はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

米中銀の即時決済システム「FedNow」、へデラ活用の「Dropp」をサービス提供企業に追加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DLT活用の可能性は

米国の中央銀行(FED)は、即時決済システム「FedNow Service(以下、FedNow)」のサービスプロバイダーを紹介するウェブページに、Hederaの分散型台帳技術(DLT)を活用する「Dropp」を追加した。

FedNowのサービスプロバイダーを紹介するセクションの名称は「Service Provider Showcase」。日付の記載はないが、対象のページにDroppは14日に追加されたと報じられている。この紹介ページを提供する目的は、FedNowを使った即時決済を行いたい金融機関や企業と、そのサービスを提供する企業を結びつけることだ。

Droppがサービスプロバイダーに追加されたことで、FEDが、ブロックチェーンを含むDLTを活用する可能性があると期待する声も上がっているが、このサイトをホストする「Federal Reserve Financial Services(FRFS)」は、あくまで利便性を高めるために情報を提供しているだけであると記載している。

FRFSは、紹介ページに記載されたサービスプロバイダーを支援・承認するわけではないと説明。リストへの記載や削除は、FRFSの推薦や承認を意味するわけではないとした。

そして、紹介ページに書かれている情報やその正確性に対して、FRFSは責任を負わないとも明記している。

FedNowとは

FEDが2023年7月に本格稼働させた新しい即時決済システム。FedNowを使えば、365日24時間送金ができる。

▶️仮想通貨用語集

関連米中銀の即時決済システム「FedNow Service」が本格稼働、CBDCとの違いを説明

Droppとは

しかし、DLTを活用するDroppをFEDがサービスプロバイダーに追加したことに、市場は反応。CoinGeckoのデータによれば、本記事執筆時点でHederaの独自トークン「HBAR」の価格は、24時間比で約15%上昇した。

関連ヘデラ(HBAR)、国内初上場 CoinTrade

Droppの公式サイトによると、同社は少額決済のプラットフォームを提供。最高のソリューションを提供するために、規制下にある従来の銀行と、Hederaの技術を活用したと説明している。

Hederaについては、処理が速く、公正で安全な分散型台帳であると主張。また、Hederaの透明性と安全性の高さを活用しているとも記載した。

なお、FEDはFedNowのFAQのページで、FedNowはデジタル通貨に関係するサービスではないとも説明している。

関連ヘデラ・ハッシュグラフの技術、マイクロペイメントや環境保護分野で活用

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
18:00
Sei(セイ)とは|行政・企業で注目集まる理由と将来性をやさしく解説
Seiは高速処理に特化したL1ブロックチェーン。特徴や将来性に加え、行政機関や機関投資家からの関心、エアドロップなど注目の話題をわかりやすく紹介します。
13:50
米司法省とCFTC、ポリマーケットへの調査打ち切り=報道
米司法省とCFTCが仮想通貨USDCで賭けに参加できるポリマーケットに対する調査を打ち切ったと伝えられる。米国ユーザーへのサービス提供疑惑を調査していた。
13:40
民主党幹部、審議中の仮想通貨法案めぐり「金融危機招くリスク」と警告
米民主党のマキシン・ウォーターズ議員が、仮想通貨法案CLARITY法・GENIUS法について「大規模詐欺と経済破綻につながる」と警鐘を鳴らした。またトランプ大統領とその家族の利益相反を強調し、「危険で意図的な欠点」があると批判した。
12:00
評判・口コミでおすすめ仮想通貨取引所15社 個人投資家の評価は?
コインチェック、bitFlyer、bitbank、GMOコインなど、国内大手のおすすめ暗号資産(仮想通貨)取引所のメリット・デメリットについて個人投資家の口コミ評価を集め、比較ランキングにしたページです。優先して口座開設すべき取引所探しに役立てて下さい。
11:35
ビットコインATH更新後に利益確定売り急増か、クジラ活動でボラティリティ警戒
仮想通貨ビットコインが12万3000ドルの史上最高値を記録後、取引所への流入が急増し利益確定売りが活発化。14年間休眠していたウォレットが2万BTC売却開始、クジラ活動も活発化で市場調整の可能性。
10:10
トランプ大統領、GENIUS法案の採決動議で反対派議員と協議 再投票の見通し
トランプ大統領が16日、GENIUS法など仮想通貨関連法案の採決に必要な議員11名との合意を発表。同日の動議否決を受け、マイク・ジョンソン下院議長と連携して巻き返しを図る。
09:30
米マラソン、ビットコイン利回り戦略を拡大
米マイニング大手マラソンがTwo Primeの30億円調達を主導し、仮想通貨ビットコイン利回りサービスへの委託を2,000BTCまで拡大する。ビットコイン運用で収益多様化を図っている。
09:15
ProShares、XRPとソラナのレバレッジ型ETFを米国でローンチ
ProSharesは、仮想通貨XRPとソラナのレバレッジ型ETFをそれぞれ米国でローンチしたことを発表。これは先物で運用され、現物に投資する商品ではない。
08:45
ダイモンCEO、ステーブルコインに懐疑的も参入表明
JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOがステーブルコイン事業への参入を表明。仮想通貨に懐疑的ながらも競争上の必要性を認める。シティグループやバンク・オブ・アメリカも検討中。
07:50
米フィデリティの子会社、メタプラネットの筆頭株主に
東京上場のメタプラネットにフィデリティ・インベストメンツ子会社が筆頭株主として12.9%出資。ビットコイン財務戦略を評価し海外投資家の関心高まる。
07:25
「米国の法整備で仮想通貨は主流化する」Bitwise幹部
Bitwiseの最高投資責任者は、米政府による法整備実現で仮想通貨は新たな時代に突入するとの見方を示した。仮想通貨は主流化し、それが戻ることはないと主張している。
06:55
カンター・フィッツジェラルド、6000億円規模のビットコイン取引で合意間近=報道
ブランドン・ルットニック氏率いるカンター・フィッツジェラルドが、ビットコインOGであるアダム・バック氏との間で40億ドル規模のビットコイン取引で合意間近。BTC投資戦略を加速。
06:05
米下院、仮想通貨法案の採決手続き動議を否決 問題点は?
米下院で仮想通貨関連3法案の手続き投票が196対223で否決。共和党保守派が中央銀行デジタル通貨の禁止条項不備を理由に反対票を投じた。
05:30
米シャープリンク、世界最大のETH保有企業に
シャープリンクが世界最大の企業イーサリアム保有者となり、7月15日時点で約29万4000ETH保有。平均取得価格2695ドルで含み益約9200万ドルを記録。
07/15 火曜日
17:27
スタンダードチャータード、ビットコイン・イーサリアム現物取引を開始
英国系大手銀行スタンダードチャータードが7月15日、機関投資家向けビットコイン・イーサリアム現物取引サービスを開始。世界初のG-SIBsによる暗号資産現物取引として注目。FCA登録済みで安全な取引環境を提供する。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧