WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアムL2「Optimism」、初のアップグレード「Bedrock」は3月実施を提案

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ネットワークをアップグレード

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のL2「Optimism」をサポートする「Optimism Foundation」は2日、ネットワーク初となるプロトコルアップグレード「Bedrock」の実施時期を提案した。

L2とは

「レイヤー2」の意味で、「2層目」のブロックチェーンのこと。全ての取引履歴をメインチェーンで処理すると負荷が大きくなり、処理速度の低下やネットワーク手数料の高騰につながるため、L2の開発が行われている。

▶️仮想通貨用語集

このアップグレードでは、トランザクションコストや同期速度を含めたパフォーマンスや機能を向上。具体的にはイーサリアムの仮想マシン(EVM)の等価性を向上させたり、ネットワークを簡素化したり、モジュール性を高めたりする。投票で承認された場合、そこから2週間後となる3月15日の9時(日本時間16日2時)にBedrockを実施する計画だ。

また、Bedrockは、将来のマルチチェーン対応に向けた重要なステップになるとも説明。共通規格の役割を果たす「OP Stack」を作り、レイヤー2が多く誕生する未来に備え、イーサリアムのエコシステムをリードしていけるようにすると述べている。

エンドユーザーは、アップグレード中に入金機能やトランザクションが一時停止する以外は、影響は受けないと説明。一方、ノードを稼働させるプロジェクトやユーザーは、事前に準備が必要だとした。

アップグレードは4時間以内に終了すると推定。今回はネットワークのリセット(regenesis)は起こらず、アップグレード後も過去のデータに引き続きアクセスできると述べている。

投票終了からBedrockまで2週間あけた理由は、直前で問題が発覚したり、コミュニティへ周知したりするためだと説明。それでも、OptimismのGoerliテストネットではすでにアップグレードに成功しているが、新しい重大なセキュリティリスクが発見された場合は、アップグレードを一度中止する可能性などもあるとした。

Optimismの需要が増加

Optimismは最近、需要が増加している。運用のためにロックされた仮想通貨の総価値「TVL(Total Value Locked)」が増加し、独自トークン「OP」の価格は先月26日に過去最高値を記録。CoinGeckoのデータによると、アップグレード時期提案後の本記事執筆時点の価格は3ドル(約380円)で、前日比14.5%、30日比では212.6%上昇している。

関連:イーサリアムL2需要増、Optimismトークンが過去最高値を更新

ブロックチェーンの需要の多さから、ネットワークが混雑することがあるイーサリアムでは、OptimismなどのL2ソリューションの開発が進んでいる。

関連:スケーリング問題の打開策「ロールアップ」とは|仕組みや注目点を詳しく解説

Optimismはオプティミスティックロールアップという技術を活用。イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は先月、2023年中にL2スケーリングソリューション「ロールアップ」が、重要なマイルストーンに到達するとの見通しを示した。

関連:イーサリアム共同創業者ヴィタリック氏、2023年はロールアップに強気

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/27 日曜日
09:25
週刊仮想通貨ニュース(9/25)|BTC相場・ストラテジーの財務戦略・機関投資家の動向まとめ
今週は、仮想通貨ビットコインの相場分析、ストラテジーのビットコイン買い増し、主要機関投資家15社への聞き取り調査に関する記事が関心を集めた。
09/26 土曜日
14:00
米控訴裁「予測市場のスポーツイベント契約は州が規制可能」と判決、カルシ敗訴
米第6巡回区控訴裁判所は予測市場カルシのスポーツイベント契約は「スワップ」に該当せず州の賭博規制対象になるとの判決を下した。控訴審では州側の2勝目となった。
13:25
米CFTC、顧客資金の投資対象トークン化と記録管理を容認
米CFTCは24日、仮想通貨・ブロックチェーンに関するFAQを更新し、顧客資金によるトークン化投資対象の拡大やブロックチェーンを使った記録管理の容認を新たに明記した。
11:30
米司法省、テザー準備金の一部を扱った決済業者から8400万ドル押収
米司法省はテザー系決済業者キャプストーンの口座から8400万ドルを差し押さえた。テザーは関連銀行EQIバンクへの資産エクスポージャー比率を0.034%にとどまるとしている。
11:05
米ブロック社、AIエージェント決済規格「x402」にビットコイン・ライトニングを導入
米ブロック社がAI決済のオープン規格を運営する「x402財団」に加入した。仮想通貨ビットコインのライトニング・ネットワークによる決済機能をx402に導入している。
10:12
ハイパーリキッド・ストラテジーズが70億円相当HYPE追加購入、大口ステーキング解除も観測
ハイパーリキッド・ストラテジーズに関連するウォレットが49.4万HYPEトークンを追加購入し、月間の購入量は551万HYPEに達した。一方で大口5件が合計98万HYPEのステーキング解除を開始した。
09:30
ビットゲット、流出経緯を一部説明|被害額は上方修正
ビットゲットCEOのグレイシー・チェン氏は25日、不正流出の調査進展を説明した。攻撃者はバックエンドシステムを侵害し資金移動を実行したが、秘密鍵漏えいはなく追加被害の恐れもないとした。
08:13
米証券決済大手DTCC、114兆ドル規模の資産トークン化開始へ=報道
米証券決済大手のDTCCが、自社インフラが扱う114兆ドル規模の資産を対象にブロックチェーン基盤のトークン化サービスを始動すると発表した。証券決済インフラのオンチェーン化が進めば、機関投資家の取引環境にも影響が及ぶとみられる。
07:40
米上場シークアンスがビットコイン財務戦略を終了、残りの314BTCを売却
シークアンスは、仮想通貨ビットコインの財務戦略を完全に終了したことを発表。残りの314BTCを売却したと説明し、今後は半導体事業の成長戦略に注力していくとした。
07:35
仮想通貨タスクフォースを主導したクリプトママ、米SECを10月2日退任
米証券取引委員会のパース委員が10月2日付で退任する意向を辞表で示した。仮想通貨業界で「クリプトママ」の愛称で知られ、トークン規制の枠組み整備などを主導してきた同氏は、11月からリージェント大学ロースクールで教壇に立つ。
06:35
ストライブ、ビットコイン保有企業のMSCI除外基準に明確性要求
米ナスダック上場のストライブは、MSCI指数の非事業会社除外案に書簡を送り、「事業資産」の定義の透明化を求めた。仮想通貨ビットコイン関連事業は事業活動に当たると主張。
06:02
金融庁、オンチェーン金融フォーラム初会合を9月30日に開催予定
金融庁は9月30日、「AI時代を見据えたオンチェーン金融フォーラム」の第1回会合を開催する予定。関係省庁等と連携し、オンチェーン金融の社会実装に向けた検討を始動させる。
05:45
米SEC、トークン買戻しや実用性宣伝は投資契約非該当と新FAQ公表
米SECの企業金融局は9月25日、仮想通貨資産の証券該当性に関する新FAQを公表した。機能中システムでのトークン買戻しや通常アップデートは投資契約に該当しないとの見解を示し、発行体の実務判断に影響する内容となっている。
05:00
ストラテジー、優先株の日次配当化を提案|ビットコイン調達強化狙い
ストラテジーは25日、優先株STRF・STRC・STRK・STRDの配当頻度を四半期・半月ごとから毎日払いへ変更する議案を示した。年間配当額は変わらないが、株価変動の縮小や資金調達力の向上が見込まれる。
09/25 金曜日
19:00
トークン化預金推進の新機構が10月に始動 黒田前日銀総裁らも参画
黒田前日銀総裁らが参画するデジタル通貨イノベーション機構が9月25日に設立会見。トークン化預金を中核に決済インフラの標準化や政策提言を進め、10月から本格始動する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧