はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

サトシ・ナカモトのビットコイン資産推定20兆円、ビル・ゲイツ氏を上回る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

サトシが世界11位の億万長者か

暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の創設者サトシ・ナカモトのものとされるビットコインの保有資産が、マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏などを上回った。ビットコインが月間で14%上昇したことを受けたものだ。

ブロックチェーン分析企業Arkhamによると、現在サトシはそのウォレットに時価1,320億ドル(約20兆円)相当のビットコインを保有している。この額は、世界11位の富豪にランクインする水準だ。

フォーブスの億万長者ランキングによると、現在の11位はデルテクノロジーズ創業者のマイケル・デル氏(1,265億ドル)、12位はビル・ゲイツ氏(1,170億ドル)である。

現在のビットコイン時価に基づくと、サトシはこの二人を上回る億万長者になった格好だ。

サトシ・ナカモトとは

ビットコインの生みの親として知られる人物(あるいは複数名の人物)の呼び名である。全ての発端となった2008年の論文は『Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System』というタイトルである。サトシ・ナカモト氏名義の論文はビットコイン(BTC)の原点として28カ国の言語に翻訳されており、論文では「電子的な通貨を使えば金融機関を使わずに金銭をやりとりできる。」など、仮想通貨の概念が明確に示されている。

10位は著名投資家のウォーレン・バフェット氏(1,420億ドル)であり、サトシがバフェット氏を抜かすには、ビットコインが12万8,650ドルになる必要がある。

なお、現在の1位はイーロン・マスク氏でその資産額は4,070億ドル、2位は大手ビジネスソフトウェア企業オラクル・コーポレーションの共同設立者ラリー・エリソン氏で2,950億ドル、3位はメタ社のマーク・ザッカーバーグ氏で2,420億ドルだ。

関連:9兆ドルの年金市場に仮想通貨投資解禁へ、トランプが大統領令準備=報道

サトシ・ナカモトは仮名とみられ、多数の人物がサトシではないかと疑われてきたものの、その正体はいまだ謎のままである。

最近では、仮想通貨弁護士のジェームズ・マーフィー氏が米国の情報公開法に基づいて、米国土安全保障省を提訴した。マーフィー氏は、同省の捜査官がビットコイン創設に関わった人物と面会したことがあると述べている。

億万長者の間でも、仮想通貨に対する見解は分かれている。ビル・ゲイツ氏は、以前よりビットコインに懐疑的なことで知られている。仮想通貨市場が上昇を続けていてもその姿勢を維持しているところだ。

1月にニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、IQが高い人でも仮想通貨については思い込みにとらわれて投資しているとの意見を述べている。ビットコインについては、膨大なエネルギー消費量や、匿名取引を容易にする点を批判してきた。

また、ウォーレン・バフェット氏もビットコインは何の役にも立たない「ギャンブルトークン」だと批判してきた。

一方で、フォーブスの億万長者リストで首位に位置するイーロン・マスク氏は仮想通貨には肯定的だ。現在は停止しているものの、テスラでは2021年、一時的にビットコイン決済を導入したこともある。

また、SNSでドージコイン(DOGE)などを賞賛する発言を繰り返し、その価格に影響力を持ってきたことでも知られる。最近では、自身の新政党「アメリカ党」がビットコインを支持することを示唆する発言も行った。

関連:イーロン・マスク、新政党でビットコイン支持示唆 法定通貨への懸念表明

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/05 金曜日
19:26
テザー投資家が英政党に史上最高額寄付 改革党に18億円相当
ステーブルコイン発行会社テザーの投資家クリストファー・ハーボーン氏が英国改革党に900万ポンド(約18億円)を寄付し、存命個人からの政党寄付として史上最高額を記録。米国でもトランプ大統領が選挙期間中に仮想通貨業界から2600万ドル超を集めるなど、仮想通貨資金が英米両国の政治に影響力を持ち始めている。
18:40
Cloudflare障害でコインベースなど取引所が一時アクセス不能 11月に続き再発
12月5日夕方、Cloudflareの障害により、コインベースやクラーケンなど複数の仮想通貨取引所とDeFiプロトコルのユーザーインターフェースが一時的にアクセス不能に。11月18日に続く障害で、インフラ依存のリスクが再び浮き彫りとなった。
17:24
米上場AlphaTON Capital、約630億円調達へ TONトークン取得とAI投資
ナスダック上場のデジタル資産運用企業AlphaTON Capitalが、米SECに4億2069万ドル(約630億円)の資金調達枠を申請。TONトークンの追加取得とテレグラムのCocoon AIネットワークへの投資を計画。TONエコシステムへの機関投資加速が見込まれる。
14:30
チェーンリンク現物ETF、初日に64億円の流入で好調 ソラナETFからは最大流出
仮想通貨チェーンリンク現物ETFの取引初日に64億円が流入し好調な滑り出しとなった。一方ソラナ現物ETFからは過去最大の資金流出があった。
14:00
国際通貨基金(IMF)、ステーブルコインの規制断片化に警鐘 
国際通貨基金が今週、ステーブルコイン市場の評価報告書を公開し、各国の規制枠組みの断片化が金融安定性を脅かし監視を弱体化させ、国境を越えた決済の発展を遅らせていると警告した。
13:30
CZとピーター・シフが激論交わす、ビットコインvs金「どちらが真の価値保存手段か」
バイナンス創設者CZ氏と金支持派エコノミストのシフ氏が4日、ドバイでビットコイン対トークン化金の討論を実施。金塊の真贋確認場面が話題となり、検証可能性や価値保存機能をめぐり対照的な見解を示した。
12:00
アジア最大級のWeb3カンファレンス「WebX2026」、チケット販売開始
アジア最大級のWeb3カンファレンス「WebX2026」が2026年7月13日・14日にザ・プリンスパークタワー東京で開催。本日よりVIP Pass、Business Pass、Booth Passのチケット販売を開始。開幕セール価格は2月28日まで。
11:52
ビットコイン、政府系ファンドは8万ドル台で買い増し 日銀政策と円キャリートレードにも注目
ブラックロックのフィンクCEOは、複数の政府系ファンドがビットコインの大幅下落局面で買い増していたことを明らかにした。一方、CryptoQuant CEOは2022年のような大暴落は起きにくいと分析。市場は12月の日銀政策決定に注目、円キャリートレードの動向がビットコイン含むリスク資産に影響を与える可能性を考察する。
11:20
「ストラテジー社は株価指数から除外されてもBTCを売却しないだろう」Bitwise
Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者は、ストラテジー社は株価指数から除外されてもビットコインは売却しないだろうとの見方を示した。その根拠を説明している。
10:15
XRPレジャーの流通速度が年間最高値を記録 オンチェーン活動が急増=CryptoQuant分析
XRPレジャーの流通速度流通速度が12月2日に年間最高値0.0324を記録。大口保有者による2100億円規模の買い増しや取引所準備金の減少など、オンチェーン活動の活発化が確認された。CryptoQuant分析。
10:05
年末にかけての下落リスクを軽減する価格帯は? ビットコイン最新市場分析=Glassnode
Glassnodeが仮想通貨ビットコイン市場の最新週間レポートを発表。需要低迷と含み損拡大の中、年末の下落リスクを抑える価格帯などを分析している。
08:55
JPモルガンがストラテジーのビットコイン売却回避能力を評価、「マイナーの動きより重要」
JPモルガンのアナリストが、ストラテジーのビットコイン売却回避能力がBTC価格の短期見通しにおいてマイナー活動より重要だと分析した。
08:20
21シェアーズ、米国初のスイ(SUI)連動2倍レバレッジETFを上場
21シェアーズが米国証券取引委員会の承認を得て、スイ(SUI)の価格に連動する初のレバレッジETFをナスダックに上場した。日次リターンの2倍を提供する商品で、スイエコシステムに関連する初のETFとなる。
08:10
「政府系ファンドは相場下落時にBTCを買い増し」ブラックロックのCEO
ブラックロックのラリー・フィンクCEOは、複数の政府系ファンドが仮想通貨ビットコインを購入していると明かした。相場下落時に買い増ししている様子も伝えている。
07:25
ソラナとベース間ブリッジが稼働開始、チェーンリンクとコインベースが安全性確保
レイヤー2ベースチェーンがソラナとのブリッジをメインネットで正式稼働。チェーンリンクCCIPを採用し、両チェーン間でのトークン移動と取引が可能になった。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧