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イーサリアム財団、L1とL2の関係性を再定義 スケーリングから差別化へ転換

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 約5年ぶりにL1・L2の関係性を再定義
  • 財団自らblog拡張とR&D投資を表明

5年ぶりの役割再整理

イーサリアム財団(EF)は23日、公式ブログにてL1とL2の関係性に関する新たなビジョン文書を公開した。Josh Rudolf、Julian Ma、Josh Starkの3名が執筆したこの文書は、ロールアップ中心のロードマップが提唱されてから約5年が経過し、エコシステムの実態に即した役割の再整理が必要との認識から作成されたものだ。

文書によると、L2の主目的はこれまでの「イーサリアム(ETH)のスケーリング」から、「差別化された機能・サービス・カスタマイズの提供」へと移行したとされる。

一方でL1は、検閲耐性・オープンソース・プライバシー・セキュリティ(CROPS)を維持しながら、決済・共有流動性・DeFiのグローバルハブとしての役割を担うと位置づけられた。

L2に対しては、運営者の介入なしにスマートコントラクトのみで安全性を担保する最高水準の信頼最小化段階「Stage 2」の達成や、同期的コンポーザビリティの実現、ネイティブロールアップへの移行推進など、L1との連携を深める具体的な方向性が示された。

また、セキュリティ特性を利用者に対して透明に開示することも求められており、L2Beat(L2のリスクや分散化度合いを独立評価するサイト)などとの連携を通じた情報公開の徹底が強調されている。

EF自身の取り組みとしては、分散性を損なわずにL1およびブロブ(blob)のスケーリングを進めること、ネイティブロールアップ技術へのR&D投資、そしてL2間の相互運用性改善によるフラグメンテーション(断片化)問題への対処が挙げられた。現時点でblobの使用率は約30%にとどまっており、拡張余地は十分にあるとしている。

関連:イーサリアム(ETH)完全ガイド|スマートコントラクト・DeFi・PoS・将来性・買い方

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