WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

HSBC銀がリップル傘下Metacoと協業、トークン化したRWAのカストディをローンチへ 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

RWAの需要の高まり

金融大手HSBCは8日、デジタル資産の新しいカストディサービスをローンチする計画を発表した。

サービスの対象となるのは、トークン化した有価証券に投資する機関の顧客。米リップル社が買収したMetaco(メタコ)と協業し、2024年の提供開始を目指す。

関連リップル社、仮想通貨カストディ企業Metacoを買収

HSBCは、デジタル資産を発行する銀行プラットフォーム「HSBC Orion」を開発しており、最近、実物のゴールド(金)のトークン化を開始したという。現在開発中のカストディサービスはこれらのサービスを補完するものであり、機関の顧客にはデジタル資産のサービスとしてセットで提供していくことになる。

さらに、同社の技術にMetacoのデジタル資産プラットフォーム「Harmonize」を組み合わせ、運営のセキュリティや管理を強化していくと説明した。

HSBCで有価証券サービスなどを担当する幹部は以下のようにコメントしている。

市場が発展を続ける中、アセットマネジャーや資産所有者の間で、デジタル資産のカストディや資金管理の需要が高まっている。

我々は重要なパートナーシップを通して、安全で拡張性の高い次世代のカストディサービスを提供していく。

また、MetacoのCEOは「The Block」に対し、以下のようにコメントした。

金融資産や現実資産(RWA)のトークン化は需要が高まっている。

トークン化にはコストを効率化したり、規制下の金融機関に新しい収入源を提供したりできる可能性がある。

関連米OCC長官代理、「RWA資産トークン化への関心高まる」

RWAとは

「Real World Asset(現実資産)」の略。ブロックチェーン上でトークン化されるRWAには不動産、アート作品、トレーディングカード等の実物資産、株や債権等の有価証券などが含まれる。

▶️仮想通貨用語集

関連現実資産トークン化に投資家の関心が集まる理由、リアルワールドアセット(RWA)とは

HSBCについて

HSBCは、設立メンバーである香港上海銀行(The Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited)から名付けられた金融企業。「国際的なニーズに対応する地方銀行」という発想から創設されたが、成長や買収、多様化によって、世界有数の金融グループへと発展した。

同社は日本を含む62の国・地域にあるオフィスからグローバルにサービスを提供。2023年9月末時点における資産は450兆円(3兆ドル)超である。

HSBCについては今月、トークン化された預金を導入し、法人顧客がHSBCの口座間で資金を移動できるようにする実証実験を行ったことが報じられた。

このテストでは、中国の大手決済アプリAliPayの親会社であるアントグループのブロックチェーンプラットフォームを使用。香港金融管理局(HKMA)のフィンテック監督サンドボックスの枠組み内で実施されたものだという。

関連大手銀HSBCが預金トークン化実証実験、アントグループ技術利用

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/30 木曜日
18:57
ANAP、「BITCOIN JAPAN 2026」を11月に開催へ
ANAPホールディングスが2026年11月27〜28日、ベルサール秋葉原で「BITCOIN JAPAN 2026」を開催する。企業向けSUMMITから一般向けFESTIVALまで3部構成で展開し、「WebX」運営実績を持つCoinPost子会社のSBIイベントクリエイトが企画運営を担う。
17:37
ビットコイン短期保有者の実現時価総額が62%減=アナリスト分析
ビットコインの短期保有者(STH)による実現時価総額が、10月の高値から約62%減少したとアナリストが指摘。資本の破壊と安値圏での再取得が背景にあり、過去の弱気相場の水準に接近している実態を解説する。
16:53
台湾モデルとAIエージェント、オードリー・タン氏の視座|WebX2026
WebX2026のファイヤーサイドチャットで、台湾のオードリー・タン氏が「信頼は土壌」という統治哲学からAIエージェント時代の安全設計まで語った内容をレポート。
14:17
セイラー氏、ビットコインのコンセンサスルールは「憲法」 プロトコル変更に警鐘
ストラテジー会長マイケル・セイラー氏が、ビットコインのコンセンサスルールを「憲法」に例え、BIP-110などのプロトコル変更提案を「経済的権利への攻撃」と痛烈に批判した。
13:56
イーサリアムは中立の決済レイヤー、トム・リー氏が展望|WebX2026
ビットマイン取締役会長トム・リー氏がWebX2026でEthereum Institutional共同創設者デイビッド・ウォルシュ氏と対談。企業財務におけるイーサリアム活用、ステーキング、Robinhood Chainの躍進、AIと暗号資産の未来までを語った。
12:27
米国債の利回りが仮想通貨キャリートレードを上回る状況 市場は「無関心」局面=グラスノード
グラスノードが仮想通貨週次レポートを発表。米国債利回りが仮想通貨キャリートレードを上回り新規の買い手は現金を手元に様子見していると分析した。
11:30
日立、暗号資産AML実証で実用性確認 10月新サービス
日立が金融機関・暗号資産事業者など17社と実施したAML実証で実務適用可能性を確認。2026年10月からデジタルアセット取引向けAMLモニタリングサービスの提供を開始する。金融庁支援案件としての取り組みの中身を解説する。
11:02
SEC議長、クラリティー法不成立なら独自ルール策定へ
米SECのアトキンス委員長は27日、仮想通貨の市場構造法案「クラリティ法」が上院で成立しなければ、SEC自ら仮想通貨規則を策定する用意があるとCNBCに述べた。法案の現状と、規制枠組みが政権交代で覆るリスクをどう見ているかを解説する。
09:04
米国44州の司法長官「スポーツ関連予測市場の規制権限はCFTCにない」と主張
米44州の司法長官がCFTCのスポーツ予測市場規制案に対して、本来の規制権限を超えていると反対する意見書を提出。スポーツ業界からはNFLも規則案の不備を指摘している。
07:34
BNY、トークン化ファンド向けの新機能をローンチ
BNYは、トークン化ファンド向けに新しいデジタル・トランスファー・エージェンシー機能をローンチしたと発表。機能の目的やブラックロックなどの利用計画を説明している。
07/29 水曜日
17:11
ロシアFSB、テレグラム創業者ドゥロフ氏を国際手配 テロ支援容疑
ロシア連邦保安庁(FSB)は7月29日、テレグラム創業者パベル・ドゥロフ氏をテロ支援容疑で刑事訴追し、国際指名手配したと発表。破壊工作やサイバー詐欺の準備に利用された投稿を同社が削除しなかった点を問題視している。
16:26
カートの先へ、決済大手3社が語るステーブルコイン決済の未来|WebX2026
WebX2026のBinanceステージで、Mastercard・Binance Japan・Ellipticの3社がステーブルコイン決済の現在地を議論。加盟店決済の変化からAIエージェント時代の決済インフラ、断片化する規制対応までをレポートする。
14:52
JPX-QUICK暗号資産指数、参照取引所に4社決定
QUICKとJPX総研は29日、共同運営する「JPX-QUICK暗号資産指数シリーズ」の刷新を発表。bitFlyer・コインチェック等4社が参照取引所に選定された。指数刷新の狙いと今後を解説する。
14:05
2026年上半期の仮想通貨ハッキング被害約11億ドル、件数は史上最多=Blockaidレポート
オンチェーンセキュリティ企業Blockaidが2026年上半期のハッキング動向を公開した。被害件数は史上最多の212件、被害総額は約11億ドルに上った。北朝鮮系ハッカー集団による攻撃が被害額の55%を占め、AIエージェントを狙う新手法も確認された。
13:35
コインベース、FRBのフィンテック向け「決済口座」新設案に意見書 利息付与など3点の改善要望
米仮想通貨取引所コインベースがFRBの限定的な「決済口座」新設案に意見書を提出。制度自体は支持しつつ、利息付与やオーバーナイト残高上限の柔軟化など3点の改善を求めた。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧