仮想通貨の損益計算サービス「Gtax」、DeFiの損益計算ができる新機能のβ版をリリース

仮想通貨の損益計算サービス「Gtax」、DeFiの損益計算ができる新機能のβ版をリリース

株式会社Aerial Partners(東京都港区、代表取締役沼澤健人、以下「当社」)は、仮想通貨の損益計算サービス「Gtax」において、DeFiのトランザクション履歴をアップロード・整理することで損益計算を行うことができる「DeFiデータ登録機能」のβ版をリリースし、DeFiのポートフォリオ管理ツール「Zerion」の取引履歴に対応しました。

今後もβ版の利用状況やユーザーからの要望を加味してDeFi対応を加速していくことを通じ、デジタルアセットに関するデータ管理のインフラとなるようなサービス提供を行なっていきます。

新機能開発の背景

2020年より大きな盛り上がりを見せているDeFi(分散型金融)の取引では、多くのユーザーが取引を行う一方で、その性質上、損益計算を行うことが難しく、仮想通貨投資家にとって損益計算・確定申告が大きな負担となっていました。

通常の仮想通貨取引所から取得できる取引履歴には、取引種別(購入・売却・送金など取引の種類)やその数量など損益計算に必要な情報が記載されているため、Gtaxではそれらの情報を読み取って損益計算を実施しています。

しかし、DeFiのトランザクション履歴は、損益計算に必要な情報が不足しているため、履歴から取引の内容を判別することが難しく、Gtaxのような仮想通貨の損益計算サービスに履歴をアップロードしても取引に係る損益の計算を行うことができませんでした。

そういった背景から、当社ではこの度GtaxではDeFiのトランザクション履歴をアップロードし、ユーザー自身で取引情報を整理・追加することで損益計算を行うことができる「DeFiデータ登録機能」開発・をリリースしました。

DeFiデータ登録機能(β版)でできること

DeFiデータ登録機能では、「①DeFiに関する取引のデータをGtaxにアップロード」し、「②取引情報を整理・追加」することでDeFi取引の損益計算を行うことができるようになります。

①DeFiに関する取引のデータをGtaxにアップロード

DeFiのトランザクション履歴をGtaxにアップロードすると取引履歴を整理して表示します。しかし、これだけでは計算に必要な情報が足りないので、②で計算に必要な情報を整理・追加していきます。

今回のリリースではDeFiのポートフォリオ管理ツール「Zerion」のトランザクション履歴に対応しています。

②取引情報の整理・追加

アップロードした取引履歴の「取引種別」の選択や、取引内容の整理をユーザー自身で行います。一つ一つの取引履歴の情報を整理・追加することで、損益計算が実施できるようになります。

[流動性提供の登録画面]

※本機能はライトプラン以上の機能となります。

※今回のリリースでは、Zerionからダウンロードできるトランザクション履歴(=Ethereum)のみの対応となりますが、今後はEthereum以外のチェーンについても対応予定です。

仮想通貨の損益計算サービス「Gtax」について

仮想通貨の損益計算サービス「Gtax」は、仮想通貨の取引によって発生する利益額(損失額)を自動で計算できるサービスです。国内外合わせて50以上の取引所・仮想通貨関連サービスの履歴に対応しており、確定申告期には多くの仮想通貨投資家に利用されています。

また、事業者向けのエンタープライズ版の提供も行なっており、仮想通貨交換業者やDapps / NFT事業者のデジタルアセットにまつわる情報管理の基盤として活用いただいています。

【Gtaxホームページ】

https://crypto-city.net