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VeChain、医薬品大手バイエル中国法人とブロックチェーンを共同開発

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイエル中国法人、VeChainを医薬品管理に採用

ドイツ大手製薬会社バイエルの中国法人がVeChainと提携、医薬品のトレーサビリティを実現するブロックチェーン「Csecure」を共同開発することが分かった。

CSecureシステムは医薬品の臨床試験に関わるもので、特定の薬剤に関連するバッチ番号を、VeChainが提供するブロックチェーンネットワークで記録。

ブロックチェーン内のデータベースを使用して、各医薬品のサプライチェーン移動を追跡することができる。これには、ユーザー識別情報と位置情報のタイムスタンプを応用するという。

VeChainのプラットフォームにより、透明性が高く監査可能なシステムで製品追跡が可能となり、研究者や政府が収集されたデータを使用して、さまざまな地域での医薬品の入手可能性を確認し、公平性を改善することにも使える見込みだという。

中国政府も注目

VeChainは、2015年に上海で設立されたVeChain社と非営利団体「VeChain Foundation」によって開発されている事業向けのブロックチェーン。

VeChainは独自仮想通貨VETを発行しており、昨年11月には中国共産党中央委員会の機関紙「人民日報」で、「若い企業だが、すでにブロックチェーン業界で世界を牽引するリーダーの一つ」と論じられ、中国政府からも注目されていることが窺える。

特にIoT(モノのインターネット)との親和性が高く、サプライチェーン管理への利用例が多い。

食品・自動車・ゲームなど多様な分野で利用例

中国ウォルマートではVeChainを利用して、消費者が商品に付いているQRコードを読み取ることで、食品の来歴を確認することができる。

また食品トレーサビリティシステム「Foodgates」では、欧州産の牛肉などの来歴(産地、解体、梱包、輸送など)を中国の消費者がスマホアプリで閲覧可能だ。食品の産地偽造を防止するためにも応用されている。

さらに自動車業界でも、VeChainは採用されている。ドイツの大手自動車メーカーBMWとVeChain社が共同開発した「VerifyCar」が一例。

VerifyCarは、車両に組み込まれたIoTデバイスで自動車の状態を感知しブロックチェーンに記録。走行履歴や事故歴などの改ざんが困難になり、中古市場に売却される際などにより公正な取引が可能となるという。

関連:VeChain Thorのユースケースまとめ

ほかにも、マイクロソフト社やゲーム開発会社が共同で進めているブロックチェーンカードゲームでも、非代替トークン(NFT)がVeChain上で発行されるなどのユースケースもみられる。

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