米プレイボーイ誌、NFTのコンテストを開催 ジェンダーとセクシュアリティがテーマ
NFTのコンテストを開催
主に男性向けの雑誌として世界中で知られる米『Playboy(プレイボーイ)』は日本時間2日、ジェンダー(社会・文化的な性別)やセクシュアリティ(生物学的な性別)をテーマにしたNFT(非代替性トークン)のアート作品を募集すると発表した。
全てのアーティストが応募することが可能で、写真や動画、また2Dや3Dなど、指定のフォーマットを守れば全てのデジタル作品を受け付ける。50作品が選ばれ、PlayboyがNFTとして発行。その後は、今回協業する「Sevens Foundation」とPlayboyがSNS等でプロモーションを行う。購入されたNFTについて、PlayboyとSevens Foundationは利益から手数料を徴収しないという。
NFTとは
「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームのアイテム交換などに用いられるだけでなく、アート作品の所有権証明にも活用され、二次流通市場でもクリエイターに利益を還元できる。
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Playboyは米国で1953年に創刊された雑誌で、成人向け娯楽雑誌として世界的な知名度を誇る。NFTについては今年4月、NFTマーケットプレイスの「Nifty Gateway」と提携したことを発表。これまでの膨大な写真やアートのアーカイブを活用したNFTアート作品を、アーティストとコラボして生み出していくとした。
その際、「ブロックチェーンがもたらす全てのイノベーションやアクセスに期待している」と述べ、今後もコレクターの立場として、アーティストを支援していくと表明している。
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今回の作品は9月1日から10月1日まで募集しており、審査期間は11月1日まで。その後、11月の「NFT NYC」というイベントから展示を開始するという。応募は「1アーティストに1作品まで」や「新作であること」などを条件にした。
今回の募集は、4回ある内の1回目だとしており、その後も同様の募集が行われると見られる。
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