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マイケル・セイラー氏、「プロトコル変更派がビットコイン最大の脅威」発言で論争

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

70万BTC保有企業トップが問題提起

ビットコイン(BTC)保有企業ストラテジー社の共同創業者マイケル・セイラー氏は25日、X(旧Twitter)への投稿で、ビットコインネットワークの最大の脅威は「プロトコル変更を推進する野心的な日和見主義者」だと発言した。

ストラテジー社は現在約70万9,715BTCを保有する世界最大のビットコイン保有企業で、同氏の発言は仮想通貨コミュニティ内で激しい議論を巻き起こしている。

セイラー氏は、外部からの脅威ではなく、内部からのプロトコル変更要求こそがビットコインにとって最大のリスクだと主張。この発言は、ビットコインを「石化」(変更を加えない)させるべきか、新機能を追加して「進化」させるべきかという長年の論争を再燃させた。

セイラー氏の発言に対し、賛否両論が巻き起こっている。支持派は、この発言がNFTやオンチェーン画像保存など非金融的なユースケースを推進する開発者を対象にしていると解釈。一部は「ビットコインへの最大のリスクは量子コンピューターだ」として外部技術的脅威を強調した。

一方、反対派は強く反発。開発者コミュニティからは「がん的な考え方だ。技術を進化させたい人々が最大のリスクだというのか。ビットコインを含むすべてのソフトウェアにはバグがある。修正せずに放置しろというのか」との批判が上がった。

関連:ストラテジーのセイラー会長、追加ビットコイン購入を示唆 

BIP-110と量子脅威論も争点に

論争の中心には、BIP-110(ビットコイン改善提案110)という、非金融データをビットコイン台帳からフィルタリングすることを目的とした一時的なソフトフォーク提案がある。複数のユーザーは「スパム戦争」と呼ばれる、ブロックチェーン上の不要データをめぐる継続的な議論に言及した。

量子コンピューター脅威についても議論がある。一部の専門家はビットコインが早急にポスト量子標準に移行すべきだと警告する一方、別の専門家は「研究者が静かに防御措置を進めている」として慎重なアプローチを主張している。市場アナリストは、量子コンピューターへの懸念は現時点で市場価格に影響していないと指摘した。

関連:イーサリアム財団、量子コンピュータ対策チームを新結成

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