〜セプテーニ・インキュベート、早稲田リーガルコモンズ法律事務所、電通グループより部会長、副部会長、アドバイザーが就任〜
コンテンツ業界関連企業を中心に40社が加入する一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ(一般社団法人Japan Contents Blockchain Initiative・略称、一般社団法人JCBI)は、「JCBI SSI・DID部会」を発足いたしました。
EUでの新たな個人情報保護規則としての「EU一般データ保護規則(GRDP:General Data Protection Regulation)」施行等に代表されるように、グローバルトレンドとして、インターネット上の各サービスを利用する際のアカウント情報等の個人情報のコントロール権をユーザーが持てるようにする議論が活発化しています。
その中で、個人が自分自身のアイデンティティをコントロールできるようにする自己主権型アイデンティティ(Self Sovereign Identity,以下:SSI)という考えが提唱されて、それを実現する1つの手段として、ブロックチェーン技術基盤を活用した分散型ID(Decentralized Identifier, 以下:DID)に注目が集まっています。
しかし、国内において様々な独自仕様のSSI・DID領域のサービスが立ち上がっている一方で、グローバルの動きとして当該仕様の国際規格の検討が進展している中、現状のままではガラパゴス化してしまうのではないかと危惧されています。
そこで、この度、一般社団法人JCBIは、SSI・DID領域におけるグローバルの参入プレイヤーや提供サービスの調査を通じて、国際規格の標準化の動向をキャッチアップしていくべく、「JCBI SSI・DID部会」を発足しました。
本部会では、セプテーニグループで新規事業の開発やインキュベーションサポートを行なっているセプテーニ・インキュベートより取締役 斉藤彼野人氏が部会長 、ブロックチェーン分野の法領域に精通する早稲田リーガルコモンズ法律事務所より代表弁護士 河﨑健一郎氏が副部会長、電通グループのR&D組織の電通イノベーションイニシアティブ プロデューサー 鈴木淳一氏がアドバイザーに就任します。
今後、JCBI SSI・DID部会では、SSI・DID領域における国内外の情報を幅広く収集、体系化し、国際規格の標準化の動向を踏まえつつ、外部の団体とも連携した活動を行っていきます。
一般社団法人JCBIは、今後もNFT領域に限らず、広くコンテンツ業界の発展に資するさまざまな取り組みを推進していきます。
■JCBI SSI・DID部会の部会長・副部会長・アドバイザー 就任企業
【株式会社セプテーニ・インキュベート】
- 代表者: 代表取締役 松田 忠洋
- 本社所在地: 東京都新宿区
- 設立: 2019年10月
- 主な事業:新規事業の開発/インキュベーションサポート
- URL: https://www.septeni-incubate.co.jp/
【早稲田リーガルコモンズ法律事務所】
- 代表者: 代表弁護士 河﨑 健一郎
- 本社所在地: 東京都千代田区
- 設立: 2013年3月
- 主な取扱業務:会社法務(中小企業法務・上場企業法務)、ベンチャー・スタートアップ支援、知的財産事件、先端技術分野(AI・ブロックチェーン)法務、その他一般民事事件、家事事件、刑事事件など
- URL: https://legalcommons.jp/
【株式会社電通グループ】
- 代表者: 代表取締役社長執行役員 CEO 五十嵐 博
- 本社所在地: 東京都港区
- 設立: 1901年7月
- 主な事業:グループ全体の成長持続および競争力強化に向けた各種環境の整備と支援、ならびにグループガバナンスの推進
- URL: https://www.group.dentsu.com/jp/
■本件に関するお問い合わせ
Japan Contents Blockchain Initiative 事務局