WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

アルゼンチン、月200ドルの米ドル購入規制 ビットコイン取引高急上昇

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アルゼンチンのビットコイン取引高が急増

アルゼンチンは、個人が購入できる米ドルに毎月200ドル(約2万2千円)の上限を課すことになった。これを受け、購入制限のない外貨取得の手段として仮想通貨に注目が集まっているという。

これは、27日の選挙で新大統領としてアルベルト・フェルナンデス氏が選出された後に設けられた新しい規則で、9月から実施されていた米ドルの購入制限が厳格化。毎月1万ドル(約10万9千円)にから200ドルに引き下げられた。

200ドル制限は、法定通貨であるアルゼンチン・ペソ(ARS)価値が劇的に低下し、年間インフレ率が50%を超えたことへの対策の一つであり、アルゼンチン中央銀行(BCRA)はこれは一時的なものだと声明の中で述べている。

現在の不確実性を考慮して、BCRAの取締役会は、この日曜日に中央銀行の準備金を維持しようとする一連の措置を講じることを決定しました。この措置は、2019年12月までの一時的なものです

銀行口座を用いての個人のドル購入には月額200ドル、現金で購入できるドルの金額には100ドルという新しい制限を設けています。

一方、現在アルゼンチンでは仮想通貨購入に対する制限はなく、有効な外貨取得手段として見られているという。P2P仮想通貨取引所であるLocalbitcoinsでは、10月26日までの週で、出来高1,415万ARSの取引が実施。記録上3番目に取引高の多い週になった。

出典:CoinDance

以前からアルゼンチンでは、ビットコインがアルゼンチン・ペソ建で高騰する「アルゼンチン・プレミアム」現象が度々起こるなど、活発に仮想通貨取引が行われている地域ではあるが、米ドルの購入制限で需要が再び高まっているとの指摘が相次いでいる。

仮想通貨投資家のRhythmTrader氏も「もし、使うのに許可が必要なのだったら、それはあなたのお金ではない。ビットコインは素早く金持ちになる方法ではないが、素早く(規則などの縛りから)自由になる方法だ。」と指摘し、アルゼンチンで人々がビットコインに注目している理由を端的に伺わせた。

アルゼンチンは過去8回デフォルト(債務不履行)に陥ったことがあり、預金封鎖やドル預金のペソへの強制両替も行われてきた。このため、市民は銀行もペソも信じず、米ドルは経済危機に直面した時に金銭価値を維持するために非常に人気があり、広く使用されている。 大統領選挙前も、政権交代によるペソ安への懸念から、市民はドル買いに殺到した。

米ドル購入が厳しく制限されることで、ビットコインも、代替的な価値の蓄積手段として更に注目される可能性が高まりそうだ。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/17 土曜日
11:00
米証券大手シュワブ、BTCとETH取引を対象顧客全員に開放
米証券大手チャールズ・シュワブが、ビットコインとイーサリアムの仮想通貨取引を対象となる個人顧客全員に提供した。手数料は0.75%で、フィデリティの1%を下回る。年末までにソラナ、アバランチ、チェーンリンクの3銘柄も加わる予定だ。
10:25
ビットコインは年末にかけて回復見通し、ただし9万ドルが壁=レポート
コインベースとグラスノードが10〜12月期の仮想通貨市場見通しを公表。利上げ下でも回復が進んだ現状を評価しつつ、上値の供給圧力など短期リスクにも言及した。
10:00
コインベース、カード発行のMarqetaに仮想通貨基盤提供 
仮想通貨取引所コインベースが、カード発行基盤を手がける米マーケタの企業顧客向けに、ステーブルコイン裏付けカードの保管・換金・決済基盤を提供する。カード保有者は世界の加盟店でステーブルコイン残高を使える。
09:10
ウォーシュFRB議長が利上げ示唆せず観測後退、ビットコイン当面レンジ相場
コインシェアーズは16日、9月の米CPIと小売売上高が予想を上回りFRBの利上げ観測が強まったため、仮想通貨ビットコインの短期見通しはデータ待ちのレンジ相場とみるべきだと分析した。
07:30
東証上場のunbanked、金連動トークン「Kinka」の暗号資産事業を廃止 採算難
金地金を裏付けとする仮想通貨「キンカ」を発行してきた国内上場企業unbankedが、暗号資産事業の廃止と子会社3社の解散・清算を決議した。販売低迷と採算確保の困難を理由に挙げ、2027年3月末までに清算を完了する予定だ。
06:50
ドイツ銀行、法人向け仮想通貨保管サービスを数週間以内に開始 アジア展開も
ドイツ銀行が数週間以内にドイツで、法人向けの仮想通貨保管サービスを開始し、2027年にアジアの金融拠点へ展開する計画だ。ビットコインとイーサリアムの保管から始め、ステーブルコインの出し入れ支援やトークン化預金へ段階的に広げる。
06:15
中国発老舗Coboの個人向け仮想通貨ウォレット終了へ、公開から約9年
仮想通貨の保管サービスを手がけるCoboが、個人向けウォレットアプリを12月1日に終了すると発表した。11月30日までに引き出さなかった資産には、月2%の手数料が課される。
05:55
サークル、上半期売上の約59%を提携先と取引費用に
サークルは16日、2026年上期の売上約14億ドルのうち約8.19億ドルをUSDC流通の提携先と取引費用に支払い、純利益は売上1ドルあたり約7セントだったと明らかにした。新規参入企業の主張には反論した。
05:00
2022年以来初、米国がビットコイン純輸入国に
チェイナリシスは、米国が2022年以来初めて仮想通貨ビットコインの純輸入国になったと明らかにした。1万ドル未満の小口送金は流出超、大口の送金は流入超だった。
10/16 金曜日
17:54
3メガ銀、共同発行ステーブルコインで国際決済の実証を完了
みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行の3メガバンクなど5社が、共同発行する円建てステーブルコインで三菱商事の国際決済を想定した実証を実施した。信託型の発行スキームとAML対策、2026年度中の実取引に向けた設計を整理する。
17:24
ANAP、ビットコイン評価損43.7億円を計上 前期の評価益12億円から反転
ANAPホールディングスは15日、2026年8月期に保有ビットコインの評価損43億7,466万円を計上したと発表。最終損失は73億2,300万円に拡大した。前期の評価益からの反転と、期中に開示した評価損の推移をまとめる。
16:51
英上場スマーター・ウェブ、83BTCのビットコインを追加取得 保有2830BTCに
英上場のスマーター・ウェブ・カンパニーが83BTCを約520万ポンドで追加取得し、ビットコイン保有量は2,830BTCに。優先株の調達資金でコインベースからの借入を圧縮したほか、累計のBTC売却額も開示した。
15:45
リップル社、株式や金属などに連動する無期限スワップを機関向けに開始
リップル社の機関投資家向けプライムブローカー「リップルプライム」が、株式やETF、金属、為替など100超の市場を参照するRWA無期限スワップの提供を始めた。ハイパーリキッド上の先物を参照し、24時間取引できる。担保にはRLUSDも使える(法域により異なる)。
14:53
SBIら、ドル建てOUSD連合に参画 円建てJPYSCと相互運用を検討
SBIホールディングスとスターテイルが、米ドル建てステーブルコインOUSDを推進するオープンスタンダードに参画した。ビザやコインベースなど140社超が加わる枠組みで、円建てステーブルコインJPYSCとの相互運用に向けた実証実験を検討する。
14:20
グーグル、量子コンピュータ「20年の壁」に前進 必須工程でエラー40分の1に
Google Quantum AIは、量子プロセッサ「Willow」で「マジック状態の培養」を実証したと発表した。エラーを約40分の1に低減し、T状態の論理忠実度99.99%を達成。成果は科学誌Scienceに掲載された。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧