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米グレースケール、ソラナETFのステーキング報酬を四半期現金分配へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • GSOL、四半期でステーキング報酬を現金分配へ
  • GSOLのステーキング手数料が23%から7%へ

四半期現金分配を導入

米資産運用会社グレースケールは17日、グレースケール・ソラナ・ステーキング現物ETFの信託契約を改定する目論見書補足書類をSECに提出した。改定は2026年8月7日頃に発効し、ステーキング報酬を少なくとも四半期に1回現金化して株主に分配する仕組みを導入する。

新たな枠組みでは、GSOLが保有するSOLのステーキング報酬を現金に換算し、スポンサー費用等を差し引いた純額を株主に分配する。分配額は各期間に実際に受け取ったステーキング報酬の額に依存するとされており、確定額の保証はないとSEC書類は明記している。

GSOLは保有するSOLの100%をステーキングに充当しており、年間グロスステーキング利回りは約6.1%とされる。これまでステーキング報酬はファンド内に蓄積される仕組みだったが、今回の改定により報酬が投資家に直接還元される形に移行する。

手数料の大幅引き下げ

グレースケールは2026年6月25日付でGSOLのスポンサー手数料を0.35%から0.19%に引き下げた。同時に、ステーキング報酬に対するグレースケールの取り分であるステーキング手数料も23%から7%へと大幅に削減した。

ステーキング手数料が23%だった時点では、グレースケールはステーキング報酬の約4分の1を取得したうえで残額を株主に還元する構造だった。7%への引き下げにより、株主が受け取る実質利回りは大幅に改善する。

解説記事:暗号資産ETF 日本解禁へ|金商法改正で何が変わる?対象銘柄・NISA・スケジュールを徹底解説【2026年】

26年7月15日に金商法改正が成立し、暗号資産が初めて「金融商品」として定義された。ETF解禁は2027年の施行後、申告分離課税20%の適用は2028年1月が見込まれる。

GSOLの経緯と競合状況

GSOLは2021年11月にプライベートプレースメント(私募投資信託)として組成され、長期にわたり店頭取引のみで売買されてきた。2025年10月29日にNYSEアーカへの上場を果たし、個人投資家も取引所経由でアクセスできるようになった。

今回の四半期現金分配は、グレースケールが2026年1月から現金分配を開始したグレースケール・イーサリアム・ステーキング現物ETFの枠組みを踏襲したものだ。

一方、競合にあたるREX・オスプレイSOL+ステーキング現物ETFはすでに月次分配を実施しており、分配頻度ではGSOLに先行している。

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