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アバランチ(AVAX)の概要
アバランチは、高度な分散性および高速トランザクションを特徴としたプラットフォームです。ネイティブトークンはAVAXで、特にトランザクション確定(ファイナリティ)に要する時間が2秒以下という高速性を売りにしています。
アバランチはイーサリアムと互換性があるブロックチェーン。コンセンサスアルゴリズムはプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用しています。
エコシステムでは、「サブネット」と呼ばれるカスタムブロックチェーンの開発が可能です。これにより、ユーザーや企業がトークンや、ネットワーク運用規則などを設定して独自の分散型ネットワークを立ち上げることができます。
プロジェクトを創設したのは、米コーネル大学の準教授を務めたEmin Gün Sirer氏を中心としたチーム。同氏は現在、アバランチを開発する「Ava Labs」のCEOを務めています。
アバランチは2020年9月にメインネットがローンチされました。投資企業にはAndreessen Horowitz(a16z)やPolychainなど多くの著名ベンチャーキャピタルが名を連ねています。
ネイティブトークン「AVAX」
ネイティブトークンのAVAXは、24年5月時点で時価総額世界第13位の仮想通貨です。ユーティリティトークンとして、手数料の支払いやステーキング、サブネットでの通貨単位などに使われています。
総供給量は7.2億AVAXまでと決められていて、24年5月時点ではおよそ3.8億AVAXが市場に流通しています。
現物アバランチETF申請への期待とその根拠
米暗号資産マーケットメーカーのGSRは2024年6月、 ビットコイン(BTC)と イーサリアム(ETH)に続き、 ソラナ(SOL)が第3番目に承認される現物ETF(上場投資信託)となる可能性があり、実現した場合、価格は大幅に上昇するとの見解を示しました。
レポートでは、現物ETFの承認を獲得する重要な二つの要因として、分散化のレベルと市場の需要を挙げ、独自の指標を用いて、AVAXを含む主要仮想通貨を分析し「ETF可能性スコア」を策定。
2024年5月に承認されたイーサリアムがトップに、ソラナが2位、続いてNEAR、アバランチ(APT)、アプトス(APT)が上位5位を占めるという結果になっています。
5つの注目点
1.大手企業との提携・採用事例の増加
アバランチのブロックチェーンは性能の高さなどの理由で、大手企業らとの提携・採用事例が続いています。
例えば、23年11月には、米金融大手JPモルガンが、WisdomTreeが提供するファンドの募集と償還に関する概念実証(PoC)を行い、「Avalanche Evergreen Subnet」に接続することが明らかになりました。
また、24年3月には韓国の大手ゲーム開発企業NEXONが、Ava Labsと提携し人気RPG「メイプルストーリー」のオンチェーン版を制作することを発表しています。
2.環境問題を意識し持続可能な運営を継続、ステーキングで年率7%の報酬も
アバランチのプロジェクトは公式ウェブサイトで持続可能性の高さを主張するなど、環境問題に高い意識を持っています。アバランチのようにPoSを採用するブロックチェーンは、ESG投資の観点から注目度が高くなる傾向があります。
公式ウェブサイトでは「Crypto Carbon Ratings Institute」という組織のデータを引用し、アバランチのブロックチェーンは年間で、米国の46家庭分のエネルギーしか消費していないと説明しています。
また、AVAXの価格上昇やESGの観点以外にも、24年5月時点で年率7%のステーキング報酬もアバランチの魅力を高めています。
3.サブネットで拡張性を向上、ゲーム分野でも採用進む
アバランチのサブネットは、速度や信頼性、セキュリティを犠牲にせずに拡張性を向上できると期待されています。最近では、処理の速さが求められるゲームでもサブネットの採用が増えてきました。上述したメイプルストーリーのオンチェーン版もサブネットを基盤にします。
他の事例では、ゲーム特化型のDAOで、60以上のパートナーゲームを有するMerit Circle DAOが23年、アバランチ上の独自ブロックチェーン(サブネット)「Beam」の立ち上げを発表。Beamを通じて「Forgotten Playland」や「Nekoverse」など、複数の新しいゲーム、NFTマーケットプレイス「Sphere」をローンチしました。
4.開発やアップグレードを継続、ユーザーや開発者の体験向上へ
アバランチのプロジェクトは現在も開発を継続していて、機能の向上に取り組んでいます。例えば、24年1月には新たなスケーリングソリューション「Vryx」が紹介されました。
Vryxは最初、アバランチで独自のブロックチェーンを開発するためのフレームワーク「HyperSDK」で、高水準の処理能力を実現するために活用されますが、最終的には他のアバランチの仮想マシンにも対応し、アバランチのメインネットでも利用できるようになる予定です。
Vryxにはトランザクションを独立して承認していく仕組みを導入。この仕組みによって最高水準の拡張性を提供しようとしています。
5.無限の拡張性実現へ、明確なロードマップで開発進む
アバランチでは、24年3月に新たなロードマップが公開されました。全てが網羅されているわけではないと説明されていますが、そこにはHyperSDK、Vryxに加えて、次世代のデータベース「Firewood」の開発計画も書かれています。
今後は、モジュラー型のプログラム可能性やモノリシック型としてのパフォーマンス、システムの信頼性をさらに向上させていくことを計画。Vryxを導入して、10万TPSの達成も目指しています。
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