CoinPostで今最も読まれています

ヘデラ・ハッシュグラフ、英暗号資産ビジネス評議会(UKCBC)への参加を発表 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

英国UKCBCに参加

分散型ネットワーク「ヘデラ・ハッシュグラフ(HBAR)」は22日、英国暗号資産ビジネス評議会(UKCBC)に参加したと発表した。英国でWeb3のイノベーションと成長を促進していくとしている。

UKCBCは、英国の暗号資産(仮想通貨)エコシステムを擁護し、ユーザー、投資家、企業をサポートする団体だ。主に次のような活動を行っている。

  • 政策立案者や当局と積極的に関わり業界を代弁する
  • 議会や規制当局が仮想通貨を理解するのを助ける
  • セクター内のつながりを促進、提携などを可能にする
  • 仮想通貨やブロックチェーンの研究を支える

政策立案者、規制当局、議員との積極的な関与を通じて、英国における暗号資産(仮想通貨)エコシステムの主導的な代弁者としての役割を果たすことを目指すほか、イノベーション、生産性、透明性を実現するために、英国全土でのブロックチェーンの導入を推進する。

UKCBCの参加企業の中には、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所のコインベースやクラーケンをはじめ、リップルや分散型取引所のユニスワップ・ラボ、ムーンペイなどが名を連ねる。

英国では、仮想通貨に肯定的なリシ・スナク首相の下、関連規制の整備が進められている。2023年6月には、仮想通貨を金融商品として規制する金融サービス・市場法案の修正案が承認された。

また、「科学・イノベーション・テクノロジー省」が、メタバース(仮想空間)とWeb3に関する投資機会やビジネス戦略を探っていくとも伝えられている。

関連: 英国当局、仮想通貨プロモーションの規制強化

Web3とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

▶️仮想通貨用語集

ヘデラ・ハッシュグラフとは

ヘデラ・ハッシュグラフは、公平性と安全性を重視した分散型台帳技術(DLT)を開発しており、1秒当たり1万トランザクションの処理を実現している。

2月にはサウジアラビア投資省(MISA)とWeb3分野やディープテック関連のイノベーション推進で、5年間にわたる2億5,000万ドル(約380億円)の大型契約を結んだところだ。

関連: ヘデラ、サウジアラビア投資省と2.5億ドルの大型契約

その他に、格闘技リーグ「Karate Combat」がヘデラのスマートコントラクトを利用して視聴者報酬トークンのシステムを構築するなどの採用事例もある。

また、2023年8月には、米連邦準備制度の即時決済システム「FedNow Service」が、サービスプロバイダーを紹介するウェブページに、Hederaの分散型台帳技術(DLT)を活用するマイクロペイメント・プラットフォーム「Dropp」を追加した。

関連: 米中銀の即時決済システム「FedNow」、へデラ活用の「Dropp」をサービス提供企業に追加

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/28 日曜日
11:30
ビットコイン相場は中期的には下降チャネル内での揉み合い続くか|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン半減期を終え1000万円周辺で推移する相場をbitbankのアナリスト長谷川氏が分析。ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|BTCの半減期完了に高い関心
今週は仮想通貨ビットコインが半減期を迎えたこと、QCP Capitalによる半減期後の相場分析、イーサリアムの証券性などを巡りConsensysが米SECを提訴したことに関する記事が最も関心を集めた。
04/27 土曜日
21:00
OKCoinJapan 5月にオプティミズム(OP)取扱い開始へ
OKCoinJapanが暗号資産(仮想通貨)オプティミズム(OP)の取扱いを開始へ。イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして、その技術はCoinbaseが支援するBaseやバイナンスのopBNBの基盤に使用されている。OPのユースケースや今後の展望も言及。
17:20
機関投資家のDeFiリスク管理を強化、Fireblocksの新セキュリティ機能
FireblocksがDeFi製品にdApp ProtectionとTransaction Simulationを追加。リアルタイム脅威検知と安全なトランザクション実現で、機関投資家のオンチェーン活動をサポート。
13:00
BAYCで知られるYuga Labs、事業再編でチームメンバー削減 
Yuga Labsは、事業再編の一環としてチームメンバーの一部を削減した。「より小規模で機敏でクリプト・ネイティブなチーム」にする意向だ。
10:30
米国で仮想通貨発行の推奨事項5ヶ条、a16z明かす
大手ベンチャーキャピタルa16zは、米国で仮想通貨トークンを発行する際の推奨事項を挙げた。特に証券性など米SECをめぐる対処を中心としている。
09:30
ビットコインRunesデビュー1週間、200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安で1ドル158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア