WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米フェイスブック主導の仮想通貨リブラで注目された、米国の「公聴会」とは

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「リブラ」で注目された米国の公聴会とは
7月17日に開催された米上院銀行委員会の仮想通貨リブラに関する公聴会が注目を集めた。当ページでは、米国会の公聴会の目的と意義について、過去の影響を含めて解説する。

世界の注目を集め、世論に影響も

17日に開催された米上院銀行委員会の「リブラ」に関する公聴会は米国のみならず、仮想通貨業界内外からも注目を集めている。なお、フェイスブックとリブラをめぐる公聴会は18日にもう1つ、下院金融サービス委員会により開かれる予定だ。

そもそも「公聴会」とは何か。

米国会の公聴会は、上院と下院に設置された各委員会、各小委員会が重要法案などについて調査・情報収集をするため、関係者や専門家を招致して開くものだ。

もともとは非公開を原則としていた公聴会だが、1973年当時の「ウォーターゲート事件」から、原則として公開されるようになっている。

政府高官や連邦準備理事会(FRB)など公的機の幹部のほか、国民的な関心を集める事案では、企業の経営者を呼ぶこともあり、2010年2月にトヨタ自動車の豊田章男社長が、当時起こった大規模リコール問題で米下院監督・政府改革委員会の公聴会に出席し話題になったことを記憶している方も多いだろう。

また、新閣僚や最高裁判所の裁判官などの任命の際には、上院による指名承認公聴会が開催される。

委員会は参考人に対して宣誓させることができ、参考人は自らに不利な証言を拒むことができるが、偽証が発覚すれば、最高で禁固5年の刑を科される可能性がある。

これまでもベトナム戦争やウォーターゲート事件など、公聴会をきっかけに米国民の世論に大きな影響を受けた例は多い。

過去にもザッカーバーグ氏らが出席

公聴会にフェイスブック社が召集されたのは今回が初めてではない。

昨年9月には米上院情報問題特別調査委員会による公聴会に最高執行責任者(COO)シェリル・サンドバーグ氏がTwitterの最高経営責任者とともに、データの扱いや大統領選での選挙干渉について証言した。

注目を集める公聴会は、全米にさまざまなメディアで実況され、質問する議員にとっては絶好のアピールの機会となることもあり、政治ショーとなることに眉をひそめる向きもある。

ザッカーバーグ氏が出席した公聴会でも、フェイスブックの仕組みをほとんど理解していないように思える質問をする議員が多数いたことが話題になった。それだけに証言する側は、慎重を期する必要があるとされ、対応を誤れば、国会や国民から批判的な目を向けられることになるおそれがある。

ザッカーバーグ氏は公聴会に出席した際には、普段のTシャツではなく、スーツとネクタイで姿で登場し、議会や国民に対し好感度をあげるためかもと話題になった。

今回リブラとフェイスブックに対する公聴会は、ザッカーバーグ氏でなく、同社仮想通貨・ブロックチェーン最高責任者であるDavid Marcus氏が出席する。

今回の公聴会がどのように、議員や国民に受け止められたのかには、注目しておく必要がある。

なお、2020年11月には米国の一般選挙であるため、再選挙を迎える上院・下院の議員らはフェイスブックの公聴会にて自己PRをする絶好なチャンスにもなる可能性があるため、仮想通貨リブラでなく、単純にフェイスブック社に対する批判を行う場面も見られている。

CoinPostの注目記事

暴落止まらぬビットコイン(BTC)、日米の下落要因が相場の重しに|仮想通貨市況
暴落の続く仮想通貨市場。1万ドルを大きく割り込んだビットコイン(BTC)の下落要因に日米市場の影響も。ETHやリップル(XRP)などのアルトコインも危険水域にあり、10日時点で38.6兆円だった総時価総額は1週間で-29%安の27.6兆円まで激減した。
ビットコイン再び1万ドル割れ|「すべての報酬を仮想通貨リブラで受け取る」上院公聴会
BTCは再び1万ドルを割り大幅に下落している。17日に開かれたフェイスブックとリブラをめぐる上院公聴会で、議員らはデータプライバシーや信頼問題で詰問した。
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/11 日曜日
11:30
ビットコイン原油高・中東緊迫化で1300万円割れも、CPIと8万ドル水準が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は原油高・中東緊迫化を背景に一時1268万円まで急落。8万ドル近辺のサポート維持が焦点で、CPI・PPIの結果と現物ETFの資金フローが相場の行方を左右する。bitbankアナリストが週次分析。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(10/9)|米当局の証券性の共同解釈・10月の相場分析・メタプラネットの動向まとめ
今週は、米商品先物取引委員会(CFTC)と米証券取引委員会(SEC)の証券性に対する共同解釈、10月の仮想通貨相場分析、メタプラネットの動向に関する記事が関心を集めた。
10/10 土曜日
14:45
リップル、1000億XRPの総供給量を超える不正生成を可能にした脆弱性を修正
XRPレジャーの決済エンジンに、総供給量を大幅に上回るXRPを不正に生成できる脆弱性があった。9月25日公開のxrpld 3.4.1で修正済みで、公開ネットワークでの悪用の証拠は見つかっていないという。
13:42
不動産デジタル証券の購入者層、「利回り・値上がり益重視」が最多|7000人調査で
KDX STパートナーズが「KDX STアプリ」の個人本会員7002名を調査した。不動産デジタル証券の保有者2391名では株式現物の経験10年以上の層が厚い一方、同証券の投資経験は1年未満が919名に集中した。
13:30
リップル共同創設者、米中間選挙向けに約36億円寄付|仮想通貨団体に反発
リップル共同創業者ラーセン氏が仮想通貨PAC「フェアシェイク」のブラウン上院候補攻撃を批判し、同候補側に400万ドルを拠出した。リップルは同PACへの資金提供継続を検討中だ。
12:00
Blockchain.com、米国で予測市場と仮想通貨デリバティブの免許を申請
仮想通貨サービス企業のBlockchain.comが、米国で予測市場と仮想通貨デリバティブを提供するため、CFTCに先物取引所の指定と先物取引業者の登録を申請した。
11:40
タイSEC、仮想通貨現物ETFを解禁 ビットコインとイーサリアムに限定
タイ規制当局は8日、仮想通貨現物ETFの国内組成を認める11本の告示を発表した。初期の対象はビットコインとイーサリアムで、16日に施行される。証券会社による現物ETF購入向けの融資は禁止し、取引前のリスク確認も義務付けた。
11:20
米CFTC、予測市場の規則2件発表|イベント契約は管轄下、カジノ型賭博は除外
米CFTCは、カジノ型賭博をスワップから除外する暫定最終規則と、イベント契約を含める規則案を公表した。複数州と予測市場の管轄権限争いが生じている状況での動きだ。
10:50
ロビンフッドチェーン、手数料払いで取引処理を優先する方式を検討か=報道
コインデスクによると、ロビンフッド・チェーンが手数料を払って特定の取引を優先できる、アービトラムの新方式を検討していると報じた。現在は先着順で処理し、タイムブーストも利用していない。
10:05
ビットコイン上昇継続の条件は? コインシェアーズ分析
コインシェアーズは8日のレポートで、仮想通貨ビットコインの上昇加速には財政懸念に基づく資金流入が必要との見方を示した。米長期金利が20年以上ぶりの高水準に達する中、仮想通貨ファンドの資金流入は鈍化している。
09:10
米司法省、イラン関連取引を巡るバイナンスの和解後の制裁遵守を審査=報道
米司法省刑事局のドゥバ局長が、バイナンスによる2023年の和解合意の順守状況を精査していると明らかにした。イラン制裁違反の可能性を巡る捜査が続く中、違反が認められれば訴追の再開や追加罰金につながる可能性がある。
08:10
スタークネット、L1化を検討|STRKトークンは今週約70%高騰
スタークウェアのベン=サッソンCEOは、スタークネットが量子耐性の実現に向け、独自のレイヤー1化を含む選択肢を検討していると明らかにした。STRKは今週69.2%高騰した。
07:00
世界最大のXRP保有企業エバーノース、12日にナスダック上場へ
世界最大のXRP保有上場企業エバーノースは9日、アルマダとの事業統合を完了した。12日にナスダックで取引を開始する予定。
06:40
ジーキャッシュ、量子攻撃に備える署名命令 公開型アドレスに1月に追加計画
仮想通貨ジーキャッシュの開発者が、量子コンピュータに耐えるハッシュ型署名の検証命令を1月に追加する計画を公表した。有効化日は未定で、発行量の70.4%を占める公開アドレスが対象となる。
06:12
レジャーウォレット、推計136億円超流出か 東南アジア販売店に販売停止要請
仮想通貨ハードウェアウォレット大手のレジャーは9日、東南アジアの購入者から資金を失ったとの報告を受け、販売店クリプトビリスに販売停止を要請した。調査者の1人は流出額を8,600万ドル超と推計したが、レジャーは流出額と原因を調査中。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧