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米上場ナカモト、医療クリニックを閉鎖しビットコイン専業企業へ移行完了

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 医療クリニックが6月19日に閉鎖、撤退完了
  • ビットコイン保有量4,467BTC・評価額約450億円

医療撤退が完了

ナスダック上場のビットコインDAT企業のナカモトは22日、同社の医療クリニックが19日に営業を終了したと発表した。残りの管理業務は2026年第3四半期中に完了する見込みだという。

ナカモトはビットコインをテーマとするメディア・情報サービス、資産運用・金融サービス、コンサルティング・アドバイザリーの3事業を軸とするビットコイン専業企業への移行を目指してきた。今回のクリニック閉鎖により、医療事業からの撤退が事実上完了した。

デービッド・ベイリー会長兼最高経営責任者は「医療クリニックを閉鎖した今、ナカモトはビットコイン専業企業としての戦略実行に専念する。世界トップのビットコインメディア・イベント事業、成長中の資産運用事業、アドバイザリー事業という差別化されたプラットフォームを構築しており、これらの事業拡大と株主への長期的な価値創出に完全に集中する」と述べた。

関連記事:ストラテジーが3週連続でビットコイン買い増し実施、BTC累計保有額8.8兆円相当

ビットコイントレジャリー企業最大手のストラテジーが22日、3週連続となるビットコインの買い増しを発表した。今週は520BTCを約3,490万ドルで取得し、累計保有量は847,363BTCに達した。

KindlyMDとの合併が起点

ナカモトは2025年、ユタ州を中心に医療クリニックを運営していたカインドリーMDとの合併を経て誕生した。合併時のPIPE(私募増資)調達額は約5億4,000万ドルで、調達資金はビットコイン購入に充てられた。

旧カインドリーMDが展開していたクリニック事業は子会社のカインドリー合同会社を通じて継続されていたが、今回の閉鎖をもって全面撤退となった。

ナカモトはビットコイン・マガジンやビットコイン・カンファレンスを運営するBTC Inc.と、ビットコインネイティブな資産運用会社のUTXOマネジメントを傘下に持つ。

ブロックのデータによると、23日時点でナカモトは4,467BTCのビットコインを保有しており、評価額は約2億7,850万ドル(約450億円)だ。比較として、マイケル・セイラー氏率いるストラテジーは847,363BTCのビットコインを保有する最大の企業保有者で、テザーとジャック・マラーズ氏が支援するトゥエンティワン・キャピタルも43,514BTCを保有している。

財務状況と今後の方針

ナカモトは2026年第1四半期に2億3,880万ドルの純損失を計上した。損失の大部分はビットコイン保有および投資ポートフォリオに関連する非現金損失と、買収に伴う取引・統合コストによるものだ。

ナカモトは医療関連の管理業務を第3四半期中に完了させる方針で、ビットコイン事業の拡大を続けていくとしている。

解説記事:ビットコインを保有する上場企業ランキング|世界・日本TOP10を徹底比較【2026年6月版】

世界・日本のビットコイン保有上場企業をランキング形式で比較。ストラテジーを筆頭に、メタプラネットなど国内外の最新保有量・財務戦略・投資リスクを解説。

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