ClinicAllは事業拡大に向け、ブロックチェーンを医療産業におけるソリューションとして活用
ClinicAllは創業以来11年間にわたって医療分野に携わってきましたが、今後、医療産業の技術的なソリューションとしてブロックチェーンを活用し、更なる事業拡大を図っていきます。
ClinicAllは医療産業におけるプロセスの電子化促進を使命として設立されました。2008年にドイツで創業して以来、会社は順調に成長を遂げて、4つの大陸に8つの子会社を持つまでになり、2010年からはニューヨークに本社を構えています。
これまでの業績
・ClinicAllは2012年にMicrosoftと戦略的パートナーシップ協定を結びました。これにより、病院で使われているサードパーティー製のソフトウェアをClinicAllのシステムと統合することが可能になりました。
・2013年にClinicAllはCliniTec Boxをローンチしました。これは車輪付きのコンパクトなボックスに収められた、我々の独自ソフトウェアによって動く患者用の一体型ターミナルです。
・ClinicAllソフトウェアアプリケーションのバージョン2.0もまた、ローンチされています。これによって、リアルタイムでTVやインターネット、電話や、病院サービスのためのアプリケーションなどを同時に使うことが可能になりました。
・電子カルテを含む病院情報システムを完全に統合することによって医者やスタッフが、どこからでも顧客データにアクセス出来るようになりました。治療の経過途中で、病室から直接データをアップデートすることが可能です。これにより、多くの時間とコストを削減できます。
・2018年、ClinicAllはコミュニティのモバイルアプリをリリースしました。ユーザーと医療関係者は、病院と医療センターで自分のスマートフォンからアプリにアクセスしClinicAllのシステムに繋げることができます。アプリはiOSとアンドロイドのどちらでもダウンロードが可能です。
海外展開について
ClinicAllは常に海外展開を積極的に行っており、2015年には200件以上のシステムの他、24件のカスタマイズされた画面設計がサウジアラビアの病院で導入されています。また、Gulfでは民間と軍の病院で、ClinicAllのシステムが導入されました。他にも2018年以来600件以上のシステムがカタールの病院で導入されています。
ドイツにおいても、2017年と2019年に、当時と現職の保険大臣がドイツ支社を訪れるなど、ClinicAllは医療産業におけるソフトウェア開発のリーダー的存在として知られています。
ブロックチェーンの医療産業への活用に向けて
ClinicAllは早期から病院のデジタル化を模索する中で、ブロックチェーン技術の利点に注力してきました。2016年の終わりから、ClinicAllは複数のペイメントやデータ交換のブロックチェーンアプリケーションへの投資を行ってきました。
研究の結果は好意的なもので、ブロックチェーンは全ての異なる取引のスピードと安全性を向上させることができると予想されます。ClinicAllはブロックチェーンの活用が、医療施設を先進化するための次の大きな一歩になると考えており、それが患者の快適性と医療スタッフの業務効率化につながるでしょう。
ClinicAllは今後も事業拡大を行っていき、病院の外でもサービスを展開していきたいと考えています。例えばクリニックや自宅でも治療の助言を受けられるようなサービスなどです。コミュニティアプリのおかげで、ユーザーの皆さんはClinicAllのサービスを利用することが可能になります。ClinicAllはERC-20トークンをイーサリアムブロックチェーンのスピードと安全性を高めるために活用します。