強気相場継続の兆しか？　パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画

早期投資家としてトークン獲得や株式などを目的に

米大手暗号資産（仮想通貨）ベンチャーキャピタル（VC）パンテラキャピタルは、新しいクリプトファンドのために10億ドル（1,500億円超え）の資金調達に着手していることが報じられた。

「Pantera Fund V」と呼ばれるパンテラの第五号ファンドは、スタートアップの株式、アーリーステージのトークン、流動性の高いトークンなどの資産に焦点を当てるようだ。

流動性の高いトークンに投資するパンテラの専門ファンド「Liquid Token Fund」はすでに存在しているが、2024年第1四半期に66％の利益をもたらしたという。

パンテラは4つのファンドで、52億ドルの資産を運用。同社は最も積極的な仮想通貨VCの一社で、これまでに180以上のプロジェクトや企業に投資。

直近では、レンディングプロトコルMorphoやWeb3ゲームスタジオInfiniGods Universeに投資している。

SERIES A FUNDING ROUND SECURED

We're thrilled to announce that we've secured $8M in Series A funding, taken exclusively by @PanteraCapital.

This capital injection allows us to double down on our vision to lead the future of mobile gaming, and provides us with the resources to… pic.twitter.com/MUNWpymWR8

— InfiniGods (@InfiniGods) April 24, 2024

2024年の相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループ傘下のLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraが500万ドルを調達したという発表もあった。

関連：zkSync基盤のWeb3ゲーム企業Tevaera、野村などから7.7億円調達

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