
仮想通貨市況
暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比-0.51%の1BTC=117,650ドルに。
イーサリアム市場
過去数週間のイーサリアム(ETH)高騰において、現物ETF(上場投資信託)への資金流入が急激に拡大している。先週だけで677,000ETH(2180億円相当)の純流入を記録し、運用資産残高は155億ドル(約2.3兆円)を突破して過去最高を更新した。
取引量も活発化しており、今週は105億ドル(1日平均21億ドル)に達した。これらの流入の80%以上、取引量の約70%を最大手資産運用会社であるブラックロックのiShares Ethereum Trust ETF(ETHA)が占めている。
ETH価格は先週だけで前週比+27%、7月以降の月初来騰落率では+50%以上を記録した。この上昇を支える要因として、企業による戦略的なETH購入が注目されている。
特にシャープリンク・ゲーミング(SBET)は約28万ETH(約840億円)を保有し、イーサリアム財団を上回って単独企業として最大のETH保有者となった。BitMine ImmersionやBit Digitalなども同様の戦略を採用し、数万ETHを保有している。
イーサリアムのネットワーク改善も順調に進んでいる。11月上旬には新たなアップグレード「Fusaka」のメインネット展開が予定されており、スケーラビリティとセキュリティの向上が期待される。このアップグレードには11の改善提案が含まれ、データ可用性の拡張やDoS攻撃対策などが実装される。
暗号資産(仮想通貨)業界への締め付けを強めてきたバイデン前米政権時代とは一転し、トランプ政権では規制面の緊張も緩和されている。
米証券取引委員会(SEC)のポール・アトキンス委員長は21日、CNBCの「Squawk Box」のインタビューでイーサリアムについて、「ビットコインと同様に、SECはこれまでもイーサリアムは証券ではないと非公式に表明している」と言及。規制上の不確実性が軽減される見通しが強まった。
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