はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

決済関連の仮想通貨ヘデラ(HBAR)やXRPに注目集まる 高騰の背景は

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

決済関連の仮想通貨が連鎖的に上昇

米国の決済市場で、暗号資産(仮想通貨)への期待が急速に高まっている。ヘデラ(HBAR)が過去1か月間で5倍に急騰し、XRPは7年ぶりの高値を更新した。

この背景には、米連邦準備制度の即時決済システムとの連携や、新たなステーブルコインの承認を巡る期待が広がっている。

hbar-chart

HBAR円建てチャート 出典:CoinGecko

仮想通貨ヘデラ(HBAR)は12月3日には一時約58円を記録。2021年9月の史上最高値85.69円に迫る展開となった。GoogleやIBMなど大手テクノロジー企業が運営に参画するヘデラ・ハッシュグラフは、決済分野での実用化に向けた動きが注目を集めている。

特筆すべきは、ヘデラの分散型台帳技術(DLT)を活用する決済プラットフォーム「Dropp」が、2023年に米連邦準備制度の即時決済システム「FedNow」のサービスプロバイダーに選定された点だ。現在ACHを利用している同サービスは、FedNowを通じた小売レベルでの即時支払いの実現を目指している。

出展:FedNow

リップル社のステーブルコインへの関心

米国のステーブルコイン市場にも動きがみられる。FOXビジネスによれば、リップル社の新規ステーブルコイン「RLUSD」が、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)から近日中に承認される可能性が報じられている。

約1,900億ドル規模に成長したステーブルコイン市場で、Circle、Paxos、Geminiなどの既存プレイヤーとの競争が予想される。

関連米リップル社、ヘデラのプロジェクトと協業か デジタル資産や決済で連携を模索へ

トランプ政権下での仮想通貨規制緩和の期待も追い風に、決済関連の仮想通貨は軒並み上昇。XRPは3日、18年1月以来約7年ぶりに400円を突破し、2円建ての過去最高値を更新した。同様に送金・決済分野で実績を積み重ねるステラ(XLM)も相関性の高さから連れ高となり、11月に100%を超える上昇を記録している。

11月24日には、世界経済フォーラム(WEF)メンバーのShawn Oroogle氏が、DroppとRLUSDの相互運用性による決済機能拡大の可能性を示唆し、市場の関心を集めた。ただし、この動きについては、連邦準備制度理事会やRipple、Hedera各社からの正式な発表は現時点でなされていない。

関連ヘデラ・ハッシュグラフ(HBAR)とは?おすすめ取引所や買い方を解説

関連米リップル社、ヘデラのプロジェクトと協業か デジタル資産や決済で連携を模索へ

CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/04 水曜日
18:46
ヘデラやXRPに注目集まる 決済関連の仮想通貨が急騰
米国の決済市場で注目が集まるヘデラ(HBAR)が2週間で2.6倍に急騰。FedNowシステムとの連携やリップル社の新規ステーブルコイン承認への期待から、XRPも7年ぶりの高値を更新。決済関連の仮想通貨市場が活況を呈している。
15:54
トークン化ウラン取引、分散型アプリUranium.ioがテゾスでローンチ
原子力発電に欠かせないウラン需要が高まる中、Tezosブロックチェーンを基盤とする分散化アプリUranium.ioがローンチした。このプラットフォームの登場により従来の最低投資ロットの制限が取り除かれ、個人投資家にはハードルが高かったウラン投資への道が切り開かれた。
15:20
XRP台帳の基本準備金、10分の1に引き下げ 価格高騰受け
仮想通貨XRPの高騰を受け、XRP台帳の開発者はアカウント基本準備金を10分の1に削減した。トランプ政権への期待などが追い風になっている。
15:17
トランプ次期大統領、SEC委員長にアトキンス氏選出で最終調整か=報道
米国のトランプ新政権はSEC委員長にポール・アトキンス氏を選出する方向で最終調整している。SEC委員の経歴を持ち、仮想通貨に前向きな姿勢を持つ人物だ。
08:30
NOT A HOTEL、メガバンクらから105億円を資金調達
仮想通貨取引所GMOコインでのIEOで注目を集めるNOT A HOTELは、メガバンクら複数の金融機関から借入を行い、総額105億円の資金調達を実施。これから事業を加速させる。
08:15
トランプ新政権で仮想通貨企業のIPOが加速か 規制緩和への期待高まる
米バロンズ誌の報道によると、トランプ次期大統領の就任により、仮想通貨業界への規制が緩和され、CircleやKrakenなどがIPOを実現する可能性が期待される。
07:30
仮想通貨取引所のBTC所有量、2018年以来の低水準に
仮想通貨取引所のビットコイン所有量が2018年以来の低水準に。多くの投資家が価格上昇を期待してコールドウォレットなどに送金している可能性があり、売り圧低下を示唆している。
06:50
ソラナ現物ETF、グレースケールが上場申請 SOL反発
米大手仮想通貨資産運用会社グレースケールは3日、ソラナの現物ETFに関する規則変更申請をSECに提出した。VanEckやBitwiseに続く5社目となる。
06:35
ブラックロックのビットコイン現物ETF、運用するBTCが50万超
米ブラックロックの仮想通貨ビットコイン現物ETFが、1月11日に取引を開始してから1年も経たない期間で、50万BTC(7.1兆円)の運用資産を突破した。
06:10
ミームコインMOGが急騰、コインベースの上場検討を受け
米仮想通貨取引所大手のコインベースが3日夜、再びミームコインの新規上場検討を発表した。イーサリアム上のミームコイン「MOG」で、発表を受け、一時30%ほど急騰。
06:00
韓国の政治的不安定でビットコイン急落、Upbitで一時65000ドルに
韓国の大統領が火曜日の夜に非常事態戒厳令を宣言したことを受けUpbitを含む韓国の主要仮想通貨取引所でビットコインをはじめとするほぼ全ての銘柄の価格が急落した。
12/03 火曜日
17:49
ソラナで採用されているDAOガバナンスの種類を解説
Superteam Japanの大木悠氏が、ソラナで採用される主要なDAOガバナンスの仕組みを徹底解説。従来型のトークンガバナンスから、クアドラティックやフタルキーなど新しいモデルまで、実例を交えて紹介する。
17:25
ビットフライヤー、仮想通貨「定期貸付」を開始 第1弾はビットコイン最大年利3.05%
暗号資産取引所大手のビットフライヤーが、新サービス「定期貸しコイン」を開始。第1弾はビットコインを対象に年利最大3.05%を提供。価格変動に左右されにくい収益機会として注目され、最小1.4万円相当から投資可能。12月6日から募集開始。
15:10
リミックスポイント、仮想通貨投資で7.9億円評価益 XRPなど6銘柄保有
リミックスポイントが仮想通貨投資で7.9億円の評価益を計上。ビットコインを中心に6銘柄で35億円を投資し、23%のリターンを達成。新たに15億円の追加投資を決議し、投資総額は50億円規模に拡大へ。
13:10
「CZ氏にも恩赦を」バイデン大統領のハンター氏恩赦受け
バイナンス前CEOであるCZ氏の恩赦を求める声が仮想通貨業界の一部から上がった。トランプ氏は「シルクロード」設立者の減刑に言及していたところだ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧