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米リップル社、ヘデラのプロジェクトと協業か デジタル資産や決済で連携を模索へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップル社とへデラが協業か

米リップル社は、分散型台帳Hedera(ヘデラ)のプロジェクトと協業を検討していくことがわかった。

正式に発表が行われているわけではないが、リップル社CEOのBrad Garlinghouse氏とヘデラ共同創設者のLeemon Baird氏へのインタビューで明かされた模様。デジタル資産や決済で協業を行う可能性が浮上している。

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両氏へのインタビューは今年のダボス会議の際に行われている。NFT(非代替性トークン)関連プロジェクト「Utopian Lab」の共同創設者Max Walker-Williams氏がインタビューを行ったことを18日にXで公表した。

また、Baird氏もXで、Garlinghouse氏と話している動画を引用して以下のようにコメントしている。

我々が1つの業界として協業すれば、世界をサポートするためにユーザーの安全を守ったり、信頼を構築したり、ポテンシャルを開放したりすることができるだろう。

Baird氏はダボス会議でトークン化のディスカッションにも参加したと投稿している。

なお、両社の協業が実現するか、どんな取り組みを行なっていく計画なのかなど詳細は現時点では不明確である。

SEC委員長を批判

Garlinghouse氏は16日、ダボス会議で「CNBC」のインタビューにも応じた。その際、米証券取引委員会(SEC)のGary Gensler委員長は政治的な責任問題を引き起こしていると批判している。

具体的には暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の現物ETF(上場投資信託)の承認に時間をかけたり、リップル社らの大手企業を訴訟したりしていることを取り上げた。

その上で、以下のように述べている。

Gensler氏は国民の利益や経済の長期的な成長のために行動していない。

いつか新しい委員長が誕生し、そのことが米国民に恩恵をもたらすと私は考えている。

SECとは

「Securities and Exchange Commission」の略。株や債券など証券の取引を監督する米政府機関のこと。SECのミッションは「投資家を保護すること」「公正で秩序のある効率的な市場を維持すること」「資本形成を促進すること」である。

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