この記事のポイント
- 湾岸初、G-SIB仮想通貨現物取引開始
- 保管に加え取引執行機能追加
UAEで現物取引開始
スタンダードチャータードは3日、UAE(アラブ首長国連邦)で機関投資家向けにビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)現物取引の提供を開始したとロイターが報じた。同国でG-SIBとして初めてサービスを提供する銀行となった。
G-SIBとは金融安定理事会が指定するグローバルなシステム上重要な銀行の略称で、破綻時に世界の金融システムへ大きな影響を及ぼしうる規模の銀行を指す。
スタンダードチャータードによると、対象の機関投資家は既存の電子取引チャネルを通じ、受け渡し型のビットコインとイーサリアムの現物取引にアクセスできる。
サービスは同行の既存プラットフォームに統合されており、顧客は外国為替取引用のインターフェースを通じて仮想通貨取引を執行できる。決済先は同行の保管サービスを含め、顧客が選択したカストディアンを利用できるという。
業務拡大の経緯
今回のサービス開始は、2024年9月にUAEで立ち上げた仮想通貨保管サービスに執行機能を追加する形で、同行のデジタル資産事業を拡大するものだ。
また、スタンダードチャータードは昨年7月、英国拠点を通じてビットコインとイーサリアムの機関投資家向け現物取引を開始し、G-SIBとして世界で初めて同サービスを提供する銀行となった。



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