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ヘデラ・ハッシュグラフ(HBAR)|投資情報・リアルタイム価格チャート

基礎情報

へデラ(HBAR)とは

2019年8月にメインネットがローンチされたへデラネットワークのネイティブトークン。へデラは公平性・安全性・高いパフォーマンスの3つを強み持ち、公開分散型台帳(DLT)として機能する。

独自のコンセンサスアルゴリズム「ハッシュグラフ」を採用している。既存のブロックチェーン技術とデータ構造やコンセンサスアルゴリズムが異なっており、複数のトランザクションをブロックとして管理したりマイナーを用いてトランザクションを検証する必要がなくフォークも発生しない。

価格

  • 現在価格(2025年9月28日時点):0.2112 USD(約31.6円)
  • 年初来高値(2025年1月):0.375 USD(約58.6円)
  • 年初来騰落率(YTD):-21.6%
  • 過去最高値(2021年9月):0.5692 USD(約85.1円)

価格予測

25年3月:カナリーのスイ・へデラ現物ETF申請に進展、SECが審査受理

25年8月:グレースケール、カルダノ・ヘデラETF法定信託をデラウェア州に登録

時価総額|関連銘柄

ヘデラ(HBAR)の時価総額は2025年9月時点で約89億ドル、「スマートコントラクト」セクターの中では9位に位置する。同セクターで1位のイーサリアム(ETH)の時価総額は約4,829億ドル。2位のソラナ(SOL)の時価総額は約1,094億ドル。HBAR以降は、イミュータブル(IMX):約15億ドルが追従する。

主な出来事

エコシステム支援組織

へデラ運営審議会(The Hedera Govering Council): 39の企業・団体が加盟するガバナンス組織。へデラプラットフォームの運営を行っている。IBMやGoogle、野村ホールディングスなどのIT系大企業が加盟している。審議会のメンバーはガバナンスに対して平等に投票権を持っており、へデラネットワークの最初のノードセット(複数のノードの集合体)を運営する。

トークンアロケーション

出典:cryptorank

へデラの総供給量は500億トークン、循環供給量は424億トークン。

へデラの初期分配の比率はへデラトレジャリー54.91%、RCUs(譲渡制限コインユニット)16.278%、SAFT(Simple Agreement for Future Tokens)14.542%、Swirlds,Inc.5%、その他9.27%の比率となっている。

SAFTの発行を通じてへデラネットワークの開発資金の調達をした。最初のSAFTは2017年12月から提供され、最後のラウンドは2018年8月に終了した。SAFT保有者全体の71%がオファーを受け入れた。

へデラの共同創業者のベアード博士とハーモン氏らはそれぞれ総供給量の5%強の権利を有し、合計20億トークンのコイン付与を受け、6年間に渡って権利が確定する。2018年3月以前にへデラに入社した他の上級幹部はSAFTとコイン助成金を通じ総供給量の3.5%を受け取った。

へデラとへデラの開発を担当するSwirds間のライセンス契約でライセンス量の一部を総供給量の5%である25億トークンでSwirdsに割り当て、ライセンス契約とは別に10億トークンがSwirds投資家に割り当てられた。Swirdsはネットワークがローンチされるまでの期間にリソースと人員をへデラネットワークの開発に使用した。

Total Value Locked(TVL)

Total Value Locked(TVL)は、DeFi(分散型金融)プラットフォームやプロトコルの価値を評価するための重要な指標の一つ。2025年9月時点、ヘデラのTVLは約1億1,100万ドル。プロトコル別のTVLトップ3は以下の通り。

  1. Stader(9,640万ドル):リキッドステーキング。トークンをステークして報酬を獲得でき、受け取った流動性トークンは他のDeFiプロトコルでも利用可能。
  2. SaucerSwap(7,600万ドル):DEX(分散型取引所)。スワップや流動性の提供、イールドファーミング報酬の獲得に対応し、ヘデラと複数チェーン間のブリッジ機能を備える。
  3. Bonzo Finance(3,160万ドル):レンディング。暗号資産の貸出による利回り獲得や担保を用いた借入が可能で、自動複利やポイント報酬機能も備える。
  • 資金調達総額:約2億8千万ドル
  • 大規模な投資ラウンド:(2018年8月、1億ドルの私募トークンセール)
  • 投資家:Blocktower Capital

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