ミームコインのトレンド、2024年の注目銘柄から投資リスクまで

ミームコイン市場の全体像

ミームコインは、暗号資産(仮想通貨)の世界で独特の位置を占めています。これらは主にジョークやインターネットのミームからインスピレーションを得て作られ、その魅力はインターネットミームやポップカルチャー、風刺と深く結びついています。これらは通常、基本的な実用性を持たないことが多く、大量に作成されるため単価が安く、1円以下などの低価格で取引される傾向があります。

ミームコイン分野TOP銘柄 出典:CoinGecko

CoinGeckoが提供するデータによると、ミームコインのカテゴリー内の総時価総額は現在587億ドル(約8.9兆円)にも上ります。この市場は、ドージコイン(DOGE)やシバイヌ(SHIB)、Bonk(BONK)、Pepe(PEPE)といった、犬をモチーフにしたりインターネットミームに由来する銘柄で構成されています。

ミームコインの中には、強固なユーザーサポートを背景に価格が大きく上昇したものもあります。しかしながら、こうした価格上昇はプロジェクトの基本的な開発や機関投資家の支援に基づくものではなく、「感情的な決断を下す個人投資家の投機的な買い熱狂」によるものであると指摘されています。このため、リスクも非常に高く、爆発的な利益を期待するユーザーを騙す詐欺の事例も報告されています。

この記事の内容

ミームコイン熱狂の経緯

ミームコインに対する関心は、2023年11月に急激に高まりました。このトレンドの発信源となったのはソラナ・ネットワークでした。

昨年第4四半期にBonkが価格を急騰させたのと同時期に、ソラナ・ネットワークの日次アクティブユーザーアドレスは前四半期比で75%増加し、手数料収入は2021年のピーク時から9倍に増加、アクティブユーザーは9月から3倍に増加するなど、ミームコインがネイティブネットワークと強い関係性を持つことが示されました。

一方で、ミームコインは投資家にとって技術的な知識をそれほど必要とせず、低コストで入手可能であるため、短期間で利益を得るチャンスとみなされています。その大きなボラティリティは、トレーディング収益を目指すのに適しているという見方があります。

BitMEXの共同創業者であるArthur Hayes氏はミームコインについて、「これは人間の感情の純粋な表現であり、テクニカル分析を重視するトレーダーにとっては、その戦略を展開するのに理想的な場所だ」と述べています。「人間の感情は集まり、互いに影響を及ぼし、その結果はローソク足チャートに現れるため、トレーダーにとっては素晴らしい環境を提供する」と指摘しています。

ミームコインブームの市場への影響

ミームコインの熱狂が広がるにつれ、その波は米上場企業で暗号資産(仮想通貨)取引所運営会社Coinbaseが支援するレイヤー2ネットワーク「Base」、アバランチを含む他のブロックチェーンへと広がりました。特にBNBチェーンやアバランチなどのプラットフォームは、このミームコインブームに乗じる形で、数億円規模のインセンティブプログラムを立ち上げています。

これらのプログラムは、ミームコインの取引活動を促進し、それによって新しい資金の流入を引き込むことを目的としています。この戦略の一環で、アバランチ財団はミームコインの大量購入を実施しています。

2024年3月、ミームコインの取引熱狂がBaseネットワークにおいて顕著な影響を与えました。この月にBase上の分散型取引所(DEX)の月間総取引量は78.2億ドルに達し、過去5ヶ月ぶりにチェーン別でトップ5に入る記録を樹立しました。特に3月19日には、1日だけで手数料収入が167万ドルを記録するなど、ミームコイントレーダーや裁定取引業者などの新規ユーザーが大量に流入したことが大きな影響を及ぼしています。

出典:DeFillama

さらに、このミームコインによる熱狂は、市場全体にも大きな影響を与えました。2024年3月の分散型取引所の月間取引量は合計で、記録的な2610億ドル(約49兆円)に到達しました。これは2021年11月の以前の最高記録である2370億ドルを上回るもので、前月の月間取引量が1210億ドルに対して2倍以上の増加となります。

以降では、市場でトップのミームコインや、現在注目を集めている新興のミームコインについても、詳細に分析していきます。

主要なミームコイン

ドージコイン

出典:DOGE coin

ドージコイン(DOGE)は、ネットで話題となった柴犬のミーム「かぼす」をモチーフに、ビットコインのパロディとして、またジョークコインとして2013年12月6日にIBMのエンジニア、ビリー・マーカスとAdobeのエンジニア、ジャクソン・パルマーによって開発されました。

イーロン・マスク氏のお気に入りとしても知られるドージコインは、「民衆のコイン」という理念のもと、テスラ社を含む関連企業での決済手段として実用性を持ち、一部の投資家からは「もはやミームコインではない」と批判されることもあります。

2024年にはX(旧ツイッター)の決済機能にDOGEが採用されることへの期待も高まっていますが、ニューヨーク州やルイジアナ州など一部地域でX社は「仮想通貨事業ライセンス」を取得できておらず、その実現性については低いとされています。それにもかかわらず、Xが送金ライセンスを取得したというニュースに反応し、3月20日から月末にかけてドージコインの価格は44%以上も上昇しました。

出典:Coingecko (以下全チャート同様)

過去1週間に、ドージデイ(Doge Day)への期待と、コインベースでのドージコイン先物商品の発売が相まって、その価値は20%上昇しました。4月20日に祝われるDoge Dayは、特にドージコインの愛好家にとって重要な日であり、例年、ドージコインの価値を高めるための様々な活動が行われます。

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ペペ (PEPE)

出典:PEPE

Pepeは、インターネット上の漫画のキャラクター「カエルのぺぺ(Pepe the frog)」に由来しています。

Pepeは誰からもメールが来ない、人生の道を誤ったなど悲しい状況を表すのに使われることが多いミームとして人気になった後、作者の意図した「平和なカエル野郎」というイメージに反してオルタナ右翼の象徴として用いられたという背景もあります。

2023年には、発行後すぐに4,000倍以上の値上がりを経験、PEPEはイーサリアム上でそのニッチな地位を確立しました。Pepeは認知度の高いミームとの結びつきと、コミュニティ・エンゲージメントへの重点が、その人気を牽引し続けています。

また長期間のステーキング(ロックアップ)参加者に報酬を与える再分配システムを採用し、プロジェクトへのコミットメントを継続できるようインセンティブを提供します。さらにPepeは、定期的にコインの一部が流通量から永久に除去されるバーン(燃焼)の機能を備えています。PEPEの最大供給量は420兆6900億に上りますが、バーンにより、希少性を維持することを狙いとしています。

シバイヌ(SHIB)

シバイヌは、2020年7月にRyoshiと名乗る匿名の人物により創設されたミームコインで、イーサリアムブロックチェーン(ERC-20)上で発行・流通されています。 p>当初、それ自体がミームであったドージコイン(DOGE)へのミームとして始まった冗談半分のプロジェクトでしたが、現在ではバイナンスやコインベースなど海外大手取引所への上場を果たしています。

SHIBの初期のトークン分配では、総発行量の50%をイーサリアム基盤の大手分散型取引所UniSwapにロックアップし、残りの50%はイーサリアム創設者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏のアドレスに勝手に送信しました。

ブテリン氏が総供給量の半分を所有する形となりましたが、ブテリン氏は送られてきたSHIBの90%(約6億ドル)を破棄し、残りの50兆SHIBをインドの慈善団体などいくつかの非営利組織に寄付しました。記録によると、ブテリン氏は21年5月12日、インドの新型コロナウイルス救済基金に10億ドル(約1150億円)分のSHIBトークンを寄付したとされています。

シバイヌは、ミームの地位を超えた追加のユーティリティを提供し、ShibaSwap分散型取引所(DEX)への統合やメタバースプロジェクトの計画などがあります。また、今年3月にはWeb3向けにDNSサービスを提供するD3 Globalより、ドメインネームサービス「SHIB Name Token」も開始されています。

現時点で、SHIBの時価総額は154億ドルに達し、CoinMarketCapでトップ13位にランクされています。

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ソラナ圏のミームコイン

ドッグウィズハット (WIF)

出典:Dogwifhut

Dogwifhat(WIF)は、ピンクのニット帽をかぶった柴犬のアイコンで知られるミームコインです。2023年11月20日の設立以来、2024年3月19日までにその時価総額は29億米ドルに達し、価格は153,196%上昇しました。WIFはミームコイン市場でトップ3に躍り出ており、仮想通貨市場全体では31位にランクしています。

WIFは、他のミームコインがステーキングやトークンの焼却(バーン)などの機能を備えている中で、あえてシンプルさを保っています。エコシステムやユーティリティ機能は提供せず、文字通り単なるトークンとして存在しています。

「Dogwifhat」という綴りは、「with」のスペルミスから来ており、プロジェクトのウェブサイトではこのコインを「文字通り帽子をかぶった犬」と紹介しています。この「WIF」はミームコインのトレンドを形成しており、DogWifCat(DWIFC:ドッグウィフキャット)などの関連ミームコインも話題になっています。

Dogwifhatの成功の背景には、活気あるコミュニティの存在があります。2024年3月には、Dogwifhatのアイコンである帽子をかぶった犬の画像を米ラスベガスにある巨大な球体型複合アリーナ「スフィア」に映し出すキャンペーンが行われ、67万ドル(約1億円)の寄付金を集めました。

また、仮想通貨取引所BitMEXの共同創設者であり元CEOのArthur Hays氏も、WIFコミュニティの一員とされており、WIFに関してX(旧ツイッター)に投稿しています。

10ドルに到達するまで帽子は被ったままだ。一緒に行くかいファミリー!

BONK(BONK)

出典:BONK

BONKはソラナ上で発行された、柴犬をモチーフにしたミームコインです。

2022年11月にFTXの破綻とアラメダ・リサーチの詐欺事件が発覚した後、ソラナ・エコシステムは大きな打撃を受けました。このような困難な時期に、BONKプロジェクトは「アラメダを倒し、SOLを救え」というスローガンを掲げ、2022年12月25日に立ち上げられました。このプロジェクトはソラナブロックチェーンの分散型取引所の流動性復興を目指し、BONKの総供給量の50%をソラナコミュニティにエアドロップしました。

このような経緯から、BONKプロジェクトは、公平な配布(フェアローンチ)を達成したプロジェクトとして認知され、ソラナ対応のスマートフォン「Saga」に3000万Bonk(執筆時点に10万円)が配布されるなど、コミュニティ全体からの強い支持を受けています。なお、「BONK」というネーミングには自己嫌悪と自虐、そして風刺がこめられています。

BONKは過去1年間で3139%という驚異的な急騰により、3月だけで73%も急騰しました。現時点で、BONKの時価総額は14億ドルに達し、CoinMarketCapでトップ76位にランクされています。

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The Book of Meme (BOME)

Book of Meme (BOME)は、匿名のOrdinals・NFTアーティストであるDarkfarms氏によって立ち上げられたプロジェクトです。このプロジェクトの目的は、ミームを永久に保存するギャラリーを構築することであり、Darkfarms氏は特にぺぺミームシリーズを専門とするNFTアーティストとして知られています。

BOMEのプレセールは3月14日未明に開始され、わずか48時間で14億6000万ドルの時価総額を達成しました。この成功はウェブ3コミュニティ全体に大きな衝撃を与え、新たな億万長者を数人生み出したと報じられています。現時点で、$BOMEの時価総額は8.8億ドルに達し、CoinMarketCapでトップ118位にランクされています。

Book of Memeプロジェクトは、更新可能な電子雑誌やミーム作成のための多機能ツールなど、ミームの文化的意義を広めることを目指す分散型ライブラリを作成することを計画しています。このプロジェクトの背後にあるDarkfarmsという主導者がいること、そして明確なプロジェクトコンセプトが存在する点で他と異なります。

POPCAT(POPCAT)

出典:POPCAT

2021年に、猫が口をパクパクするだけのシンプルなゲームがアジアで大流行しました。プレイヤーはタップするたびに「ポップ」と数え、自身の「ポップ」回数をSNSに投稿することで、国や地域別ランキングがリーダーボードに表示されるシステムでした。

このゲームはイギリスの学生によって冗談半分で作られ、香港、台湾、タイで特に人気を博しました。これらの地域の共通点である中央政府からの圧力に抗う「民主化運動」にちなみ、#ミルクティー同盟のハッシュタグを伴って、POPCATのリーダーボードでのランキング上位を通じ「私たちは小さな国・地域だけれども、世界の頂点に躍り出られるんだ」という強いメッセージがSNS上で交わされました。

このような背景がミームコインPOPCATの人気を促進したかどうかは明確ではありませんが、「弱者が強者に立ち向かう」メッセージ性がミームマニア達の共感を得たのか、その口をパクパクする猫をアイコンとして採用したPOPCATは、ローンチから過去7日間でも顕著な上昇率を記録しています。

POPCATは3月始めからは最高で1,500%の上昇を見せており、ソラナのミームコインでは分散型取引所Jupiterをサポートする「Wen(WEN)」と並び、猫系ミームの代表格となりました。現時点で、POPCATの時価総額は2.3億ドル、CoinMarketCapで293位にランクされています。

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BASEのミームコイン

DEGEN

DEGENは、Base上で注目を集めるミームコインで、分散型ソーシャルネットワークFarcaster内のアクティブなチャンネル「degen」から生まれ、2024年1月末にデビューしました。初期供給の70%がコミュニティにエアドロップされたことで話題を呼びました。

出典:Farcaster

FarcasterのDEGENコミュニティは、開発者や暗号活動家、そしてa16zのマーク・アンダーシーンなどの業界の重鎮が参加し、Farcaster上でDEGEN専用のアプリを作成するイベントが開かれ、Farcasterの共同設立者であるDan Romero氏が、「トップハット」のリアクション機能を追加。また、DEGENトークンで支払われるBountycasterなどのイニシアチブがWeb3開発者を引き寄せ、盛り上がりを見せます。

出典:DUNE @pixelhack

特に、2月初旬にはDEGENのトークン保有者数と価格が急上昇し、BASEエコシステム内でのDex取引量で1位を獲得。その価値は過去1ヶ月で2600%も上昇しました。DEGENの成功は、新規ユーザーがBASEに登録するきっかけとなり、ジェシー・ポラックBASEの責任者はDEGENの創設者@jacekに感謝の意を示しました。

出典:DUNE

DEGENコミュニティの活動は広がりを見せ、2月に、490ETHのエンジェル投資ラウンドを成功。このラウンドにはFarcasterの関係者が参加したとされます。直近ではL3(第3層)として独自ネットワークであるDegen Chainが立ち上げられ、コミュニティ内では様々な議論が交わされています。

この自発的な活動の波は、Telegramのグループチャット、FarcasterのDegentlemenチャンネル、Degendaoなど様々な場所で芽生えています。現在、DEGENの時価総額は6億ドルに達し、市場で156位。11万人以上のトークン保有者を誇り、最近の史上最高値は0.055ドルです。

ブロックチェーンがミームコインを支援する動き

現在、ミームコインは、単なる冗談やトレンドを超え、暗号資産エコシステムの多様性と活動性を促進する要素として注目されています。

アバランチ(AVAX)ファウンデーションは昨年12月に、ミームコインを奨励する「Culture Catalyst」プログラムを立ち上げ、3月15日にはアバランチファウンデーションが保有する5種類のミームコインが明らかにされました。選ばれたCoq Inu、Gecko、Kimbo、NoChill、Techの5つです。これらは「暗号コミュニティの多様性、楽しさ、固有性、そして関心事を反映したもの」とされ、その時価総額は約5億4100万ドルに上っています(当時)。

一方、ポルカドット(DOT)コミュニティーの間では、これまで比較的疎かにされていたマーケティングに今年から力を入れていく方針で、ポルカドットのトレジャリーからも資金が投入されることがガバナンスを通して決定しています。その一環として、ポルカドットのコミュニティからもいくつかミームコインが発生しています。

DEDは、ピンク色の不穏な鳥がキャラクターモチーフで、3月半ばにDOT保有者全員に対して、1DOTあたり36DEDがエアドロップされました。PINKは、ポルカドットのイメージカラーであるピンク色のリボンをモチーフとしており、Moonbeam(GLMR)パラチェーンにおいてPINK GAMEとして展開されています。これらのトークンは、パラチェーンのDEXへの流動性提供やステーキングなどの条件に応じてエアドロップされています。

ミームコイン投資のリスク

ミームコイン投資は、その不安定性と根本的な価値の欠如から、高いリスクと投機性を伴います。投資を行う際には、十分な調査とリスクの理解が必要です。

特に、フェアローンチの有無は、投資の安全性を判断する上で重要な要素となります。初期のトークン分配が開発者に偏っている場合、価格を人為的に高騰させてから売り抜けるラグプル(rug pull)のリスクが存在します。

ソラナ上のミームコインであるCatwifhatは、その一例です。2023年12月のローンチからわずか12日で2回のラグプルを経験し、プロジェクト創設者によるトークンの大量売却が報告されました。しかし、この事態に直面しても、コミュニティは団結し、新たな開発チームを結成してプロジェクトを立て直し、時価総額を400万ドル以上に回復させました。

その後、最大の流動性プロバイダーの撤退により価格が急落しましたが、チームはプロジェクトを持続させるための努力を続け、2024年4月3日現在で時価総額約140万ドルを維持しています。

Catwifhatの例は、ミームコイン市場のリスクが如実に示されたものであり、投資家に対してデューデリジェンス(購入前の調査)の重要性を強調しています。これらの市場では、無警戒な投資家から大量の資金が流出する可能性があり、慎重な投資判断が求められます。

CAWとは?

ミームコインは、コミュニティ主導の文化形成を重視しており、その過程でインフルエンサーが関与して、成長が加速する場合があります。しかし、インフルエンサーが関与しているかのように見せかけるプロジェクトもあるため注意が必要です。

特に、「A Hunters Dream」として知られる「CAW」は、近年、一部の投資家の間で話題となっています。「イーロン・マスク氏が関与している」という噂や、「柴犬(SHIB)の成功を支えた同じチームによって作られた」という噂がありますが、これらの主張を裏付ける証拠は見つかっていません。

それでも、CAWには謎に包まれた断片的な情報が多く、それが注目を集める要因となっています。オンチェーンで確認できる情報としては、2022年4月14日にERC20トークンとして発行され、総発行枚数が666,666,666,666,666 CAWであること。

そして、CAWのスマートコントラクトのデプロイヤーが2024年1月に大量のCAWを購入し、その結果価格が高騰したことも注目されています。@yu88510氏の報告によると、CAWマニフェストの暗号を解読した「enkidu」が2024年2月に、CAW builders Telegramで「イーロン・マスクは私の飲み友です」といった意味深な発言をしたことも、投機家に好まれるナラティブの一つとなっています。

マニフェストによれば、CAWは分散型ソーシャルメディアの未来を目指しています。開発者、情報、コミュニケーションの媒体が当初存在しない中、その開発と運用はコミュニティ主導で行われることが強調されています。

一方、Dogecoin財団のUX/UI & Graphic Designerであり、𝕏 CreatorであるDogedesighn氏は、以下のような注意喚起の投稿をしました。

注意してください。X、xAI、Grok、Tesla、SpaceX、または Elon Musk との提携を主張する暗号通貨は詐欺である可能性があります。 警戒してください!

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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