週刊仮想通貨ニュース|サトシ・ナカモトのビットコイン資産推定額やJBAの暗号資産アンケートに高い関心
今週のニュース
この一週間(7/19〜7/25)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。
今週は、ビットコイン(BTC)の創設者サトシ・ナカモトのものとされるビットコインの保有資産、一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)のアンケート結果公表、米トランプ政権の仮想通貨政策報告書公表計画に関するニュースが最も関心を集めた。
今週の注目ニュース
サトシ・ナカモトのビットコイン資産推定20兆円、ビル・ゲイツ氏を上回る(7/18)
サトシ・ナカモトのものとされるビットコインの保有資産が、マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏などを上回った。ビットコインが月間で14%上昇したことを受けたものだ。(記事はこちら)
JBA、暗号資産アンケート 分離課税20%導入の場合84%が投資増額意向 (7/19)
JBAは18日、「暗号資産に関する税制改正要望書」を政府へ提出し、同時に税制を検討するためのアンケート調査の結果も公表した。アンケートが行われたのは、2025年4⽉24⽇(⽊)〜4⽉25⽇(⾦)。⽇本に居住する20代〜60代の男⼥1,500名を対象としている。(記事はこちら)
ビットコイン準備金提案などの報告書、トランプ政権が7月30日に公表(7/24)
デジタル資産諮問委員会のボー・ハインズ事務局長が、ホワイトハウス初の仮想通貨政策報告書を7月30日に公表すると発表。仮想通貨特命官デビッド・サックス氏とハインズ氏が共同主導し、財務省、商務省、SEC、CFTCなど関係省庁と連携して作成されている。(記事はこちら)
金融相場
ビットコイン1800万円目前で揉み合い、米規制緩和進展が下値支え|bitbankアナリスト寄稿(7/20)
bitbankのアナリスト長谷川氏が、ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く寄稿レポート。この週は、ビットコイン対円相場は高値で揉み合い、18日正午時点で1800万円を窺う展開となっていた。(記事はこちら)
ビットコイン高値圏を推移、イーサリアムはETFへの資金流入が急拡大(7/22)
この日のビットコインは前日比-0.51%の1BTC=117,650ドルに。過去数週間のイーサリアム(ETH)高騰において、現物ETFへの資金流入が急激に拡大した。(記事はこちら)
活況を呈すアルトコイン市場が上昇一服、過熱感から一時調整局面に(7/24)
イーサリアムやXRPが一時大幅反落。アルトシーズン指数が急上昇するなど過熱感が台頭しており、調整を余儀なくされた。(記事はこちら)
アジア特集
Japan Smart Chain、KDDIとビジョンパートナー契約締結(7/24)
AltX Researchは23日、開発を進める国内発レイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」において、KDDIとビジョンパートナー契約を締結したことを発表。今回の提携は、JSCが国内の最新規制動向に柔軟に対応可能であることが期待されていること、またKDDIがバリデータ事業の拡大を視野に入れていることが背景にある。(記事はこちら)
NOT A HOTEL、クルーザーから始まるモビリティシェア購入サービス『NOT A GARAGE』開始(7/24)
NOT A HOTELは24日、ジェットやヘリコプター、クルーザーなど多彩なモビリティを必要な分だけ所有できる新サービス「NOT A GARAGE」を開始すると発表。第一弾として、日本初上陸となるカタマラン「SUNREEF 80 POWER NOT A GARAGE EDITION」の販売を7月より開始した。(記事はこちら)
NERO Chainが描くWeb3の実用化構想|WebXスポンサーインタビュー(7/24)
WebX Tokyoのプラチナスポンサー、WebX Fintech Expo大阪のタイトルスポンサーとしてブースを出展するNERO ChainのCEOであるJake Stolarski氏を独占取材。次世代Web3インフラの構築に向けた同社の戦略と、日本市場への期待について話を伺った。(記事はこちら)
創業77年の北紡、ビットコイン購入開始(7/25)
東証スタンダード上場の北紡は22日、ビットコイン購入を開始すると発表。同社は1948年創業の繊維メーカーで、6月30日の第102回定時株主総会で事業目的追加の承認を得て仮想通貨事業への本格参入を決定している。(記事はこちら)
フィナンシェ、Jupiter連携で日本発IPトークンをグローバル展開へ(7/25)
フィナンシェは25日、ソラナ(SOL)チェーン最大規模のDEXアグリゲーター(分散型取引所統合サービス)「Jupiter」を含むJupiterエコシステムとの連携を発表。国内で形成したファントークンエコノミーと、Jupiterのグローバルエコシステムを融合し、日本発IPトークンの世界展開を本格化する。(記事はこちら)
Web3の大衆化目指すLINE NEXT、「LINEのMini Dappエコシステム」をテーマに専用ブースを用意|WebXスポンサーインタビュー(7/25)
WebXのプラチナスポンサーとしてブースを出展するLINE NEXTのCSOであるKim Woosuk(キム・ウソク)氏を独占取材。同社がWeb3事業に参入した背景や、今後の事業展望について話を伺った。(記事はこちら)
関連:なぜ日本で大規模Web3カンファレンスが必要なのか|WebX創設者インタビュー
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します