金持ち父さん著者キヨサキ氏「手遅れになる前に金・銀・ビットコイン投資を」
ビットコインなどへ投資を推奨
ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏は26日、金(ゴールド)、銀(シルバー)、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)に、遅れる前に投資するよう改めて呼びかけた。
キヨサキ氏は以前から、この3資産への投資を推奨している。今回改めて投資を呼びかけた背景の1つには、金の価格が米ドル価格で史上最高値に迫ったり、一部では最高値を更新したりするなど、金相場の最近の活況があるとみられる。
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上のX(旧ツイッター)の投稿でキヨサキ氏は、金相場の活況を「素晴らしいニュース」だと表現。一方、「労働者や貯蓄家は敗者である」とし、そのことを「悪いニュース」だとした。そして、以下のように述べている。
25年同じことを言い続けているが、敗者にならないで欲しい。
偽物の金融システムから抜け出して、手遅れになる前に金と銀、ビットコインに投資しよう。
「偽物の金融システム」とは、米ドルなど法定通貨のことを指している。
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過去の発言
キヨサキ氏の過去の主張を見てみると、ビットコインなどの資産を推奨している背景にはインフレもあるようだ。過去には「インフレは、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が言うような一時的なものではなく、今後数年間、継続的に物価が上昇していくことが考えられる」と注意を呼び掛けている。
また、FRBの金融政策に対しては、ビットコインなどの基盤であるブロックチェーン技術が、オルタナティブ(代替策)になるとも指摘していた。
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キヨサキ氏は今年8月にも、この3資産に関するコメントをXに投稿。その際は「何年も言っているが、金と銀は神のお金、ビットコインは人々のドルである」の見解を示した。
また、この時、もし世界経済が崩壊した場合、この3資産の価格が急騰すると予測。ビットコイン価格は100万ドル(約1.4億円)まで上昇する可能性があるという超強気な見方も示していた。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します