- 押収の全額を分割送金
- 少額だが政府の管理体制に注目集まる
少量移動
米政府が、犯罪捜査に関連して没収した約2万3,000ドル相当のビットコイン(BTC)を移動させたことが、ブロックチェーン上のデータから明らかになった。オンチェーン分析プラットフォームのアーカム・インテリジェンス(Arkham Intelligence)によると、今回の送金は「Miguel Villanueva」から没収された資産を保管していたウォレットから行われた。
詳細なデータによれば、火曜日に計3回の個別の取引が実行され、合計約0.3346BTCが移動した。これらの資金は、これまで活動がなかった3つの新規アドレスへと分割して送金されている。
今回の移動により、元の「Villanueva」ラベルが付記されたウォレットの残高は事実上ゼロとなり、全額が引き出された形だ。
没収資産の対象となっている「Miguel Villanueva」に関する具体的な罪状や裁判の詳細は公表されていないが、米政府は過去にもダークネット市場やハッキングに関連した事件で押収した仮想通貨を国庫の一部として管理してきた。
今回の少額の移動は、直接的な売却ではなく、内部的な管理体制の変更やカストディ(保管)先のリパッチである可能性も示唆されている。
近年、米国では没収したデジタル資産の取り扱いについて、即時の現金化から、戦略的な備蓄(Strategic Bitcoin Reserve)へと転換されつつある。2025年以降、トランプ政権の方針として「保有の継続」が意識される中、今後移動先のアドレスからさらに取引所(コインベース・プライム等)へ送金されるかどうかが焦点となる。
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