仮想通貨ポルカドット、ブロック生成が一時停止
Polkadotでブロック生成が一時停止
暗号資産(仮想通貨)ポルカドット(DOT)で、本日にかけてブロックの生成が一時的に停止したことが分かった。
ポルカドットの公式ツイッターアカウントは日本時間25日6時8分、「通常通りブロックが生成され、ファイナライズもされている」と、問題が解決したことを報告。詳細は改めて伝えるとしている。
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今回の事例は25日0時過ぎ、ブロック・エクスプローラー「Polkascan」上で約4時間ブロックの生成が確認できないとして、情報が拡散された。
24日22時ごろ、ポルカドットの共同創設者ギャビン・ウッド氏が、ノードのバージョンを「0.8.30」にダウングレードするように指示。この時点で問題が確認されていたと見られる。
なお、ポルカドットの実験的なネットワークである「Kusama(クサマ)」のノードは、「0.9.0のままで問題ない」としていた。
詳細についてはこれから公開される予定だが、現時点では、プログラム言語「Rust」のコンパイラにあったバグによって問題が起きたと説明。コンパイラとは、人間が書いたコードを機械が理解できるように変換したり、高レベルの言語で書かれたコードを、低レベルの言語に変換したりするプログラム・機能を指す。
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