~復元時にシードフレーズが不要で、初心者でも使いやすく~
株式会社BLOCKSMITH&Co. (本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:真田 哲弥、以下「BLOCKSMITH」)と株式会社Liquid(本社:東京都中央区、代表取締役:長谷川 敬起、以下「Liquid」)は、顔認証技術を活用したWeb3ウォレットの共同開発について、9月11日に基本合意書を締結したことをお知らせいたします。
■業務提携の狙い
従来のWeb3ウォレットは、下記の課題を抱えています。
- パスワードの紛失、漏洩リスク
普段の利用時の認証は、ユーザーが独自に設定したパスワードで行うため、パスワードの紛失や漏洩のリスクが切り離せません。
- シードフレーズの紛失リスク
機種変更時などに行うウォレットの復元は、多くのセルフカストディ型Web3ウォレットの場合、12〜24個の英単語をランダムに並べたシードフレーズを用いますが、シードフレーズを忘れるとウォレット内の資産へアクセスできなくなります。また、シードフレーズは自己管理しなければならず、紛失した際も第三者による復旧の手助けを求めることができません。
これらの課題があり、手軽に使えるとは言えず、Web3普及の大きな阻害要因ともなっていました。課題を解消するために、Web3関連事業を展開するBLOCKSMITHが独自開発するWeb3ウォレットに、生体認証に強みを持ち、累計3,000万件以上の本人確認を実施するLiquidの顔認証技術を組み合わせることに至りました。
Liquidが提供する、サービス利用者がアカウント開設時に登録された本人であるかを確認する『LIQUID Auth』の顔認証を、利用時や復元時の認証に活用します。安全性と利便性を両立させた「顔認証Web3ウォレット」をBLOCKSMITHとLiquidで共同開発することで、誰もが安心して利用できるWeb3社会の実現と市場の創出・拡大を推進します。
両社で共同開発した「顔認証Web3ウォレット」は、まず、BLOCKSMITHが展開する縦型ショート動画クイズアプリ『QAQA(カカ)』に導入し、続いて、BLOCKSMITHが展開する独自のOasysLayer2ブロックチェーン(Verse)『BLQS Verse』上の各種サービスにも拡大してまいります。
■縦型ショート動画クイズアプリ『QAQA(カカ)』について
『QAQA(カカ)』は、クイズを出題したり、解答者として連続正解してゲーム内通貨「Chip」をため、たまった「Chip」を暗号資産「BLQS」に交換することができる、ユーザー投稿型の縦型ショート動画クイズアプリです。