- JPYSCの取扱残高も300億円を突破
- 168日満期で最高年率3%、3コースを毎週募集
レンディング残高、7月開始から100億円
SBI VCトレードは2日、円建てステーブルコイン「JPYSC(ジェイピーワイエスシー)」を同社に貸し出して賃借料を受け取る「JPYSCレンディング(貸コイン)」の残高が、同日時点で100億円を突破したと発表した。JPYSC全体の取扱残高も300億円を超えた。
同社は2026年6月にJPYSCの取扱いを始め、翌7月にレンディングを追加した。取扱残高は、オンチェーンでの残高とレンディングでの残高を合計した数字だ。いずれもVCTRADEサービスでの取扱いで、同じSBI VCトレードが運営するBITPOINTサービスは対象外となる。
JPYSCは、SBI新生信託銀行が発行する信託型のステーブルコイン。資金決済法上は電子決済手段にあたり、暗号資産とは法的な扱いが異なる。同社の調べでは、信託型の円建てステーブルコインとして国内初だという。
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JPYSCとはSBIグループが発行した国内初の信託型円建てステーブルコイン。JPYCとの違いは発行主体と上限制限なしの大口対応。第3号電子決済手段としての仕組み、対応チェーン、リスクをCoinPost編集部が解説します。
3コースで募集、中途解約は原則不可
現在の募集は、168日満期・年率3%、84日満期・年率2.5%、28日満期・年率2%の3コースで、毎週木曜日に受け付けている。期間が長いほど年率が高い設計だ。
これらは11月2日時点の条件にすぎない。年率や貸出期間は募集状況とマーケット環境に応じて変わることがあり、状況次第では新規募集を止める場合もある。貸出期間中の中途解約は原則できず、円預金ではないため預金保険制度の対象にもならない。
パブリック化は法令改正が前提
SBI VCトレードは、法令改正などを経てJPYSCのパブリック化が実現した段階で、オンチェーン金融の多様なニーズに応えるユースケースづくりに取り組むとしている。同社はパブリック化を、パブリックチェーン上での流通が可能になることと説明する。実現の時期は示していない。
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