〜JCBIのコンソーシアム型ブロックチェーンで一般アーティストがNFTを発行し販売することが可能に〜
日本の15社のコンテンツ企業連合で運営するブロックチェーンコンソーシアム団体「Japan Contents Blockchain Initiative(ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ、以下、JCBI)」の加入企業のSingulaNet株式会社(東京都港区、代表取締役社長:町浩二)が、コロナ禍下のアーティストのマネタイズを支援するために博報堂と共同開発したライブ配信×NFT販売サービス「ライブ TVショー(https://livetv-show.com/)」において、これまでの芸能事務所等の法人からの利用登録に加え、新たに法人に所属しない個人やグループの⼀般アーティストからの利用登録を6月29日から同社として受付開始しました。
これにより、今後ライブTVショーを通じて一般アーティストが、JCBIのコンソーシアム型ブロックチェーン上にNFTを発行してファンに販売することができるようになります。
ライブTVショーは、SingulaNetと博報堂が共同事業として取り組んでいるエンターテインメント分野のD2Cサービスで、アーティストのファンコミュニティ活動を⽀援する新しいマネタイズプラットフォームです。
ライブTV ショーを使ってアーティストは以下の3つのサービスをファンへ提供してマネタイズできます。
- 無料ライブを配信してファンに「ギフティング」で応援してもらえる
- 会場でのコンサートができなくても、代わりに「有料ライブ」ができる
- 「デジタルコンテンツを販売」してファンに届けられる
ライブTVショー操作説明書:https://livetv-show.com/manual/liver.pdf
また、同社がもつ独自技術により開発したサービスとして、以下の3つの特徴をもっています。
- Twitterのアプリ内で配信できるため多くのフォロアーがライブに参加してくれる
- 他のサービスにはないデジタルコンテンツという新しい収益機会がつくれる(2次流通も収益化)
- 売上の70%が一般アーティストへ直接還元される(利⽤料は不要)
ライブTVショーを介して、ファンとアーティストは普段から繋がっているTwitter上で双⽅向のコミュニケーションしながら、Twitterアプリ内ブラウザでそのままライブ視聴とコンテンツ購入の2つのサービスを楽しむことができます。
また、ライブTVショーでアーティストが販売できるデジタルコンテンツは、JCBIのコンソーシアム型ブロックチェーン上のNFTとして発行されることで、発⾏数量を限定しレアリティをつけて販売したり、移転履歴を管理してサービス内に設けられたフリーマケットで⼆次流通させることができます。
これまでライブTVショーは、芸能事務所等の法⼈に所属するアーティスト向けに博報堂がサービスを提供してきましたが、本日より、以下の条件を満たす法⼈に属さない個人もしくはグループで活動する一般アーティストも、下記のライブTVショー公式TwitterアカウントへのダイレクトメッセージでSingulaNetへ利用を申し込み、審査を受けて承認されればライバーアカウントが登録され、利用できるようになりました。
[申し込み条件]
- アーティスト活動を継続的に行っており応援するファンがいること
- 公序良俗に反する発信を行っていないこと
- 反社会的勢⼒もしくはこれらに準ずる者⼜はその構成する者ではないこと
[申し込み窓口]
- ライブTVショー公式Twitterアカウント:@livetv_show
今後は毎月、以下のライブTVショーをご利⽤検討中の一般アーティスト向けのサービス紹介セミナーと、既にご利⽤中の一般アーティスト向けの操作講習会を、ぞれぞれZoomウェビナーで開催していきます。
[マンスリーサービス紹介セミナー]
ライブTVショーの利⽤をご検討していただいている一般アーティストのみなさんに向けた、サービス説明やデモ、事例紹介などのオンラインセミナー。
7⽉21⽇17:00−18:00開催の第1回は、以下のPeatixのフォームよりお申し込みいただけます。
Peatix申し込みフォーム:https://livetv-show-webinar-1.peatix.com
[マンスリー操作講習会]
既にライブTVショーをご利⽤いただいている一般アーティストに向けた、操作方法デモやマネタイズ向上のポイント紹介、他ライバーの成功事例共有、新規機能説明、その他質疑等のオンライン講習会。
なお、法⼈向けの利用登録は、これまでと同様に引き続き、以下の博報堂ライブTVショー事務局で受付していますので、ご利用を検討していただいている法人はこちらへお問い合わせください。
博報堂ライブTVショー事務局:livetv-show@hakuhodo.co.jp
<Japan Contents Blockchain Initiativeとは>
2020年2月に発足した日本のメディア・コンテンツ業界のデジタルトランスフォーメーションを業界横断で加速するための企業連合コンソーシアム団体で、2021年6月時点で、15社(株式会社朝日新聞社、株式会社エイトリンクス、エイベックス・テクノロジーズ株式会社、株式会社ケンタウロスワークス、原本株式会社、株式会社C-POT、SingulaNet株式会社、株式会社電通、株式会社電通国際情報サービス、株式会社博報堂、株式会社Hashpalette、ピクスタ株式会社、株式会社PocketRD、ユナイテッド株式会社、Ridgelinez株式会社)が会員企業として加入しています。
会員企業はノードサーバを構築・運用して、コンソーシアム型ブロックチェーン「Contents Consortium Blockchain Platform」を共同で運営することで、APIを介して同ブロックチェーン上に、Metadataとしてコンテンツの属性情報を記録したり、NFTとしてコンテンツの各種権利を発行・移転することができます。
Japan Contents Blockchain Initiativeは、今後も、メディア・コンテンツ及びブロックチェーン業界から入会企業を広く募り(※1、※2)、ブロックチェーン技術等のキーテクノロジーを活用し、日本のメディア・コンテンツ産業の成長に寄与するために、活動をさらに推進していきます。
※1「Japan Contents Blockchain Initiative(ジャパン コンテンツ ブロックチェーン イニシアティブ)の入会お申込みサイト」
https://www.japan-contents-blockchain-initiative.org/contact
※2「Japan Contents Blockchain Initiative(ジャパン コンテンツ ブロックチェーン イニシアティブ)の入会お申込み連絡先」
info@japan-contents-blockchain-initiative.org
■SingulaNet株式会社
代表者: 代表取締役社長 町 浩二
本社所在地: 東京都港区
設立:2019年6月
主な事業: ライブ配信型デジタルコンテンツ流通事業、ITソリューション事業、研究開発事業
URL:https://singulanet.net/company/
【本件に関するお問い合わせ】
Japan Contents Blockchain Initiative 事務局