WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

予測市場ユーザーの6割、DEX未経験 W杯が大衆の入り口に=Bitget Wallet調査

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ポリマーケット利用者の約60%、DEX未経験のまま参加
  • ワールドカップ期間中に1日取引高が60億ドル近くに急拡大

DEX未経験者が予測市場に直接参入

Bitget Walletは25日、予測市場プラットフォームのポリマーケット(Polymarket)ユーザー85万7,377人を対象とした90日間の行動調査レポートを公表した。アクティブユーザーの約60%が、初めてポリマーケットを利用した時点でDEX(分散型取引所)での取引経験がなかったことが判明した。

一般的な仮想通貨への入門経路は「ウォレット→DEX→スワップ→DeFi」とされてきたが、今回のデータはこの通説を覆す。

予測市場は「何を買うか」ではなく「何が起きると思うか」を問う設計であり、DeFiの知識がなくても参加しやすい。ユーザーはスワップや流動性プールを学ばないまま、自分の意見を持ち込む形でオンチェーン取引を始めているという構図が浮かぶ。

関連記事:分散型予測市場とは?仕組み・賭けサイトとの違いを解説

ブロックチェーン史上最大のユースケースとも評される分散型予測市場の仕組みを基礎から解説。賭けや世論調査との違い、PolymarketやKalshiの最新動向、日本の法規制と国内サービスの現状まで、国内最大の仮想通貨メディアCoinPostがまとめます。

アプリ完結型の行動と安定したステーブルコイン資金

DEXよりもポリマーケットへの依存度が高いユーザー群では、90日間のポリマーケット取引約定数が平均1,194.5件に対し、DEX取引はわずか11.9件だった。プラットフォーム内で完結する行動パターンが鮮明で、仮想通貨の利用がDeFi全体に広がらず予測市場一点に集中するケースが多数確認された。

DEXを利用する場面でも、ステーブルコインのスワップや主要なL1・L2トークンの売買が取引量の79%を占め、ミームコインの割合は1%にとどまった。

ポリマーケットはポリゴン(Polygon)ブロックチェーン上で動作しているにもかかわらず、ユーザーのDEX取引量のうちポリゴン上で行われた割合は6%のみだった。資金の流れはチェーンの仕様ではなくアプリが決定しているとレポートは指摘する。

取引量10万ドル超かつDEX取引ゼロのいわゆる大口ユーザー層では、流入したUSDCの89%がプラットフォーム内のウォレット間で循環しており、取引所への資金引き出しは限定的だった。残高・取引・精算がプラットフォーム内で完結し、ブロックチェーンはあくまで裏側のインフラとして機能している実態が示された。

ワールドカップで顕在化した大衆市場としての規模

レポートはスポーツイベントとの連動にも言及している。2026年6月中旬のFIFAワールドカップ(FIFA World Cup)本格開幕期には、予測市場の1日取引高が60億ドル近くに達し、前週比で約5倍に拡大した。

同社はこの動きを「仮想通貨の話題を超え、大衆が大規模に流入している」と評価している。

同レポートは、予測市場ユーザーの特性を「アプリネイティブ・ステーブルコイン主体・イベント連動型」と定義した。

流動性プールの概念を知らないまま参加する層が中核を成しており、ウォレットや取引所にとっての示唆として、資金の入金・取引・決済をシームレスに提供し、ユーザーが技術的な仕組みを意識しなくて済む環境の整備が次の普及波を左右すると結論づけている。

関連記事:ポリマーケット、W杯中継でTV広告 優勝国予想の取引高30億ドル超に

Crypto Briefingが23日報じたところによると、予測市場プラットフォームのポリマーケットが6月15日、FIFAワールドカップのFox中継中にTV広告を初放映。同社サイトによると優勝予測市場の累計取引高は30億ドルを超えており、MLSやリーガMXとの提携も進め、主流スポーツ市場への進出を本格化させている。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/26 土曜日
11:05
米ブロック社、AIエージェント決済規格「x402」にビットコイン・ライトニングを導入
米ブロック社がAI決済のオープン規格を運営する「x402財団」に加入した。仮想通貨ビットコインのライトニング・ネットワークによる決済機能をx402に導入している。
10:12
ハイパーリキッド・ストラテジーズが70億円相当HYPE追加購入、大口ステーキング解除も観測
ハイパーリキッド・ストラテジーズに関連するウォレットが49.4万HYPEトークンを追加購入し、月間の購入量は551万HYPEに達した。一方で大口5件が合計98万HYPEのステーキング解除を開始した。
09:30
ビットゲット、流出経緯を一部説明|被害額は上方修正
ビットゲットCEOのグレイシー・チェン氏は25日、不正流出の調査進展を説明した。攻撃者はバックエンドシステムを侵害し資金移動を実行したが、秘密鍵漏えいはなく追加被害の恐れもないとした。
08:13
米証券決済大手DTCC、114兆ドル規模の資産トークン化開始へ=報道
米証券決済大手のDTCCが、自社インフラが扱う114兆ドル規模の資産を対象にブロックチェーン基盤のトークン化サービスを始動すると発表した。証券決済インフラのオンチェーン化が進めば、機関投資家の取引環境にも影響が及ぶとみられる。
07:40
米上場シークアンスがビットコイン財務戦略を終了、残りの314BTCを売却
シークアンスは、仮想通貨ビットコインの財務戦略を完全に終了したことを発表。残りの314BTCを売却したと説明し、今後は半導体事業の成長戦略に注力していくとした。
07:35
仮想通貨タスクフォースを主導したクリプトママ、米SECを10月2日退任
米証券取引委員会のパース委員が10月2日付で退任する意向を辞表で示した。仮想通貨業界で「クリプトママ」の愛称で知られ、トークン規制の枠組み整備などを主導してきた同氏は、11月からリージェント大学ロースクールで教壇に立つ。
06:35
ストライブ、ビットコイン保有企業のMSCI除外基準に明確性要求
米ナスダック上場のストライブは、MSCI指数の非事業会社除外案に書簡を送り、「事業資産」の定義の透明化を求めた。仮想通貨ビットコイン関連事業は事業活動に当たると主張。
06:02
金融庁、オンチェーン金融フォーラム初会合を9月30日に開催予定
金融庁は9月30日、「AI時代を見据えたオンチェーン金融フォーラム」の第1回会合を開催する予定。関係省庁等と連携し、オンチェーン金融の社会実装に向けた検討を始動させる。
05:45
米SEC、トークン買戻しや実用性宣伝は投資契約非該当と新FAQ公表
米SECの企業金融局は9月25日、仮想通貨資産の証券該当性に関する新FAQを公表した。機能中システムでのトークン買戻しや通常アップデートは投資契約に該当しないとの見解を示し、発行体の実務判断に影響する内容となっている。
05:00
ストラテジー、優先株の日次配当化を提案|ビットコイン調達強化狙い
ストラテジーは25日、優先株STRF・STRC・STRK・STRDの配当頻度を四半期・半月ごとから毎日払いへ変更する議案を示した。年間配当額は変わらないが、株価変動の縮小や資金調達力の向上が見込まれる。
09/25 金曜日
19:00
トークン化預金推進の新機構が10月に始動 黒田前日銀総裁らも参画
黒田前日銀総裁らが参画するデジタル通貨イノベーション機構が9月25日に設立会見。トークン化預金を中核に決済インフラの標準化や政策提言を進め、10月から本格始動する。
17:10
円建てステーブルコインEJPY、東芝など26社が実証参加を表明
日本ブロックチェーン基盤が、発行準備中の円建てステーブルコイン「EJPY」を軸とする実証プログラムを開始した。東芝やSCSKなど26社・団体が参加を表明。参加費は無料で、2027年2月までの約半年間(予定)、送金・決済やRWA決済での活用を検討する。
15:57
バイナンスの1日のビットコイン純流出、2023年以来最大=アナリスト
クリプトクアントのDarkfost氏によると、バイナンスからのビットコイン純流出が1日で1万3800BTCを超え、2023年以来の最大規模に達した。準備金は4日間で約2万BTC減少。出遅れた投資家のFOMOが背景にあるとの見方を示した。
14:51
ビットゲット、5500ビットコインの保護基金で損失負担へ 北朝鮮系集団関与か
仮想通貨取引所ビットゲット(Bitget)は、約3億5,160万ドルの不正流出による損失を、5,500BTCを保有するユーザー保護基金で負担すると表明した。秘密鍵の流出は否定し、CEOは北朝鮮系集団の関与の可能性にも言及した。
13:58
パースSEC委員、ゼロ知識証明でKYC改革を提言 過度のデータ収集から事実の証明重視へ
米SECのヘスター・パース委員がは、現行KYC/AMLの「データを集めるほど良い」という前提を批判し、ゼロ知識証明を用いた属性証明型の本人確認への転換を提言した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧