日本DAO協会とは
【Who we are】
現代の資本主義・新自由主義が引き起こしている問題や、人口減少による問題の解決策になると考えられるDAOは、その可能性に懐疑的な意見もあり、不正事案の発生や、トラブルも予想されます。かかる中、自主規制・健全なエコシステム作り、適法・健全なDAOを支援し、DAOの啓蒙・普及に努め、インパクトのあるモデルケース作り、適切な意思決定手法およびインセンティブ設計のノウハウの集約が、DAOの発展のために不可欠です。
我々、業界団体を設立し、規制当局による認可や登録ではなく、自律的で分散型かつ事業者主体のルール策定とDAOが法的/実務的に認められる形態であるかの評価・認証制度を整備する自主規制団体となります。自主規制団体をDAOの形態で運営するという世界初のチャレンジングな試みです。
最初はトラブル等も予想されるところですが、1年間は実証実験フェーズと定め、ステークホルダーの方々全員でアジャイルに作り上げていくことを志向します。この在り方自体が、日本や世界に対する大きなメッセージとなると思っております。
【目的】
- DAOが健全に発展できる仕組みを作ります。
- 日本でDAOのモデルケースを作り世界へ影響を与えます。
- 資本主義・民主主義を刷新します。
【作りたい世界】
「あらゆる垣根を越えて、共通の想いを持った人々が協働し、自らが望む未来を実現していく世界」
日本DAO協会の信条
- 多様性の尊重と受容(Diversity and inclusion):
- インテグリティ(Integrity):
- 自律(Autonomy):
- 透明性(Transparency):
- イノベーション(Innovation):
性別、年齢、国籍、組織などに関係なく、多様なバックグラウンドを持つメンバーが得意なことを活かして貢献できる環境作りに尽力します。
誰に対しても誠実に接し、中立性・公平性を大切にします。正義感を持ち、不正に対して厳しく対応します。
誰かに管理されることなく、自分で考え、目標達成に向けて行動します。一人一人が直接意思決定に参加し、組織を管理、運営します。
情報は可能な限りすべて公開し、誰もがアクセスできる状態にしておきます。
過去にとらわれず、先進的な技術を活用しながら新しい組織のあり方を探究していきます。
日本DAO協会の活動内容
- DAOガイドラインの作成と運用
- DAO及びDAOツールの認証
- 定款・諸規則・契約書の雛形提供
- 教育と啓発、普及活動
- 業界コミュニティの運営
- 意見集約と政策提言
- 実践と理論の集積・研究
日本国内でのDAO運営に関する標準ガイドラインの策定と提供を行います。
DAOやDAOツールの品質と安全性を評価し認証します。日本DAO協会により認証を受けたDAOは、日本国内法及びガイドラインへの準拠が認められた認証DAOとして活動することができます。
法的枠組みに準拠し、実際のDAO運営に適用可能な定款、諸規則、契約書の雛形を提供します。
DAOに関する基礎知識から応用まで、幅広い教育プログラムと啓発活動を通じて、DAOの理解と普及を目指します。
DAO関連業界のステークホルダー間での情報共有と協力を促進するために、業界コミュニティを運営します。
DAO事業者や参加者からの意見を集約し、これらをもとに政策立案者に対して提言を行います。
DAOに関する実践的な事例や理論的な知見を集積し、研究活動を行います。
DAOの必要性
以下のようなメリットが、現代の資本主義‧新⾃由主義が引き起こしている問題や、⼈⼝減少による問題の解決策になる。
2023年11月2日
RMDから自民党web3PTに対しDAO新法案を提言
2023年11月~12月
自民党内においてDAOを実際に活用している事業者を中心にハッカソンを実施
2023年12月末
RMDからの最終提言
2024年1月24日
自由民主党政務調査会-デジタル社会推進本部 web3PT 会議
2024年1月26日
自民党デジタル社会推進本部(平井卓也本部長)のWeb3プロジェクトチームが、DAOに関するハッカソンの結果を踏まえた提言を鈴木俊一金融担当大臣に提出
2024年2月1日
合同会社型DAOによる資金調達に関する府令改正等のパブコメ開始
DAO法に向けた提言や新しい法制度に関する議論は国会内部でも進んでいる。
DAO協会の必要性
- 不正事案の発生や、トラブルも予想される中で、更なるルールメイキングを進めていくためには、自主規制・健全なエコシステム作りが必須
- DAOのインパクト・可能性に懐疑的な人もいるため、更なるルールメイキングを進めていくためには、インパクトのあるモデルケース作りが必須
- DAOは新しい組織形態・意思決定構造を持つため、適切な意思決定手法および貢献したメンバーへのインセンティブ設計についてのノウハウの集約・発信主体が必要
- 規制当局が全てのDAOの形態を自ら把握する事は困難なため、事業者が一丸となって交渉ができるよう、業界団体を設立する事が望ましい
- 将来的には、簡易に組織を立ち上げる事ができるDAOのメリットを損なわぬよう、規制当局による認可や登録ではなく、事業者主体のルール策定と当該DAOが法的に認められる形態であるかの評価・認証制度を設立予定
日本DAO協会の会員概要
日本DAO協会の組織体制
- 総務
- 総会と理事会
- ドキュメント
- 会員管理
- 認証
- 購買・契約
- 法務
- 契約書・定款・規則の雛形維持管理
- DAOやDAOツールのアロー、ブロックリスト管理
- 関連団体連携
- 財務
- 資金管理
- 入出金管理
- 口座管理
- 経理
- 会計
- 清算・支払業務
- 税務・納税
- 広報
- イベント企画と運営
- SNS
- メディア対応
- HP管理
- 協会リリース
- 渉外
- 賛助会員集め
- フォロー
- 官庁との連携
- 窓口対応
- デジタル
- ツール発案
- 開発依頼
- 管理
- デジタル系技術対応
- 研究
- 調査・考察
- 提言まとめ
以下の3種類のトークンが存在する。
会員募集
- 協会員(メンバーシップトークンNFT保有):
- 賛助会員:
- コントリビュータ:
協会のミッションに共鳴し、協会のガバナンスに参加する
貢献活動により取得できるトークンでNFTを取得
協会のミッションに共鳴し、金銭的に支援していただける個人・法人
年会費は、10万円/1口で5口以上
(個人または資本金1億円未満相当の会社は1口以上)
協会のミッションに共鳴し、協会に貢献していただける個人