WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

メタマスク、利回り得られるオールインワン金融口座「マネーアカウント」立ち上げ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • mUSDはモルフォ経由のDeFiプールで利回りを生成
  • マスターカード対応のメタマスクカードと連携し決済にも利用可能

mUSD預入で利回り付与

暗号資産(仮想通貨)ウォレット大手のメタマスク(MetaMask)は6月30日、ウォレット内の新機能「マネーアカウント(Money Account)」を立ち上げた。メタマスクの独自ステーブルコインであるmUSDを預け入れることで、最大年利4%(変動金利)の利回りを得ることができる。

マネーアカウントに資金を追加すると米ドル連動型ステーブルコイン「mUSD」に変換され、取引に使っていない分の残高が利回りを得られる仕組みだ。資金のロックアップ(拘束)や口座開設手数料、最低残高制限などはない。

利回りは、DeFi(分散型金融)の運用プールを通して生成。当初はMorphoを利用し、将来的にはAaveへの拡大も計画されている。

マネーアカウントは、オールインワンの金融口座として設計されており、Monadのブロックチェーンを基盤として構築されている。メタマスク開発企業コンセンシスのジョー・ルビンCEOは次のようにコメントした。

これまで、仮想通貨の利用体験はあまりにも断片化されていた。取引する場所、収益を得る場所、使う場所がそれぞれ分断されていた。メタマスク内で資産を蓄積しても、これまではその資産を同プラットフォーム内で運用し続けることができなかった。

この点、マネーアカウントの口座残高はマスターカード対応の「MetaMask Card」とも連携しており、利回りが発生している口座の資金を決済に利用できる。また、スワップ、無期限先物取引、予測市場といった取引を行うことも可能だ。

Monad Foundationのキオン・ホン共同創設者も次のように述べた。

これこそが、消費者によるステーブルコイン採用の姿だ。日常的な支出のために設計され、貯蓄と利回り獲得の機能が統合されており、複雑な処理はすべて裏側で自動的に行われる製品である。

マネーアカウントでは、対応するブロックチェーン上のUSDC、USDT、DAI、aUSDC、aUSDT、aDAIといったステーブルコインを、交換手数料なし、1対1の比率でmUSDに交換できるようになる。

mUSDは2025年9月にローンチされ、現在の時価総額は約3,070万ドル(約50億円)だ。Bridgeによって発行され、規制された管理下で保有される短期米国債によって裏付けられている。

関連記事:メタマスク、独自ステーブルコイン「mUSD」を正式発表 25年内にローンチ予定

仮想通貨ウォレットのメタマスクは、独自ステーブルコインmUSDをローンチすると正式発表。まずは2025年内にイーサリアムとLinea上にローンチする計画である。

ステートストリートのステーブルコイン収益化ファンドも

ステーブルコインの残高を収益を生む資産にする製品開発は、他にも行われている。最近の事例では、米金融大手ステートストリートの資産運用部門とギャラクシーが5月、投資家がステーブルコインを利回り付きのトークン化ファンドへ「スイープ(資金移動)」できる製品を立ち上げた。

この適格投資家を対象とした「ステート・ストリート・ギャラクシー・オンチェーン・リクイディティ・スイープ・ファンド(SWEEP)」はソラナ(SOL)のチェーン上でローンチされ、将来的にはステラ(XLM)やイーサリアム(ETH)など、他のブロックチェーンでの展開も計画されている。

関連記事:メタマスク(MetaMask)の使い方完全ガイド|送金・スワップ・ガス代節約・トラブル対処【2026年版】

MetaMask(メタマスク)の使い方を図解で解説。インストール・初期設定から送金・スワップ・ガス代節約・ネットワーク追加・ステーキング・詐欺対策・ログインできないなどのトラブル対処まで網羅。CoinPost編集部が随時更新中。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/29 火曜日
17:17
Bitcoin Japan、初のビットコイン購入完了 約12BTC
Bitcoin Japan(旧堀田丸正)は29日、100%子会社BTC JPN Ltd.によるビットコインの初回購入が完了したと発表した。取得額は約100万ドル。投資資金総額6.62億円の上限内で、引き続き購入を進める方針だ。
15:09
韓国金融委、マーケットメイク制度を検討 取引所規律でJPYCの急騰に言及
韓国金融委員会の幹部は28日、仮想通貨市場へのマーケットメイク制度導入を検討する考えを示した。現行法では禁止されており、第2段階の立法で扱う見通しだ。アップビットでのJPYC上場時の価格急変動を例に、取引所への公的規律の導入にも言及した。
14:20
アップル、悪用疑いのiOS脆弱性を修正 専門家はウォレット窃取を示唆
アップルがiOS 26.7.1を公開し、特定個人を狙う高度な攻撃に悪用された可能性があるCoreGraphicsの脆弱性を修正した。SlowMistのCISOは仮想通貨ウォレット窃取に使われたゼロデイの可能性を指摘したが、アップルは詳細を明らかにしておらず、関連は確認されていない。
14:00
米上院小委員会、イランの影の銀行におけるUSDTの使用を分析
米上院の常設調査小委員会は、仮想通貨とイランのシャドーバンキングネットワークに関するレポートを公開。USDTがシャドーバンキングネットワークで多く使われていたり、テザー社の対応に問題があったりしたことを指摘している。
13:25
金融庁、貿易決済へのステーブルコイン活用実証を支援決定
金融庁は29日、トレードワルツやNTTデータ、みずほ銀行など6社による貿易決済でのステーブルコイン活用実証を、「決済高度化プロジェクト」の支援案件に採択したと発表した。
13:10
「Z世代は若年から投資始める傾向」仮想通貨人気の背景は格差拡大か=グレースケール
グレースケールは、Z世代の平均投資開始年齢が19歳と早く、長い投資期間が仮想通貨への配分余地を広げうると論じた。Z世代は予測市場への関心も高いと報告されている。
11:55
シティ、トークン化預金サービスを日本とUAEに拡大 米ドル24時間決済
米シティグループは29日、トークン化預金を用いた法人向け決済サービス「シティ・トークン・サービス」を日本とUAEへ拡大したと発表した。許可型ブロックチェーン上で24時間365日の資金移動を可能にし、展開先は計7市場となる。
11:45
チェーンリンクの新標準『CCIP2.0』始動、トークン化資産の移転を高速化
チェーンリンクは28日、相互運用プロトコルの大型アップグレード版「CCIP2.0」の稼働開始を発表した。検証機能の追加やコンプライアンス対応の強化により、機関投資家のトークン化資産移転を後押しする狙いだ。
11:00
コインベース、トークン化TCG市場に参入
コインベースは29日、実物のトレーディングカードをトークン化して扱う新サービスを近く提供すると発表した。保管か現物発送を選べる仕組みで、拡大するトークン化TCG市場への参入として投資家の関心を集めている。
10:15
アポロ、AIエージェントで銀行取り付け騒ぎに警鐘
米資産運用大手アポロのチーフエコノミストは、AIエージェントによる家計預金の自動移動が銀行の低コスト預金を減らし、金融システムに影響し得ると警鐘を鳴らした。投資家には預金流出リスクへの目配りが求められる。
09:42
ハッキング受けたビットゲット、出金を段階的に再開|セキュリティを強化
仮想通貨取引所ビットゲットが不正流出被害後、出金を段階的に再開している。攻撃経路の特定やセキュリティ強化策についても報告した。
08:25
Japan Smart Chainが改称、ステーブルコイン決済インフラ事業へ転換
AltX Research株式会社は「Japan Smart Chain」をMIZUHIKIに改称し、ステーブルコイン決済インフラ事業へ転換すると発表した。メインネットも公開し、複数自治体で給付金基盤のPOCが決定した。
08:10
シティとコインベース、決済事業で協業拡大
金融大手シティと仮想通貨取引所コインベースは、決済事業の協業拡大を発表。ステーブルコインと法定通貨の両替を自動化する機能を提供することなどを説明した。
08:05
Bybit、フランクリン発行のトークン化ファンドを機関担保資産に採用
バイビットとフランクリン・テンプルトンが戦略的提携を発表した。機関投資家はフランクリン発行のトークン化ファンド株式をBybitの取引担保資産として活用できるようになる。
06:55
デファイ・デベロップメント、ソラナ保有量254万に到達 6週で約10%増加
デファイ・デベロップメントは9月28日、仮想通貨ソラナ保有量が253万8010SOLに達したと発表した。8月12日の決算発表以降、6週間で約10%増加している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧