はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ヘデラ、大手ゲーム企業Ubisoftと提携 次世代ゲームの開発支援へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

次世代ゲームの開発や立ち上げを促進へ

DLT(分散型台帳技術)の開発・提供を手がけるへデラ・ハッシュグラフ(HBAR)は3日、大手ゲーム企業ユービーアイソフト(Ubisoft)とHBAR財団が提携したことを発表した。ヘデラのネットワーク上で、次世代ゲームの開発などを促進していくという。

HBAR財団は、ヘデラ運営審議会により21年に設立された団体。開発者やスタートアップ企業などに助成金を提供することで、様々な分野でへデラネットワークの開発やエコシステムを加速させることを目的としている。

提携の一環として、ユービーアイソフトは、ヘデラ運営審議会のメンバーとなる。ネットワークのガバナンスと、今後の製品の方向性を考慮する議論に参加するとともに、ゲーム業界についての専門知識や洞察も提供する予定だ。評議会のメンバーとして、ヘデラネットワークのノードも運営することになる。

また、ユービーアイソフトが運営する「Ubisoft Entrepreneurs Lab(ユービーアイソフト・起業家ラボ)」プロジェクトにヘデラも参加するという。

ユービーアイソフトの起業家ラボは、エンターテインメント分野で世界のスタートアップ企業を支援するプロジェクトだ。スタートアップ企業に、集中的な個別サポートを提供することで、その目標達成を助けている。

ユービーアイソフトとヘデラは、主に仮想通貨やブロックチェーンのスタートアップに対して、資金、ワークショップ、開発者サポートなどを提供していく見込みだ。この起業家ラボには、過去にAxie InfinityやSorareなど、NFTゲーム事業で成功を収めた企業も参加していた。

関連大企業の関心集める「NFT」の魅力とは|主な特徴と将来性を解説

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

「DLTがゲームの未来を開く可能性」

ユービーアイソフト戦略イノベーションラボの、Didier Genevois氏は次のように説明している。

私たちは、分散型台帳技術(DLT)が、プレイヤーに対して、真の意味でゲームのステークホルダーになるための機会を開くことで、ゲームの未来を開く可能性があると考えている。

ヘデラのネットワークは、そのスケーラビリティ、エネルギー効率、革新的なコンセンサスメカニズムにより、DLT分野で有望だ。

ユービーアイソフトは、NFTの導入も開始している。21年12月には、NFTプラットフォーム「Ubisoft Quartz」のベータ版ローンチを発表した。テゾス(XTZ)のブロックチェーンを採用している。

関連Ubisoft、NFTプラットフォームをローンチへ

「スマートコントラクト2.0」立ち上げ

ヘデラは3日、スマートコントラクトサービスのアップグレードも発表した。「スマートコントラクト2.0」がメインネットで立ち上げられた形だ。

この「スマートコントラクト2.0」は、プラットフォーム上でのトークン発行を可能とする「ヘデラトークンサービス(HTS)」を統合。ヘデラのネットワーク上で資産をトークン化する開発者や、トークンのエンドユーザーにとって利便性が高まる見込み。

また、Web3.0開発者の間で使われているプログラミング言語「Solidity」に対応。ヘデラによると、一連の改善により低料金、スケーラビリティ、炭素排出量削減などが実現するという。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/28 金曜日
05:56
ビットワイズがアバランチETF申請を更新、最大70%のステーキング機能導入へ
ビットワイズが米証券取引委員会に提出したアバランチ現物ETFの申請書類を更新した。ティッカーはBAVAに変更され、保有AVAXの最大70%をステーキングできる仕組みを導入する。
05:40
ソラナミームコインBONKの現物ETP、スイス証券取引所に上場
ソラナミームコインBONKがスイスのSIX証券取引所で取引を開始した。ビットコイン・キャピタルが発行するETPにより、投資家は従来の証券口座を通じてBONKへのエクスポージャーを得られるようになった。
11/27 木曜日
17:20
モブキャストHD、ソラナ財団認定バリデータに選定 ステーキング運用規模を拡大
モブキャストHDがSolana財団の公式バリデータプログラムに採択。累計3億円・約1.1万SOLの取得実績が評価され、将来的には50万SOL規模の運用を目指す。
17:00
韓国大手取引所アップビット、約48億円の不正流出 全額を自社資産で補償へ
韓国最大の仮想通貨取引所アップビットがソラナネットワークで約48億円の不正流出を発表。24銘柄が流出も全額補償へ。ホットウォレットから未承認送金、入出金サービスは一時停止中。
15:07
リップル社のステーブルコイン「RLUSD」、アブダビADGMが正式認定
中東での企業利用が加速へ リップル社は27日、同社の米ドル連動型ステーブルコイン「RLUSD」が、アブダビ金融サービス規制庁(FSRA)により「法定通貨参照トークン」として正式…
14:02
Xapo Bank、ビットコイン信用ファンドの提供範囲を拡大
ジブラルタルのXapo Bankがビットコイン建て信用ファンドを全会員に拡大。初期段階で1億ドル調達。2022年の業界崩壊後、厳格なリスク管理で市場回復。長期BTC保有者向けに安定利回りを提供。
14:00
ビットコイン需要の低迷続く 市場は横ばいか=Glassnode分析
Glassnodeが最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインの需要低迷を指摘した。新たな資金流入が回復するまで市場は狭いレンジで推移する可能性が高いと分析している。
13:55
タイ当局、サム・アルトマンのワールドコインに120万件の虹彩データ削除を命令
タイ個人情報保護委員会が、生体認証プロジェクトWorldに対し、仮想通貨と引き換えに虹彩スキャンデータを収集した行為が個人情報保護法違反として、120万件のデータ削除と業務停止を命令。世界各国でも同様の規制措置が相次いでいる。
13:35
世界取引所連合が米SECに書簡、仮想通貨企業への免除措置見直しを要請 トークン化株式に懸念
世界取引所連合が米証券取引委員会にトークン化株式を提供する仮想通貨企業への包括的な免除措置の見直しを求める書簡を送付した。ナスダックやCMEグループなどが加盟する同連合は、適切な規制遵守なしに仮想通貨プラットフォームが証券取引所の役割を果たすことへの懸念を表明。
11:10
「BTCが74000ドルまで下落しても転換社債に対する価値は5.9倍」ストラテジー
ストラテジー社は、仮想通貨ビットコインの価格が同社の平均購入価格である74,000ドルまで下落しても、転換社債に対して5.9倍の資産を保有していることになると投稿。債務の安全性を強調した。
10:30
韓国最大級仮想通貨取引所Upbit、ネイバーと合併 約1.5兆円規模の株式交換で傘下に
韓国IT大手ネイバーが仮想通貨取引所Upbit運営のドゥナムを1.5兆円規模で買収。韓国国内シェア7割超のUpbitとネイバーペイを統合し総合デジタル金融エコシステムを構築。2025年6月の合併発効を目指す。
10:15
BTCマイナーのクリーンスパーク決算発表、売上高が過去最高に AIインフラを拡大中
ナスダック上場のビットコインマイナー、クリーンスパークが決算報告。過去最高の売上高を記録した。AIとビットコインの両ワークロード対応の包括的プラットフォームへ進化中だ。
09:55
ソラナ特化型ウペクシが最大35億円調達、SOL財務戦略などに利用
ナスダック上場のウペクシが普通株式とワラントの私募により最大2300万ドルを調達すると発表した。調達資金は仮想通貨ソラナ財務戦略と運転資本に充てられる予定だ。
08:45
セキュリタイズがEU取引決済システム認可を取得、アバランチで展開へ
セキュリタイズがスペイン国家証券市場委員会からEU全域での取引決済システム運営認可を取得した。同社は米国とEUの両方でライセンスを持つ唯一の企業となり、欧州システムはアバランチ上に展開される。
08:00
S&P、USDTのドルペッグ能力を最低評価に引き下げ
S&Pは、テザー社の米ドルステーブルコインUSDTに対する評価を最も低い「5」に引き下げた。仮想通貨ビットコインを準備資産として保有する割合などに触れ、判断の根拠を説明している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧