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ストラテジー、2カ月ぶりにビットコイン購入再開 590億円相当

この記事のポイント
  • 累計保有量845,050BTCに到達
  • 純レバレッジは0.0%に

BTC購入再開

ビットコイン(BTC)トレジャリー企業最大手のストラテジーは31日、米SECに提出した8-K報告書で、4,603BTC(590億円相当)を平均8万318ドルで購入したと発表した。前回の購入は6月22日で、約2カ月ぶりの買い増しとなる。

今回の購入により、累計BTC保有量は845,050BTCとなり、取得価格の総額は637億3,000万ドル、平均取得単価は7万5,412ドルとなった。購入資金はクラスA普通株式の時価発行増資(ATM)で調達したもので、8月24日から30日の期間に453万1,421株を売却して6億280万ドルの純収入を確保したという。

同社は6月22日に520BTCを平均6万7,068ドルで購入して以降、新規取得を停止していた。この間は優先株式の配当原資確保や米ドル準備金の積み増し等を目的に一部BTCを売却しており、保有量は購入直前時点で840,447BTCまで減少していた。

資金配分の内訳

調達資金の内訳は、ビットコイン購入に3億6,970万ドル、優先株式STRCの買戻しに1億5,180万ドル、STRCの配当原資に5,070万ドル、米ドルキャッシュ(USD Cash)の積み増しに3,000万ドルとなっている。

STRCの買戻しは「デジタル信用証券買戻しプログラム」に基づき、155万7,177株を対象に実施した。

関連記事:ストラテジーのビットコイン売却懸念後退 ビットフィネックス分析

ビットフィネックスは、ストラテジーによるビットコイン売却観測の後退が、現物ビットコインETFへの資金流入拡大と重なり、需給改善に寄与しているとの分析を示した。売り圧懸念は薄れつつあるとみられる。

セイラー会長の発言

同社のマイケル・セイラー会長は、優先株配当や負債利払いに充てる「米ドル準備金」が8月30日時点で51億ドル、機動的な資金である「米ドルキャッシュ」が16億1000万ドルになったと明らかにした。また、両資産の合計が67億1,000万ドルに達したとし、純レバレッジは0.0%になったと述べた。

関連記事:ストラテジー、ドル準備金拡充で純有利子負債がほぼゼロに

ストラテジーが66.9億ドルの流動性確保でネットレバレッジをほぼゼロに引き下げた。優先株配当の安定財源が拡充され、財務基盤の保守化は投資家の資金判断に影響しうる。

さらに、同氏は、資金の平均残存年数を示す「USDデュレーション」が4.0年(23日拡大)に伸び、STRCの信用力を示す指標「BTCクレジット」が56ベーシスポイント(3bp縮小)に改善したと説明した。

解説記事:ビットコインを保有する上場企業ランキング|世界・日本TOP10を徹底比較【2026年6月版】

世界・日本のビットコイン保有上場企業をランキング形式で比較。ストラテジーを筆頭に、メタプラネットなど国内外の最新保有量・財務戦略・投資リスクを解説。

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