仮想通貨取引所バイナンス、ETH建XTZ、JASMYなど12の通貨ペア追加
12の通貨ペア
大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは13日、新たな通貨ペアの追加を発表した。
追加されるのは以下の12ペア。日本時間14日18時より取り扱い開始となる。
- コスモス(ATOM)/バイナンスIDR(BIDR)
- dYdXトークン(DYDX)/イーサリアム(ETH)
- ハーベスト・ファイナンス(FARM)/イーサリアム(ETH)
- フォース(FOR)/バイナンスコイン(BNB)
- インターネットコンピューター(ICP)/トルコ・リラ(TRY)
- ジャスミー(JASMY)/イーサリアム(ETH)
- リニア(LINA)/バイナンスコイン(BNB)
- オオキ・プロトコル(OOKI)/イーサリアム(ETH)
- オアシス・ネットワーク(ROSE)/イーサリアム(ETH)
- ユニバーサル・マーケット・アクセス(UMA)/バイナンスUSD(BUSD)
- ユニスワップ(UNI)/イーサリアム(ETH)
- テゾス(XTZ)/イーサリアム(ETH)
個別銘柄の紹介
コスモスは異なるブロックチェーンの相互運用性(インターオペラビリティ)実現を目指するプロジェクト。ATOMはコスモス内で利用するネイティブトークンとなる。
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dYdXは大手分散型取引所(DEX)。DYDXは同プラットフォームのステーキングやガバナンス投票で活用されるガバナンストークンだ。
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ハーベスト・ファイナンス(Harvest Finance)はイールドファーミング・プロトコル。FARMトークンは同プラットフォーム上のガバナンストークンとなっており、ステーキングなどで利用できる。
ForTubeはオープンソースのDeFiサービス。FORトークンは同プラットフォームのガバナンストークンとして機能する。
Dfinityは分散型のインターネットコンピューター構築を目指すプロジェクト。ICPトークンは同ネットワークでガス代の支払いなガバナンス投票などに活用される。
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ジャスミーは国内企業のジャスミー株式会社が手掛けるERC-20トークン。IoT(モノのインターネット)のプラットフォームを開発している。
Linear(リニア)はクロスチェーンに対応する分散化プロトコル。LINAはERC-20トークンで、担保やガバナンス投票に利用される。
オオキ・プロトコルはマージン取引、レンディング、ステーキングのための分散型プロトコル。OOKIトークンはガバナンストークンとして使われる。
オアシス・ネットワークはプライバシーに特化したレイヤー1ブロックチェーン。ROSEはネイティブトークンとしてステーキングやネットワーク内の決済に利用される。
ウマ(UMA)プロトコルは分散型金融商品プラットフォーム。UMAトークンはガバナンストークンとして機能する。
Uniswapはイーサリアム上に構築された大手DEX。UNIは同DEX内のユーティリティトークンだ。
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テゾスはdApps(分散型アプリ)の開発に特化したブロックチェーン。XTZトークンは独自のコンセンサス(合意形成)アルゴリズムのLPoS(リキッド・プルーフ・オブ・ステーキ)を採用しており、ベーキングと呼ばれる作業の報酬として受け取ることができる。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します