ヘデラ・ハッシュグラフ(HBAR)の価格・チャート|今後の将来性や買い方を解説

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05/16 (木)
SBI VCトレード、金価格連動ジパングコインで特別年率99%の貸暗号資産キャンペーン実施へ
暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードがジパングコイン取扱いを開始し、貸コインで年率99%の特別キャンペーンを実施中。デジタルゴールドでインカムゲインを得る機会が期間限定で提供される。
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05/14 (火)
SBI VCトレード、新規銘柄アプトス、ヘデラ、ジパングコイン上場へ
SBI VCトレードが暗号資産(仮想通貨)アプトス(APT)、ヘデラ(HBAR)、ジパングコイン(ZPG)の取扱いを開始へ。販売所や貸コインなど、フルラインナップサービスを提供します。ステーキング銘柄取扱い数は、国内最大級となる。
CoinPost
05/10 (金)
リップル社とXRPL Labs、仮想通貨の普及促進へ DeRecの創設メンバーに参加
リップル社とXRPL Labsは、仮想通貨や個人情報に関する取り組みを行うDeRec Allianceの創設メンバーに加わった。これからユーザー体験を簡素化し、Web3の普及に取り組んでいく。
CoinPost
03/25 (月)
ヘデラ・ハッシュグラフ、英暗号資産ビジネス評議会(UKCBC)への参加を発表 
ヘデラ・ハッシュグラフ(HBAR)は、英国暗号資産ビジネス評議会(UKCBC)に参加したと発表した。英国で仮想通貨などWeb3のイノベーションと成長を促進していく。
CoinPost
02/07 (水)
ヘデラ、サウジアラビア投資省と2.5億ドルの大型契約
サウジアラビア投資省とヘデラ・ハッシュグラフが5年間の契約を締結して暗号資産(仮想通貨)HBARが上昇。ディープテックベンチャースタジオを設立し、2億5,000万ドルを投じてWeb3とディープテックのイノベーションを推進する。
CoinPost
01/20 (土)
米リップル社、ヘデラのプロジェクトと協業か デジタル資産や決済で連携を模索へ
米リップル社は、分散型台帳ヘデラのプロジェクトと協業を検討していくことがわかった。リップル社CEOとヘデラ共同創設者のインタビューで明かされた模様で、デジタル資産や決済で協業を行う可能性が浮上している。
CoinPost
11/15 (水)
Binance Japanが13銘柄を追加上場、国内最多ラインアップの全47銘柄に
仮想通貨取引所Binance JapanがHBARやNEARを含む13銘柄を追加。取引銘柄数は47で国内最多となった。「まずは100銘柄」を目指す千野代表は、日本市場でのサービス拡充と暗号資産普及への意欲を示す。
CoinPost
08/15 (火)
米中銀の即時決済システム「FedNow」、へデラ活用の「Dropp」をサービス提供企業に追加
米中銀は、即時決済システムFedNowのサービスプロバイダーを紹介するウェブページに、Hederaの分散型台帳技術(DLT)を活用するDroppを追加。このウェブページを提供する目的も説明している。
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03/24 (金)
ヘデラ(HBAR)、国内初上場 CoinTrade
CoinTradeは23日、国内初の取扱いとなるヘデラおよびアバランチの新規取り扱い実施を発表した。
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03/11 (土)
ヘデラにハッキング攻撃 分散型取引所の流動性プールが標的に
分散型台帳技術の開発・提供を手がけるへデラ(HBAR)は、ハッキング攻撃があったと報告。複数の分散型取引所の流動性プールがターゲットになったと説明している。
CoinPost

ヘデラ・ハッシュグラフ(HBAR)の概要

ヘデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph)は、公平性と安全性、低レイテンシーを重視した分散型台帳技術(DLT)ネットワークです。従来のブロックチェーンとは異なる「ハッシュグラフ」という技術を採用しています。ネットワーク上のトランザクションやファイルストレージの支払いには、ネイティブトークンであるHBARが使用されます。

ヘデラはGoogleやIBMなど、多くのグローバル企業が運営審議会に参加している暗号資産プロジェクト。金融通信メッセージのISO20022に準拠しています。また、Solidityプログラミング言語でスマートコントラクトを書く仮想マシンを備え、KYC(顧客確認)およびAML(マネーロンダリング防止)チェックも組み込まれています。

ヘデラでは、非同期ビザンチンフォールトトレランス(aBFT)プロトコルである「ハッシュグラフコンセンサスアルゴリズム」を採用したPoS(Proof-of-Stake)ネットワークです。ネットワークのコンセンサスに参加できるのは許可されたノードのみです。 コンセンサスノードは、ネットワークのネイティブトークンであるHBARをステークすることでコンセンサスに参加します。ノードの影響力は、ステークしたHBARの量に比例します。

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ハッシュグラフとは

ヘデラ・ハッシュグラフはグラフ状の構造を使用し、ノードが相互に情報を通信しながら接続のグラフを構築します。この方法により、従来のブロックチェーンと比較して効率的にトランザクションを処理できます。

[caption id="attachment_531143" align="aligncenter" width="679"] 出典:Hedera Hashgraph — Time for some FUD, Eric Wall
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ヘデラは、公正性、高速性、セキュリティを設計の基本としており、トランザクションを迅速に処理・実行し、遅延を排除します。その結果、1秒あたりのトランザクション数(TPS)は最大1万にも達します。

このトランザクションの速度と効率性は、リアルタイムでスケーラブルかつ手頃な決済を必要とするアプリケーションに適しています。ヘデラのトークンサービスはトークンの作成と管理を可能にし、トークン化プロジェクトに適したプラットフォームを提供します。

プロジェクトの背景

ヘデラはDr. Leemon BairdとMance Harmonによって設立されました。Dr. Bairdはハッシュグラフ分散コンセンサスアルゴリズムの発明者であり、現在はヘデラの主任科学者を務めています。Mance HarmonはヘデラのCEOであり、ITセキュリティ業界を含むさまざまな著名企業で約20年の経営経験を持つ技術エグゼクティブおよび起業家です。

ヘデラは2018年8月にICO(Initial Coin Offering)を通じて資金を調達し、2019年9月にメインネットへのオープンアクセスを開始しました。プラットフォームのネイティブユーティリティトークンであるHBARは、ICOの一環として導入されました。

2024年2月には、サウジアラビア投資省(MISA)とWeb3分野やディープテック関連のイノベーション推進のため、5年間にわたる2億5,000万ドル(約380億円)の大型契約を結びました。

また、2023年8月には、米連邦準備制度の即時決済システム「FedNow Service」のサービスプロバイダー紹介ウェブページに、ヘデラの分散型台帳技術(DLT)を活用するマイクロペイメント・プラットフォーム「Dropp」が追加されており、技術力への注目・関心が高まっています。