
初のLSTトークンETF目指す
グローバル投資運用会社のバンエックは8月23日、米証券取引委員会(SEC)にジトSOL ETFの登録申請書を提出した。同ETFはソラナ(SOL)のリキッドステーキングトークン「ジトSOL(JitoSOL)」の価格に連動することを目指している。
ジト財団は「リキッドステーキングトークン(LST)100%に裏付けされた初のソラナ現物ETF」になると発表した。ジトSOLはステーキング済みSOLのトークン化版で、利用者はステーキング報酬を得ながら資産価値を取引できる。従来のステーキングと異なり、DeFiアプリケーションでの利用も可能だ。
ジト財団は過去数カ月間、SECの仮想通貨タスクフォースなど関係者との協議を重ねてきた。ジトラボのルーカス・ブルーダーCEOとレベッカ・レッティグ最高法務責任者が、ステーキングやリステーキングのETFでの実現可能性について説明を行っていた。
SECは8月5日に特定のリキッドステーキング活動が証券取引に該当しないとする新ガイダンスを発表している。リド、マリネード・ファイナンス、ジトソル、ステークワイズなどのサービスが証券法適用除外の対象となる見通しで、プロトコルベースやサードパーティー経由でのリキッドステーキングが明確に規制対象外になると見られている。
関連:米SEC、「リキッドステーキング活動は有価証券に該当せず」
トランプ政権下でSECは仮想通貨に友好的な姿勢に転換しており、ポール・アトキンス委員長は「プロジェクト・クリプト」を発表して規則更新を進めている。
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