ザ・サンドボックス、K-POP事務所と提携
K-POPもザ・サンドボックスに進出
ブロックチェーン・NFTゲーム「ザ・サンドボックス(SAND)」は今週、韓国の芸能プロダクション「CUBEエンターテインメント」と提携することを発表した。
ザ・サンドボックスの親企業Animoca BrandsとCUBEが2月に「AniCube」という合弁企業を立ち上げた経緯があり、ザ・サンドボックスとの提携の布石となったものだ。
提携は、CUBEがメタバースとNFT事業を展開していく上でザ・サンドボックスとコラボレーションすることを中心とするもの。CUBEはすでにザ・サンドボックスのランド(仮想土地)を購入し、今後はK-POPを含む多様な韓国文化や体験をCUBEのランドを介して発信していく予定だ。ザ・サンドボックスが技術のサポートを提供し、CUBEはコンテンツを用意する形となる。
CUBEエンターテインメントはトップ5の大手K-POPプロダクション。LIGHTSUMやPENTAGON、CLCといったグループが所属している。
K-POPがメタバースに参入する事例は他にもある。2月上旬に、最大手仮想通貨取引所バイナンスはBLACKPINKやBIG BANGが所属する大手ロダクション「YGエンターテインメント」と戦略的パートナーシップを締結した。
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ザ・サンドボックスの動き
ザ・サンドボックスは今週、企業との提携を相次いで発表。28日に、エイベックス・テクノロジーズ株式会社がザ・サンドボックス内で「エイベックスランド(仮称)」という独自の空間を設立する予定を発表。また、スクウェア・エニックスおよび株式会社SHIBUYA109エンタテイメントは1日に、同メタバースに進出することを明らかにしていた。
なお、ザ・サンドボックスは3日(日本時間24時)より「アルファ版シーズン2(ALPHA SEASON 2)」をキックオフした。
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