- 仮想通貨市場全体の時価総額7カ月ぶりの高水準に
- ショート清算5億ドル超発生
8万ドル台回復
ビットコイン(BTC)は4日、一時8万1,400〜8万1,800ドルまで約5.4%急伸し、8万ドル台を回復した。米FRB理事のクリストファー・ウォラー氏が、9月のFOMCで金利据え置きに前向きな姿勢を示したことが上昇の引き金となったと見られる。

出典:CoinPost Terminal
ウォラー氏はロイター主催のイベントで、8月の米消費者物価指数(CPI、11日発表予定)が減速を示し続けるなら「ディスインフレーションに機会を与えたい。あと一会合は待てる」と述べた。同氏は3カ月ベースのコア・インフレ率がすでに4.76%から3.05%まで低下したことも指摘した。
CMEのフェドウォッチ・ツールによると、9月15〜16日のFOMCでの利上げ確率は前日の63.2%から50.4%まで低下した。この動きを受けて仮想通貨市場では大規模なショートポジションの清算が発生し、コイングラスのデータでは24時間で5億ドル超、うちショートの清算が4億1,600万ドルに上った。

出典:FedWatch
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米ビットコイン金融企業リバーが、ビットコインが3〜5年で25万〜84万ドルに達し得るとの分析を公表。投資顧問や銀行の参入拡大による資金流入を試算したものだ。
市場全体も上昇基調
今回の反発は8月からの大幅な戻りの延長線上にあるものだ。ビットコインは8月に6万3,000ドル前後から8万1,000ドル前後まで約25%上昇し、2024年11月以来最大の月間上昇率を記録したほか、米国のビットコイン現物ETFも夏場の資金流出から流入に転じている。
また、仮想通貨市場全体の時価総額は2兆8,200億ドル前後まで拡大し、7カ月超ぶりの高水準に達した。主要アルトコインも軒並み上昇し、ジーキャッシュ(ZEC)が19%高と主要銘柄の中で最大の値上がりとなったほか、XRPも約10%上昇した。
関連株と今後の焦点
さらに、仮想通貨関連株にも資金が流入し、ビットコイン保有大手ストラテジーの株価が17%以上急伸した。The Blockによると、仮想通貨トレーディング会社ウィンセントのシニアディレクター、ポール・ハワード氏は「8万ドルの壁を突破したことで、米経済指標発表を前に弱気派を退けるには十分だった」とコメントした。
市場は今後、8月の米雇用統計や11日のCPI結果、15〜16日のFOMCを次の焦点として注視している。
解説記事:【2026年最新】仮想通貨関連の株式投資ガイド|ビットコイン保有企業・関連銘柄・ETFを解説
仮想通貨と株式市場の接点を解説するCoinPostの株式特集。仮想通貨関連銘柄・ビットコイン保有企業ランキング・ビットコインETF・デジタル証券など、仮想通貨の視点から株式投資を始める入口ページです。



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