WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

韓国政府、ウォン建てステーブルコイン発行の法的根拠整備へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ウォン建てステーブルコインの法的根拠を整備へ
  • CBDC連動の国債トークン化実証も推進

ウォン国際化とデジタル資産の位置づけ

韓国紙・電子新聞(Etnews)は19日、韓国政府がウォンを規制通貨から自由交換通貨(Freely Convertible Currency)へ転換する「ウォン国際化ロードマップ」を発表したと報じた。金融委員会・韓国銀行・金融監督院・韓国預託決済院と共同で公表したもので、時間・場所の制約なくウォンを取引できる環境を整えることが柱となる。

同紙によると、ロードマップにはデジタル資産基本法の制定に合わせ、ウォン建てステーブルコインの発行・流通に関する法的根拠を整備する方針が盛り込まれた。国境を越えた資金の流出入制度も併せて整備するとしている。

関連記事:韓国最高裁、仮想通貨の民事差し押さえ手続きで規則改正案を提示

韓国の大法院は仮想通貨の差し押さえ・売却手続きなどを定める民事執行規則の改正案を立法予告した。8月まで意見公募し、10月の施行を目指している。

ステーブルコインとCBDC連動策

デジタル資産基本法とは、仮想通貨やステーブルコインの発行・流通に関するルールを一元的に定める韓国の法制度を指す。今回の方針により、同法の枠組みのもとでウォン建てステーブルコインが正式な発行対象として位置づけられる見通しとなった。

韓国銀行は機関用CBDC(中央銀行デジタル通貨)と連動した国債のトークン化実証事業も推進する。あわせて、国際決済銀行(BIS)が主導する国際決済プロジェクト・アゴラ(Project Agora)への参加を通じ、デジタル国際決済分野での主導権確保を目指すとしている。

外為規制の緩和とインフラ整備

政府は今月6日から外国為替市場を24時間運営しており、これを基盤に韓国銀行内に「域外ウォン決済網」(仮称)あごらを構築する。海外金融機関が域外ウォン決済機関として登録すれば、外国人は国内に口座を開設しなくても海外のウォン口座を通じて預金・送金・決済を利用できるようになる。

外国人向けウォン貸出や資本取引の届出基準額は2倍以上に引き上げるほか、長期的には事前届出中心の外為管理体系を事後報告体系へ移行する方針。国境を越えたウォン取引の実務負担を軽減し、ステーブルコインを含むデジタル資産の国際流通とも整合させる狙いがある。

関連記事:46兆ドル市場の次へ ステーブルコイン・決済・RWAで起きる6つの変化

推定46兆ドルの取引量を記録したステーブルコイン市場が、2026年に迎える転換点とは。オンランプ整備・銀行レガシー更新・オンチェーン融資・RWAパープ化・個人資産運用・エージェント経済の6領域を、a16z cryptoのパートナー陣が解説する。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/11 火曜日
12:45
ビットマイン、イーサリアム保有量580万ETH突破 87%ステーキングで年利回り2.57億ドル
トム・リー氏率いるビットマインのイーサリアム保有量が580万枚を突破し、イーサリアム総供給量の4.8%に達した。同社は87%をステーキングし年間2.57億ドルの収益を見込んでいる。
12:20
イーサリアムのロードマップ大幅刷新、ヴィタリック氏「量子耐性を最優先に」
仮想通貨イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が、2023年ロードマップと最新のものを比較し、量子耐性署名など新たに加わった6要素を解説した。
11:04
ヘイズ氏、日米ドル円操作でビットコインに追い風と予測
ヘイズ氏、ベッセント財務長官が求めるFIMA拡充で円高誘導・ドル流動性拡大、ビットコインに追い風と予測。日本政府とGPIFの米国債保有1兆3,730億ドルを試算し、ETHとENAへの強気シナリオも解説する。
09:45
トム・リー氏、ロビンフッドチェーンを絶賛 イーサリアム普及を後押しか
ビットマイン会長のトム・リー氏は、ロビンフッドの顧客基盤2740万人を挙げ、ロビンフッドチェーンを2026年最大の成功事例と評価。稼働3週間で累計90億ドルのDEX取引高を記録した一方、8割超をミームコインが占める。
09:28
ストラテジー、ビットコイン170億円相当売却 優先株の買い戻しに充当
ストラテジーが仮想通貨ビットコインを約170億円分売却し、優先株STRC買い戻しに充てた。また普通株MSTR株売却により、米ドル準備金の積み増しも行っている。
08:38
トランプ・メディア、ビットコイン保有量65BTC減少
トランプ・メディアが第2四半期決算を発表。ビットコイン保有量は65BTC減の9,477.16BTCとなり、含み損が響いて純損失2.38億ドルに拡大。仮想通貨・賭博事業から撤退する方針も示した。
08:07
ビットコインが株式と相関低下、センチメントも転換=ブラックロック幹部
ブラックロックのミッチニック氏は8月10日、ビットコインの投資家センチメントが転換し株式相場との相関も弱まっているとの見方を示した。7月のAI株との比較で相対的に健闘を、分散投資先としての説得力を強める根拠に挙げている。
08/10 月曜日
15:50
英当局、金トークン化で大手銀行と協議=FT報道
英FCAとイングランド銀行が5月公表の文書で、トークン化した金を担保に使う検討に言及していた。FT報道によると、FCAは大手銀行と個別協議を進め、数カ月以内に金に特化した規制方針を示す見通しだという。
15:17
CMEヘッジファンド、ビットコイン先物で稀な買い越しに=アナリスト
CryptoQuant CEOのKi Young Ju氏が10日、CME上のヘッジファンドがビットコイン先物でネットロングに転換したと指摘。ベーシス取引による構造的ショートが崩れた稀な動きで、強気転換のシグナルとして注目される。
13:51
米上場Empery Digital、1635BTCのビットコイン売却
米ナスダック上場のエンペリーデジタル(Empery Digital)が7月1日から8月6日にBTCを1,635BTC売却したと10-Qで開示。担保954BTCを除く非拘束BTCは325BTCまで減少し、6月末比76%減となった。AI事業への追加出資リスクも残る。
13:27
「クラリティー法不成立でも仮想通貨業界は前進可能」グレースケール分析
グレースケールは、クラリティー法が不成立でも仮想通貨市場の発展は続くと分析している。一方で法制度が整わなければ投資や起業が海外に流出するリスクを指摘した。9月の上院採決が最初の関門となる。
12:59
ビットコインの新規ウォレット数が過去一年で最高水準
ビットコイン自己管理型ウォレット「コールドカード」からの資金盗難を受けて、ビットコインの新規ウォレット作成数やアクティブウォレット数が急増している。
11:24
米納税者の仮想通貨申告、32%から56%にとどまる=研究
仮想通貨を保有する米国内納税者の申告率は32%から56%にとどまるとの推定も。米IRSは仲介業者による申告様式「1099-DA」提出を2025年分から義務化し、業者報告との不整合が税務調査の焦点になるとみられる。米CNBCが報じた。
10:31
サムスン電子、今年中にウォレットへステーブルコイン導入=報道
サムスン電子は今年中、一部国でウォレットへステーブルコインの口座開設・海外送金・決済機能を導入すると表明。米サンドマークの取材に書面で回答し、7月のGalaxy Unpacked構想に初めて導入時期を示した。既存機能との違いも解説する。
09:37
ビットコインBIP-110分岐、セイラー氏「フォークに意味なし」
仮想通貨ビットコインは8日、「BIP-110」を支持するチェーンが少数派で分岐した。「BIP-110」への賛成はわずか2.5%にとどまり、大半の採掘者は既存ルールを支持している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧