この戦いに勝つために極めて重要だ」と語った。なお、FRBは景気後退を予想していないものの、今後数カ月の間景気が軟化し、インフレ率がさらに低下するとの見通しを示した。(MarketWatch参照))

次のFOMC会合は12月13日の予定だ。

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仮想通貨相場

  • ビットコイン:34,547ドル +0.1%
  • イーサリアム:1,833ドル +1.3%
  • ソラナ:42.1ドル +16.4%

仮想通貨相場ではビットコインは今年の高値を更新し35,582ドル。また、ソラナ(SOL)がアルトコイン上昇をリードし前日比16.4%高。主な「Breakpoint 2023」などの関連材料は以下の通りだ。

  • ソラナ基盤のオラクルPyth Networkが独自トークンのエアドロップを発表
  • ソラナTVLが年初来高値を更新 4億ドル

出典:バイナンス

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国内仮想通貨・ブロックチェーン関連銘柄

  • マネックスグループ|670円(+1.9%)
  • クシム|390円(-8%)
  • ドリコム|660円(+1.7%)

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伝統金融

  • NYダウ:33,274 +0.6%
  • ナスダック:13,061 +1.6%
  • 日経平均:31,601 +2.4%
  • 上海総合指数:3,023 +0.1%
  • 米ドル/円:150.8 -0.4%
  • 原油先物WTI:80.9ドル -0.1%
  • 金先物:1,987ドル -0.3%

主要IT・ハイテク銘柄 反発

  • PayPal:51.6ドル -0.2%
  • エヌビディア:423ドル +3.7%
  • AMD:108ドル +9.7%
  • アップル:174ドル +1.8%
  • アルファベット:126ドル +1.9%

PayPalは本日四半期決算を発表。売上高・一株あたり利益ともに市場予想を上回る結果となったという。

また、PayPalの英国事業については昨日、FCAに登録し仮想通貨関連サービスを再び提供できるようになった。一方、厳しい制限が設けられており、新規ユーザー登録の禁止や、既存ユーザーによる購入禁止といった条件がある。

主要な決算スケジュールは以下通り(米時間)。

  • アップル:11/02 16:00
  • エヌビディア:11/21 16:00

今週以降の重要経済指標・イベント

  • 11/03(金)21:30 米10月失業率
  • 11/06(月)8:50 日銀・金融政策決定会合議事要旨
  • 11/10(金)4:00 パウエル米連邦準備理事会議長が発言
  • 11/14(火)22:30 10月消費者物価指数(CPI)

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