OpenSea、ソラナNFTのローンチパッドを開始

Magic Edenと競争

大手NFT電子市場OpenSeaは19日、ソラナ(SOL)基盤NFTのローンチパッド(一次販売)を開始した。

ソラナNFTの市場シェアを獲得するために、すでに多くのローンチパッドを実施しているソラナNFT電子市場大手Magic Edenと競争する施策と見られる。

しかし、OpenSea第一弾のローンチパッドには需要が多くないようだ。21日に、第一弾となる、ZooniesというNFTプロジェクトが一次販売を開始したが、未だミントアウト(完売)していない状況だ。

価格は2.5 SOL(100ドル)と設定されており、発行数8,888のZoonies NFTのうち、執筆時では5,920のNFT(66%)がミントされている。

完売していない理由については、一部のZooniesがすでにOpenSeaの2次流通で2.5 SOL以下で転売されている状況が見られている。ミント価格より低く売られる場合、一次販売でミントされるNFTに対する需要は減少する傾向になる。

また、ライバルのMagic EdenではOkay BearsやTrippin’ Ape Tribeといった人気NFTはわずかな間で完売していたが、最近のNFTコレクションの一部は完売するまで数日かかったり、売り切れなかったりしていたと、同社のマーケティング責任者Tiffany Huang氏はコメント。

NFTは投機性が強く、最近の極端な相場状況においては新規NFTへの資金流入が停滞しつつある。Magic Edenの30日間出来高は-52.98%減で、OpenSeaも同時期に-46.41%と記録されている。

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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