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スイ(SUI)のニュース・価格チャート|各種指標・国内取引所・将来性を解説

概要

スイ(SUI)は、Facebook(現Meta)が2019年に発表したLibraプロジェクト(後にDiemに改名)が規制の懸念で終了した後、元Metaのメンバーによって開発されたブロックチェーン。2023年4月にメインネットがローンチされた。

スイは、スマートコントラクト機能を持つL1プロトコルであり、Diemの技術的基盤を継承しつつ、独自の「Sui Move」言語を使用。オブジェクト中心のアーキテクチャにより、高いセキュリティと並列処理能力を実現している。

価格

  • 現在価格(2025年9月28日時点):3.15 USD(約471円)
  • 年初来高値/過去最高値(2025年1月):5.35 USD(約799円)
  • 年初来騰落率(YTD):23.4%

価格予測、成長予測

  • 25年4月:前週比65%以上高騰、仮想通貨SUI(スイ)がビットコインやイーサリアムを大幅アウトパフォーム その背景は?
  • 25年9月1日:スイ(SUI)2025年の価格予想と将来性|特徴・取引所比較・リスク解説

    時価総額

    スイ(SUI)の時価総額は2025年9月時点で約112億ドル、「スマートコントラクト」セクターの中では8位に位置する。同セクターでトップのETHの時価総額は約4,843億ドル、2位のソラナ(SOL)は約1,097億ドル。

    スイと同じく元Libra(Diem)のメンバーで創設されたプロジェクトのアプトス(APT)は、同セクターで15位、時価総額約29億ドル。

    主な出来事

    エコシステム支援組織

    Mysten Labs: Meta(旧Facebook)が発表したグローバルな決済ネットワーク構築プロジェクト「Diem(旧Libra)」の経験を基に、新しいブロックチェーンスイ開発のため2021年に設立。設立メンバーには、元Novi(Libraのウォレット開発)プロジェクトのリーダーであるEvan Chengが含まれる。

    彼らはApple、Oracle、Microsoft、R3、Facebook(現Meta)などの企業での経験を活かし、ソフトウェア言語コンパイラ、静的解析、分散システム、暗号化、クラウドコンピューティングの分野での専門知識を持っている。特にEvan Chengは、LLVMの設計における功績が評価され、ACMソフトウェアシステム賞を受賞している。

    Sui財団:スイコミュニティを構築し、スイ上での製品作りを資金援助・支援するために設立された無所属の財団。

    トークンアロケーション

    出典:Sui Foundation

    ネイティブトークンであるSUIは、ネットワークセキュリティ(バリデーターとデリゲーターのステーキング)、ネットワークのガバナンス投票への参加、およびガス料金の支払いとして使用される。SUIの最大供給量は100億に設定されている。

    総発行数100億SUIのうち、半分以上はSui Foundation(Sui財団)が管理するコミュニティリザーブが所有。以下のコミュニティ プログラムを通して流通される。

  • 委任プログラム、バリデーターの獲得・均等化戦略
  • 助成金プログラム、スイでの構築文書を作成する開発者支援
  • 研究開発
  • バリデータ補助金、ネットワーク初期段階におけるステーキング報酬支援
  • その他のSUIはプロジェクトの初期貢献者で分配される。アーリーコントリビューターが20%、初期投資家が14%、スイの主要な開発企業Mysten Labが10%となっている。

    2025年10月現在、スイのトークン総供給量の約36% が流通している。
    残りのトークンは2030年まで徐々にロック解除される。Sui Foundation はロックされたトークンの最大の保有者でる。

    出典:Sui Foundation

    Total Value Locked(TVL)

    Total Value Locked(TVL)は、DeFi(分散型金融)プラットフォームやプロトコルの価値を評価するための重要な指標の一つ。2025年9月時点、スイのTVLは約19億ドル。プロトコル別のTVLトップ3は以下の通り。

    1. Suilend Protocol(6億6,474万ドル):スイエコシステム最大のレンディングプラットフォーム。流動性提供と担保ベースの借入を支え、堅牢なセキュリティ設計を備える。
    2. NAVI Protocol(5億544万ドル):オーバーコラテラル型の貸し借りを提供。分離プールやフラッシュローンを備え、クロスチェーン拡張を視野に入れている。
    3. Momentum(2億3,243万ドル):分散型取引所(DEX)。急速に成長しており、流動性提供と取引活性化で存在感を高めている。

    出資している主なVC

    • 資金調達総額:約3.6億ドル
    • 大規模な投資ラウンド:
    • ・2021年12月、シリーズAラウンドで約3600万ドルを調達

      ・2022年9月、シリーズBで20億ドル以上の評価額で3億ドルを調達

    • シリーズA
    • ・リードインベスター:a16z

      ・フォロー投資家:Redpoint、Lightspeed、Coinbase Ventures、Electric Capital、その他の投資家

    • シリーズB
    • ・リードインベスター:FTX ベンチャーズ

      ・フォロー投資家:a16z、Jump Crypto、Binance Labs、その他の投資家

    これらのラウンドはMysten Labs株式の売却に限定されており、SUIトークンは提供されていない。 現在は閉鎖されているFTX仮想通貨取引所の子会社であるFTXベンチャーズについては、Mysten Labsは2023年4月に保有していたFTXの株式を買い戻した。さらに、FTXが以前保有していたSUIトークンを購入する権利を約9,600万ドルで取り戻した。

    取引所

    おすすめ取引所の特徴比較・早見表

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