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従来の金融サービスとDeFi(分散型金融)を融合──米金融企業がPolkadot関連の「Acala」と提携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

従来の金融サービスとDeFiを融合

米フィンテック企業Currentは米国時間18日、DeFi(分散型金融)プロジェクトのAcalaとパートナーシップを締結したことを発表した。

銀行サービスを提供する自社のプラットフォームとAcalaのネットワークを統合。今回のパートナーシップで、従来の金融サービスとDeFiを組み合わせた「HyFi(Hybrid Finance)」という新しい分野の構築を目指す。

新たな技術を導入して分散性を高め、お金の流れを再構築し、新しい価値をユーザーに提供する。

CurrentはStuart Sopp最高経営責任者(CEO)が、「銀行のサービスは全ての人が利用できるようにすべきだ」という信念を持って設立した金融サービス企業。現在は約300万人のユーザーがいる。閉鎖的な法定通貨のシステムとオープンなプラットフォームをつなぐ「Current Core」という独自の技術を利用して、送金の高速化やコストの効率化を実現し、現代のライフスタイルにあった金融サービスを提供できるよう取り組んでいる。

今回、「Current Core」に統合するAcalaは、異なるブロックチェーンの相互運用を目指すPolkadot(ポルカドット)で、DeFiサービスの提供を目指しているプロジェクト。イーサリアム(ETH)のブロックチェーンとも互換性を持つ。

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースのベンチャー部門も先月、Acalaへの出資を発表している。

Acalaには以下のような中心的なプロダクトがある。

  • ステーブルコイン「Acala Dollar(aUSD)」
  • AMM型の分散型取引所「Acala DEX」
  • 仮想通貨DOTのステーキングサービス
  • 分散型のファンド「dSWF」

Currentは今回、HyFiを実現するために独自のインフラを構築し、Polkadotネットワークのセキュリティを維持する「バリデーター」に参加することも発表した。

関連:初心者でもわかるPolkadot(ポルカドット)|仕組みと将来性を解説

同社のTrevor Marshall最高技術責任者(CTO)は、「ステーブルコインのチェーンをまたいだ送金やイールドファーミングといった仮想通貨の金融サービスの提供は、早くても今年後半になるだろう」と説明している。

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